この記事でわかること
- VPL-PHZ61を明るさ/画質/低遅延/携帯性/静音の5軸で評価
- VPL-PHZ51との違い(明るさ・会議室適応力・運用余裕)
- 中〜大きめ会議室の常設・置き替えで失敗しない選び方の要点
※本記事はまとめ記事②(設置・法人向け レーザー)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ SONY 業務用レーザープロジェクターおすすめ|VPL-FHZ/PHZ 比較(会議室・講義室・大空間)
結論:“省スペース×高輝度”。VPL-PHZ61は明るい会議室でも見やすく、設置自由度が高い
VPL-PHZ61はレーザー光源・WUXGA(1920×1200)の設置向けモデル。コンパクト筐体ながら高輝度と静音の両立で、明るい会議室や常時点灯の講義室でも視認性を確保。設置のしやすさ(短い投写距離/柔軟な調整)が実務に効きます。画質は業務用途相応で、プレゼン・資料・動画の混在運用にバランス良く対応します。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | VPL-PHZ61 |
| タイプ | レーザー光源/WUXGA(設置・法人向け) |
| 想定用途 | 中〜大きめ会議室/講義室/多目的スペースの常設 |
| 主な特徴 | コンパクト筐体で扱いやすい/高輝度で明るい環境でも見やすい/静音運用がしやすい |
| 参考価格(執筆時点) | 約40.7万円 |
参考:メーカー公表仕様/主要ECの価格レンジ(常設用途の適合と運用性を基準に要点整理)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 明るさ:窓明かりの会議室でも“読める”輝度
- 周囲照明が落とせない状況でも、文字・グラフの視認性が保ちやすい。ホワイトボード併用のプレゼンにも対応。
- 投写距離を短めに確保しつつ、100〜150型級での運用が現実的。サイズアップ時も余裕ある見やすさ。
② 画質:資料〜動画の“業務標準”に最適化
- WUXGAでPC資料の解像感は十分。細線・小さな文字も崩れにくく、色分けグラフも判別しやすい。
- 映画的な階調表現は上位ホームシアター機に譲るが、講義動画・プロモ映像の再生には過不足ない。
③ 低遅延:一般的な会議・講義用途に十分
- ビデオ会議・資料操作・デモ再生での入力応答は良好。eスポーツ的超低遅延を求めないなら問題なし。
- ソース側の映像モードを整えると、ポインタ追従なども快適に。
④ 携帯性:省スペース設置で運用がラク
- コンパクト筐体で天吊り・棚置きの選択肢が広い。既存設備の更新でも入れ替えがスムーズ。
- 短い投写距離・調整幅により、スクリーンまでの距離が取りにくい部屋でもサイズを確保。
⑤ 静音:常時点灯でも“会話を妨げにくい”
- 標準運転はファン音が控えめ。授業・会議の集中を損ねにくい。
- 吸排気のクリアランスを確保すると、熱だまりによる回転数上昇を抑えられ静かさが安定。
比較:同帯のSONY(PHZ51/FHZ80)とどっちを選ぶ?
| 項目 | VPL-PHZ51 | VPL-FHZ80 | VPL-PHZ61 |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 中小会議室の定番・コスパ重視 | 会議室の標準解(常用明るさ) | コンパクト×高輝度の万能機 |
| 向く人 | 費用最優先/静音&設置のしやすさ重視 | 日常運用の“定番明るさ”を確保 | 明るい環境でサイズを取りたい |
| 参考価格 | 約32.4万円 | 約80.4万円 | 約40.7万円 |
口コミの傾向
「明るい室内でもスライドの文字が読みやすい」
「本体がコンパクトで設置更新がスムーズ」
「ファン音が静かで講義の邪魔にならない」
「映画鑑賞の画作りはホームシアター機に劣る」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


コメント