この記事でわかること
※本記事はまとめ記事②(設置・法人向け レーザー|FHZ/PHZ)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ SONY 業務用レーザープロジェクターおすすめ|VPL-FHZ/PHZ 比較(会議室・講義室・大空間)
結論:“会議室の標準解”。VPL-FHZ80は6,000lm級の明るさと運用性で、日常の見やすさを底上げ
VPL-FHZ80はレーザー光源/WUXGA(1920×1200)の設置向けモデル。約6,000lm級の高輝度で明るい会議室でも資料が見やすく、レンズシフト・ズームで設置自由度も十分。画質とコストのバランスが良く、常設の“使いやすい基準機”としてまとまっています。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | VPL-FHZ80 |
| タイプ | レーザー光源/WUXGA(設置・法人向け) |
| 想定用途 | 会議室・講義室の常設/プレゼン・資料投影・動画視聴 |
| 主な特徴 | 約6,000lm級の高輝度/広いレンズシフト/レーザーで長寿命運用 |
| 参考価格(執筆時点) | 約80.4万円 |
出典:SONY 公式商品情報(VPL-FHZ80|仕様)/主要ECの商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 明るさ:6,000lm級で“消せない照明下”でも読める
- 約6,000lm級の高輝度により、会議室の常時点灯でも資料のコントラストが保たれやすい。
- 100〜150型クラスでも視認性が安定。昼会議・研修の“見える”を担保します。
② 画質:WUXGAで資料に最適。動画も破綻なく
- WUXGA(1920×1200)で細部が潰れにくく、グラフや小さな文字も読み取りやすい。
- 色再現はバランス型。写真・動画の再生も破綻は少なく、汎用プレゼンに十分。
③ 低遅延:一般用途向け。双方向性は“軽い操作”まで
- ビデオ会議・画面共有では問題になりにくいが、高速応答が必要なゲームやインタラクティブ用途は不向き。
- マウス操作やスライド送り程度のレベルでは快適。
④ 携帯性:常設前提の据置サイズ
- 標準据置の筐体で、常設・天吊り前提。持ち運びや現場転用は想定外。
- レンズシフト・ズームが広く、現場の制約に合わせやすいのが強み。
⑤ 静音:標準的。講義・会議の妨げになりにくい
- ファン音は運用中も目立ちにくい標準レベル。静かな講義室でも許容範囲。
- 吸排気の確保と定期的な清掃で、体感騒音をさらに抑えられます。
比較:FHZ85/PHZ61とどっちを選ぶ?
| 項目 | VPL-FHZ85 | VPL-PHZ61 | VPL-FHZ80 |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 中大会議室〜講義室の上位 | 省スペース×高輝度の万能機 | 会議室の“標準解” |
| 明るさ | より高輝度で余裕 | 明るいが省スペース優先 | 約6,000lm級で十分 |
| 設置性 | シフト幅広い | 小型で置きやすい | シフト・ズームで柔軟 |
| 価格感 | 約89.6万円 | 約40.7万円 | 約80.4万円 |
口コミの傾向
「明るくて会議室でもくっきり見える」
「設置の自由度が高く、既存環境に合わせやすい」
「レーザーで運用コストが読みやすい」
「4Kでない点は割り切りが必要」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:会議室・講義室の常設/明るい環境での資料投影/設置柔軟性と運用コストのバランス重視
- 向かない人:4K高精細を最優先(→ ホームシアターまとめ)/さらに高輝度が必要(→ VPL-FHZ85)/省スペース優先(→ VPL-PHZ61)


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