この記事でわかること
- HT-SB117を音質/立体感/低音/接続/操作性の5軸で評価
- HT-SB700との違い(迫力・立体感・接続の幅)
- 「まずはテレビの聞き取り改善」重視の入門モデルとしての選び方の要点
※本記事はまとめ記事01(AQUOS サウンドバー|2モデル比較)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ SHARP AQUOS サウンドバーおすすめ比較|テレビの音質を底上げする人気2モデルの違いと選び方
結論:“まずは聞きやすく”。HT-SB117はセリフの明瞭度と設置の手軽さを重視した入門機
HT-SB117は薄型・バー単体のAQUOSサウンドバー。テレビ前に置きやすいスリム設計で、ニュースやドラマのセリフをクリアに。低音や立体感の派手さよりも、聞き取り改善とシンプル操作を優先したい人にちょうど良い選択肢です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | HT-SB117 |
| タイプ | 薄型サウンドバー(バー単体・2.0ch相当) |
| 想定ユーザー | 初めての外部スピーカー/省スペース設置/セリフ重視の視聴 |
| 主な特徴 | セリフ強調の聞き取りやすさ/シンプル接続と操作/テレビ前に置きやすい低背設計 |
| 参考価格(執筆時点) | 約1.6万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:メーカー商品情報(入出力・サイズ)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 音質:セリフが前に出る“聞き取り重視”
- テレビ内蔵より中高域の明瞭度が上がり、ニュースやドラマのセリフが聞き取りやすい。
- 音量を上げなくても情報量が増えるため、夜間視聴でも快適。
② 立体感:自然な広がり。包囲感は控えめ
- バー単体らしい素直なステレオ拡張。定位は安定し、BGMやバラエティ視聴に好相性。
- 映画の包囲感を重視するなら、HT-SB700も検討。
③ 低音:量感より“過不足の少なさ”
- サブウーファー非搭載のため重低音の迫力は控えめ。ただし中低域の土台は整って聴きやすい。
- 集合住宅や深夜視聴で響きすぎない安心感がある。
④ 接続:シンプルで迷いにくい
- 光デジタル/AUX中心のベーシック構成。テレビ側の出力端子を事前に確認しておくと安心。
- 設定はシンプルで、はじめての外部スピーカー導入でも手順が追いやすい。
⑤ 操作性:迷わない基本操作
- 音量と入力切替を中心に直感的な操作が可能。サウンドモードの切替もわかりやすい。
- 本体表示やインジケータが過不足なく見やすいのも入門向け。
注意・割り切りポイント
- 映画の立体感や迫力重視なら、上位のHT-SB700も比較に。
- テレビの光デジタル出力の有無を事前に確認。端子が少ないテレビは接続計画を。
比較:HT-SB700とどっちを選ぶ?
| 項目 | HT-SB117 | HT-SB700 |
|---|---|---|
| 位置づけ | 入門・聞き取り改善 | 臨場感と設置性のバランス |
| 向く人 | セリフ重視・省スペース・初外部スピーカー | 映画・スポーツを迫力アップ |
| 価格感 | 約1.6万円 | 約2.7万円 |
口コミの傾向
「テレビよりセリフがはっきり聞こえる」
「設置が簡単で省スペース」
「操作がシンプルで迷わない」
「低音や迫力は控えめ」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:セリフの聞き取り改善/省スペース設置/初めての外部スピーカー導入
- 向かない人:映画の臨場感・重低音を最優先(→ HT-SB700)


コメント