この記事でわかること
- GRAN Drip 7653JPを味わい/速さ/手入れ/多機能/静音の5軸で評価
- GRAN Drip 7651JP(ガラス)と7653JP(サーモ)の違い(保温方式・静音・運用の差)
- “保温プレートなしで香味を守りたい”人に向く選び方の要点
※本記事はまとめ記事①(Russell Hobbsコーヒーメーカー)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ Russell Hobbsコーヒーメーカーおすすめ比較|Attentiv/GRAN/ベーシック/タンブラードリップの選び方
結論:サーモカラフェで“静かに長保温”。7653JPは日常の手間と味の両立がしやすい
GRAN Drip 7653JPは8カップ・ドリップ・サーモカラフェ。ステンレス二重構造により保温プレート不要で、抽出後の香味を穏やかにキープ。多孔シャワー×ゴールドフィルターで香り立ちを引き出し、アロマ(濃度)調整とタイマーも装備。静音と味わい維持を重視する家庭用の“ちょうど良い万能機”です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | GRAN Drip 7653JP |
| タイプ | 8カップ・ドリップ(サーモカラフェ/保温プレートなし) |
| 主な特徴 | 多孔シャワー/ゴールドフィルター/アロマ(濃度)調整/タイマー/オートオフ |
| 想定シーン | 家族の朝コーヒー/来客前に抽出→テーブル持ち出し/在宅ワークの飲み継ぎ |
| 参考価格(執筆時点) | 約1.7万円 |
出典:Russell Hobbs 公式商品情報・主要EC商品ページ(仕様・価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 味わい:多孔シャワー×ゴールドフィルターで香りとコクを両立
- 多孔シャワーが粉全体に均一に散湯し、ムラを抑えた抽出に寄与。ペーパーレスのゴールドフィルターでオイル分も感じやすい。
- アロマ(濃度)調整で“平日さらり/休日しっかり”の味作りが簡単。中深煎り〜深煎りとも好相性。
② 速さ:8カップでも待ち時間が実用的
- 出力と散湯効率のバランスが良く、家族分の抽出もスムーズ。朝の支度と並行しやすい。
- タイマーで起床時にできたてを用意でき、体感の待ち時間を圧縮。
③ 手入れ:部品点数は少なめ、毎日の洗浄が続けやすい
- サーモカラフェは保温プレート残渣が付かないため底面清掃の手間が軽い。フィルター/フィルターバスケット/カラフェの洗浄で完結。
- 定期のクエン酸洗浄ガイドに従えば、湯通りと香味の安定を維持しやすい。
④ 多機能:濃度調整×タイマー×オートオフで“ちょうど良い”
- アロマ(濃度)調整・タイマー・オートオフを搭載。日常運用で必要十分の装備。
- サーモカラフェなので持ち出し保温が得意。来客時もテーブルで温かさを維持。
⑤ 静音:保温プレートなし構成で運転音と余熱音が控えめ
- サーモカラフェ採用でプレート加熱音が発生しないため、抽出後は特に静か。LDKでも馴染みやすい。
- 保温が“余熱維持型”なので、香味の劣化が穏やかなのもメリット。
注意・割り切りポイント
- サーモカラフェはガラスよりやや重量級。片手注ぎは慣れが必要。
- 保温プレートは非搭載のため、抽出直後の温度感を重視する場合は早めのサーブが吉(長時間放置は保温低下)。
- 予算を抑えるならGRAN Drip 7651JP(ガラス×保温プレート)も検討を。
比較:7651JP(ガラス)とどっちを選ぶ?
| 項目 | GRAN Drip 7651JP | GRAN Drip 7653JP |
|---|---|---|
| カラフェ | ガラス(保温プレートあり) | サーモ(保温プレート不要) |
| 静音 | 標準 | 高い(プレート音なし) |
| 運用 | 置き保温が得意 | 持ち出し保温が得意 |
| 価格感 | 約1.1万円 | 約1.7万円 |
口コミの傾向
「サーモで温度キープ、香りが長続き」
「抽出音・保温音が控えめで静か」
「濃度調整で気分に合わせやすい」
「カラフェが少し重い」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:静音性と香味維持を重視/抽出後にテーブルで飲み継ぐ/濃度調整とタイマーを使い分けたい
- 向かない人:より安価・10カップが良い(→ 7651JP)/多機能最上位が良い(→ Attentiv 8000JP)


コメント