この記事でわかること
- Max 705 Vac AutoEmptyを吸引力/自動収集/水拭き/賢さ/静音の5軸で評価
- Max 705 Combo AutoWashとの違い(拭き無しの割り切りと強力AutoEmptyの運用利点)
- 毛ゴミ・砂利が多い住環境で“捨てる手間を最小化”する選び方の要点
※本記事はまとめ記事①(Maxシリーズ|フラッグシップ)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ iRobot Roomba フラッグシップおすすめ|全自動ステーション(AutoWash/AutoEmpty)上位モデルを比較
結論:“吸引×自動収集”特化の完成形。Max 705 Vac AutoEmptyは毛ゴミ多めの家で最適解
iRobot Roomba Max 705 Vac AutoEmptyは、強吸引と大容量AutoEmptyに振り切った上位モデル。拭き掃除を割り切る代わりに、毛ゴミ・砂利・粉じんの集じん安定性と集約・保管の手離れを最大化。複数ペット/砂埃の入りやすい間取りで真価を発揮します。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | Max 705 Vac AutoEmpty |
| タイプ | ロボット掃除機(吸引特化)+AutoEmptyステーション |
| 想定ユーザー | 拭き不要/毛ゴミ多め/“捨てる手間”を極小化したい世帯 |
| 主な特徴 | 強力吸引/大容量自動収集/高精度マッピングと障害物回避 |
| 参考価格(執筆時点) | 約17.8万円 |
価格は時期・店舗で変動します。最新価格はリンク先をご確認ください。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 吸引力:毛ゴミ・砂利を“逃がさない”強い負圧
- 高トルクのメインブラシ×強力吸引で、毛の巻き込みや砂粒の取り残しを抑制。
- 厚手ラグの縁やフローリングの溝でも一筆で回収しやすい挙動。
② 自動収集:大容量AutoEmptyで“数週間ノータッチ”運用
- 大容量ダストバッグに自動集約。ペット多頭でも捨て頻度が大幅低減。
- 紙袋式で粉じんの再飛散が起きにくい。交換はワンタッチで簡単。
③ 水拭き:非対応を割り切る代わりにメンテの手間が軽い
- 水拭きは非対応(1)。吸引専念で日々のメンテを最小化。
- 拭き作業は別日や別機に任せる運用で、毛ゴミ主体の家庭に最適化。
④ 賢さ:高精度マッピング+障害物回避でロスを削減
- 間取り学習でエリア清掃・時間指定が実用的。家具縁の沿い走行も安定。
- ケーブルや小物は認識・回避に優れ、スタックが少ないのが長所。
⑤ 静音:通常走行は控えめ、収集時はパワー音あり
- 清掃時の走行音は実用的な静かさ。夜間はスケジュール調整が安心。
- ステーションの自動収集音は一時的に大きめ。時間指定で回避可能。
注意・割り切りポイント
- 水拭きは不要という明確な割り切りが前提。拭きも任せたいならMax 705 Combo AutoWashが候補。
- ステーション置き場は前面・左右の余裕を確保。ダストバッグ交換の動線も考慮を。
比較:Max 705 Combo AutoWash/Plus帯とどっちを選ぶ?
| 項目 | Max 705 Combo AutoWash | Plus 505 Combo AutoWash | Max 705 Vac AutoEmpty |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 最上位コンボ(洗浄・乾燥まで) | 中位コンボ(AutoWash対応) | 最上位“吸引×自動収集”特化 |
| 清掃スタイル | 吸う+拭く+洗う | 吸う+拭く+洗う | 吸う(拭き非対応) |
| 向く人 | 床リセットを一括で任せたい | コスパで拭きも欲しい | 毛ゴミ主体/捨ての手間を最小化 |
| 参考価格 | 約22.8万円 | 約13.5万円 | 約17.8万円 |
口コミの傾向
「毛が多い季節でもダストバッグが長持ち」
「吸引力が強く、砂のザラつきが消える」
「ステーション任せで捨てが本当にラク」
「収集時の音が大きい。時間指定で回避が必要」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:毛ゴミ・砂利が多い/拭きは不要/“捨てる手間”を極小化したい/安定した吸引を最優先
- 向かない人:一度で吸引+拭きまで任せたい(→ Max 705 Combo AutoWash)/初期費用を抑えたい(→ Plus 505 Combo AutoWash)


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