「多機能」モデルは何を基準に選べばいい？

まず炊き分け（食感調整）を重視するか、調理（低温・自動調理）を重視するかを決めると、候補が絞れます。

圧力IHと真空IHはどっちが向く？

炊き上がりの“芯まで感”を狙うなら圧力IH、扱いやすさや日常の回しやすさ重視なら真空IHが向きます。

調理メニューが多いモデルの注意点は？

炊飯以外で使うほど、手入れ負担が効きます。パーツ点数や洗いやすさも一緒に確認したいところです。

ごはんを冷凍する家庭でも多機能は必要？

必要です。冷凍運用が多いほど、炊き分けや保温の安定が満足度に直結します。

5合炊飯器多機能おすすめ｜調理もこなす10選を比較

この記事でわかること

5合炊飯器（ミドル）の多機能・調理対応モデル10台の違い
炊き分け／調理メニュー／健康系を優先した選び方の要点
用途別おすすめ：炊き分け重視／ごはん＋自動調理／省スペース多機能
あわせて読む：旨味重視 → 旨味まとめ／時短重視 → 時短まとめ／手入れ簡単 → 手入れまとめ／保温重視 → 保温まとめ

要点
主要モデル比較表
モデル別徹底解説
用途別の選び方（早見）
FAQ
【独断と偏見】推し3選（多機能・調理対応）
関連リンク

要点

多機能の中身は「炊き分け（食感調整）」か「調理（低温・パン・自動調理）」かで選び方が変わる
炊飯の土台は圧力IH（芯まで）／真空IH（扱いやすさ）／実用IH（コスパ）で性格が分かれる
手入れと続けやすさは、毎日使うほど効く。調理メニューが多いほど手入れの負担も要確認
保温も見逃しがち。作り置きや冷凍導線があるなら、保温の安定感も重視したい

主要モデル比較表

モデル名をクリックすると詳細レビューへ。

モデル	容量・特徴（短）	主要特徴	強み（レーダー要約）	参考価格（執筆時点）
象印　極め炊き NW-JY10	5.5合・炊き分け重視	食感調整が厚く、好み最適化に強い。	炊き分け特化で多機能を優先して使える。	約35,000円
東芝　真空圧力IH RC-10SGX	5.5合・圧力IH入門	真空×圧力で基本を押さえたコスパ帯。	圧力のふっくら感と扱いやすさが両立しやすい。	約48,000円
東芝　真空IH RC-10RXA	5.5合・操作性重視	メニューが分かりやすく、迷いにくい設計。	手入れと機能のバランスで日常運用しやすい。	約55,000円
Panasonic　SR-CR10B	5合・多機能＋省スペース	ごはん＋αの調理に広げやすい実用多機能。	多機能と時短を取り込みつつ置き場所に強い。	約29,000円
アイリスオーヤマ　RC-IGA50	5.5合・健康＋自動調理	糖質系などの健康メニューと自動調理で幅が広い。	ごはん以外にも強く、献立の選択肢が増やせる。	約15,000円
アイリスオーヤマ　RC-IL50	5.5合・低温/パン対応	低温調理・パンなど、用途の広さが売り。	調理の幅を優先しつつ、価格も抑えやすい。	約13,000円
アイリスオーヤマ　RC-ILA50	5.5合・計り炊き	計量・銘柄など“使い勝手寄り多機能”。	使い方を広げつつ、手入れも現実的に回しやすい。	約13,000円
タイガー　炊きたて JPW-X100	5.5合・中位上限	多機能×高火力で満足感を作りやすい。	炊飯も機能もバランス良く、万人向けにまとめやすい。	約33,000円
タイガー　炊きたて JPV-X100	5.5合・上位寄り	味と実用を両立しやすい上位寄りの構成。	多機能を押さえつつ、炊き上がりにも妥協しにくい。	約35,000円
日立　ふっくら御膳 RZ-V100JM	5.5合・万能寄り	蒸気カット×保温の実用差分で日常満足度を上げる。	多機能と保温が強く、毎日運用が安定しやすい。	約35,000円

出典：各メーカー公式商品情報（仕様・機能）／主要EC商品ページ（価格レンジ確認）／取扱説明書記載の手入れ要件。

モデル別徹底解説

評価の算出根拠：メーカー公表機能（炊き分け・調理・保温・手入れ）と、シリーズ内の位置づけ、主要ECレビュー傾向を基準に5軸で比較。

象印　極め炊き NW-JY10：炊き分けで“好み最適化”を狙う多機能枠

極め炊き NW-JY10

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要点：炊き分け・食感調整を主役にできる多機能モデル
要点：好みの寄せ方が明確な人ほど満足度が上がりやすい
参考価格（執筆時点）：約35,000円
詳細レビュー：詳細レビュー（NW-JY10）

東芝　真空圧力IH RC-10SGX：圧力IHを“まず試す”入門多機能

真空圧力IH RC-10SGX

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要点：真空圧力IHの入門側で、基本性能を押さえて迷いにくい
要点：“調理特化”より、日常の炊き上がりと扱いやすさを優先
参考価格（執筆時点）：約48,000円
詳細レビュー：詳細レビュー（RC-10SGX）

東芝　真空IH RC-10RXA：操作性とメニューの“迷わなさ”で選ぶ

真空IH RC-10RXA

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要点：真空IHの扱いやすさで、日常の運用負担を下げやすい
要点：“圧力で味を詰める”より、メニュー/操作性で選びたい人向け
参考価格（執筆時点）：約55,000円
詳細レビュー：詳細レビュー（RC-10RXA）

Panasonic　SR-CR10B：省スペースで“ごはん＋α”を回す実用多機能

SR-CR10B

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要点：Panasonicの多機能実用枠で、ごはん＋αに広げやすい
要点：省スペース運用と実用メニューを両立したい家庭向け
参考価格（執筆時点）：約29,000円
詳細レビュー：詳細レビュー（SR-CR10B）

アイリスオーヤマ　RC-IGA50：健康系＋自動調理で“ごはん以外”を増やす

RC-IGA50

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要点：健康系と自動調理で“ごはん以外”の比重を上げやすい
要点：多機能を優先したいが、価格も抑えたい人向け
参考価格（執筆時点）：約15,000円
詳細レビュー：詳細レビュー（RC-IGA50）

アイリスオーヤマ　RC-IL50：低温・パン対応の“器用型”

RC-IL50

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要点：低温・パンなど“用途の広さ”で多機能を取りに行くタイプ
要点：時短最優先より、調理のバリエーション重視に向く
参考価格（執筆時点）：約13,000円
詳細レビュー：詳細レビュー（RC-IL50）

アイリスオーヤマ　RC-ILA50：“計り炊き”で使い勝手寄りの多機能

RC-ILA50

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要点：銘柄や計量など、日々の使い勝手に寄せた多機能
要点：調理特化より、実用機能を積み上げたい人向け
参考価格（執筆時点）：約13,000円
詳細レビュー：詳細レビュー（RC-ILA50）

タイガー　炊きたて JPW-X100：中位上限の“満足感”を多機能で作る

タイガー炊きたて JPW-X100

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要点：JPWの上限側で、機能と炊飯の両面を堅実に底上げ
要点：バランス重視で“多機能も欲しい”家庭の受け皿
参考価格（執筆時点）：約33,000円
詳細レビュー：詳細レビュー（JPW-X100）

タイガー　炊きたて JPV-X100：上位寄りの高バランスで“味と実用”を両立

タイガー炊きたて JPV-X100

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要点：JPVの上位寄りで、味と使い勝手の両立を狙いやすい
要点：調理特化というより“炊飯の満足感も欲しい”多機能派向け
参考価格（執筆時点）：約35,000円
詳細レビュー：詳細レビュー（JPV-X100）

日立　ふっくら御膳 RZ-V100JM：蒸気・保温の実用差分で万能寄りに強い

ふっくら御膳 RZ-V100JM

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要点：蒸気カットや保温の実用差分で、日常の満足感を底上げしやすい
要点：調理だけでなく、作り置き・冷凍導線まで含めて選びたい人向け
参考価格（執筆時点）：約35,000円
詳細レビュー：詳細レビュー（RZ-V100JM）

用途別の選び方（早見）

用途	おすすめ	理由
炊き分け（食感調整）を最優先	象印　極め炊き NW-JY10	好みの食感に寄せる“多機能の核心”が強い。
省スペースで調理にも広げたい	Panasonic　SR-CR10B	ごはん＋αを現実的に回しやすい実用多機能。
健康系・自動調理を増やしたい	アイリスオーヤマ　RC-IGA50	健康メニューと自動調理で“使い道”が作りやすい。
圧力IHをまず試したい（基本重視）	東芝　真空圧力IH RC-10SGX	圧力のふっくら感を入門価格帯で取り入れやすい。
作り置き・保温も含めて万能に	日立　ふっくら御膳 RZ-V100JM	蒸気・保温の実用差分で日常の満足感が安定しやすい。

FAQ

質問	答え
「多機能」モデルは何を基準に選べばいい？	まず炊き分け（食感調整）を重視するか、調理（低温・自動調理）を重視するかを決めると、候補が絞れます。
圧力IHと真空IHはどっちが向く？	炊き上がりの“芯まで感”を狙うなら圧力IH、扱いやすさや日常の回しやすさ重視なら真空IHが向きます。
調理メニューが多いモデルの注意点は？	炊飯以外で使うほど、手入れ負担が効きます。パーツ点数や洗いやすさも一緒に確認したいところです。
ごはんを冷凍する家庭でも多機能は必要？	必要です。冷凍運用が多いほど、炊き分けや保温の安定が満足度に直結します。