この記事でわかること
- PT-CMZ50Jを明るさ/画質/遅延/携帯/静音の5軸で評価
- PT-TMZ400J(UST・省スペース)/PT-VMZ6STJ(短焦点・バランス)との違い(光量・設置自由度・運用負荷)
- “影を抑えて大画面”が必須の体験型展示/サイネージ/会議・教室の前方投写での選び方
※本記事はまとめ記事⑦(短焦点/超短焦点)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ Panasonic 短焦点/超短焦点おすすめ|投写距離の制約を解決する導入モデル
結論:“近接×高出力”。PT-CMZ50Jは省スペースで大画面を作りたい現場に向く
PT-CMZ50Jは、超短焦点で80~120型(16:10)の投写に対応するモデルです。光出力5,200 lmとWUXGA(1920×1200)で、明るい室内でも情報を見せたい用途に合わせやすいのが魅力。展示・サイネージや、前方投写で人影を抑えたい教室・会議の導入候補になります。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | PT-CMZ50J |
| タイプ | 超短焦点(UST)/WUXGA |
| 想定ユーザー | 体験型展示・サイネージ・教室/前方投写での影軽減を重視 |
| 主な特徴 | 光出力 5,200 lm/投写画面サイズ 80~120型(16:10)/360°設置フリー |
| 参考価格(執筆時点) | 約34.9万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:仕様表 – PT-CMZ50J – パナソニック コネクト/主要EC商品ページ。
購入・価格チェック
実用レビュー

出典:仕様表 – PT-CMZ50J – パナソニック コネクト/主要EC商品ページ。
① 明るさ:USTでも“見える”を担保する高出力
- 光出力は5,200 lm。照明下でも情報を見せたい用途に合わせやすい。
- 投写画面サイズは80~120型(16:10)。想定サイズが決まっている現場で組み立てやすい。
- コントラスト比(全白/全黒)は3,000,000:1(条件付き)。メリハリ重視の設定で使える指標になる。
「明るい場所でも成立させたい」「サイズを決め打ちで運用したい」現場に向く明るさ設計です。
② 画質:WUXGAで細部の“読みやすさ”
- 解像度はWUXGA(1920×1200)。
- 画素数は2,304,000画素(1920×1200ドット)。
- 映像処理としてDetail Clarity Processor 4が挙げられている。
- コントラスト制御としてDynamic Contrastが挙げられている。
細かい文字やUIを「読ませる」用途で、解像度の安心感を重視する人に合います。
③ 遅延:運用側で詰めやすい“制御・連携”
- LAN経由の制御にPJLink™(Class2)が対応。
- LAN経由の制御にCrestron Connected™が対応。
- LAN経由の制御にAMX® DDが対応。
- 対応ソフトウェアとしてPresenter Light ソフトウェア(Windows®用)がある。
- 対応アプリとしてWireless Projector アプリ(iOS/Android™用)がある。
複数台の管理や、会議・授業の「つなぎ替え」を減らしたい運用で選びやすい構成です。
④ 携帯:USTゆえの“設置自由度”を現場目線で
- スローレシオは0.235:1(16:10)。
- 投写距離は80型で1 cm(16:10)。
- デジタルズーム拡張により、換算スローレシオは0.235~0.288:1(16:10)。
- 360°設置フリー(水平/垂直)。
- 外形寸法(脚および突起部を含まず)は495×160×421 mm。
- 質量は9.5 kg。
「置ける場所が限られる」「角度の制約がある」会場ほど、設置条件の強さが効いてきます。
⑤ 静音:常時稼働の“空間馴染み”
- 騒音はノーマル 34 dB。
- 騒音はECO 34 dB。
- 騒音は静音 25 dB。
- スピーカーは10 W(モノラル)。
会議室や教室など「音が気になる距離」で使うなら、静音モードの数値が判断材料になります。
注意・割り切りポイント
- 投写画面サイズは80~120型(16:10)。この範囲外の運用を前提にする人には合いにくい。
- HDMI入力は4K/30p 信号入力対応。4K/60pなどを前提にする構成は別機種も検討したい。
- HDMI出力は4K/30p 信号出力対応。出力側も同様に信号条件を揃える必要がある。
比較:PT-TMZ400J/PT-VMZ6STJとどっちを選ぶ?
| 項目 | PT-TMZ400J(UST) | PT-VMZ6STJ(短焦点) | PT-CMZ50J(UST) |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 省スペース重視のエントリーUST | 短焦点の定番バランス | UST×高出力の中核 |
| 向く現場 | 小教室・壁寄せ簡易導入 | 会議室の柔軟設置・天吊 | 体験展示・サイネージ・大教室 |
| 価格感 | 約29.4万円 | 約80.4万円 | 約34.9万円 |
口コミの傾向
「壁際設置で大画面、現場の動線が取りやすい」
「明るい室内でも文字が読みやすい」
「タッチの追従が良く、説明が止まらない」
「初期設置の微調整に時間がかかる」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:体験型展示・サイネージ運用/教室・会議の前方投写で影を減らしたい/投写サイズを80~120型(16:10)で組める
- 向かない人:奥行きに余裕がありコスト最優先(→ PT-TMZ400J)/天吊や長距離投写で構成(→ PT-VMZ6STJ)