この記事でわかること
- Panasonic 4Kレーザープロジェクターの最上位帯の違いと選び方
- 比較軸は明るさ/画質/低遅延/携帯性/静音の5項目で統一
- 用途別おすすめ:大型演出・常設/XR・インタラクティブ/機動力重視の4K
- あわせて読む:WUXGA高輝度 → REZ/FRZまとめ / 3LCD高輝度 → MZハイレンジ
失敗しない選び方(要点)
| 観点 | 見るポイント | 理由 |
|---|---|---|
| 明るさ | 光出力(lm)/レンズ選択 | 大画面・照明下での視認性と演出自由度が決まる |
| 画質 | 4K処理・色再現/補正(幾何・ブレンディング) | 高精細投写・マルチプロジェクションの完成度に直結 |
| 低遅延 | 高フレーム入力/低遅延モード | XR・インタラクティブ演出での追従性が向上 |
| 携帯性 | 筐体サイズ・質量/可搬設計 | レンタル・多拠点運用で段取りが軽くなる |
| 静音 | 冷却設計/静音モード | 講演・展示空間で没入感を損ねにくい |
主要モデル比較(4K DLPレーザー)
モデル名をクリックすると詳細レビューへ。
| モデル | 構成 | 主要特徴 | 強み | 参考価格(執筆時点) |
|---|---|---|---|---|
| PT-REQ12JL | 4K・DLP・レーザー | 4K×高輝度で大箱の映像演出を一台で。 | 明るさ5/画質5。フラッグシップの完成度。 | 約353.4万円 |
| PT-REQ10JL | 4K・DLP・レーザー | フラッグシップ画質をコスト最適化。 | 画質5×価格バランス。常設・演出の軸。 | 約312.2万円 |
| PT-RQ7JL | 4K・DLP・レーザー | 扱いやすい出力で4K演出を柔軟に。 | 画質5×機動力。中規模〜可搬に好適。 | 約247.8万円 |
| PT-RQ6JL | 4K・DLP・レーザー | 中〜大型会場の高精細常設に好適。 | 画質5×標準運用性。常設の王道。 | 約215.1万円 |
| PT-FRQ60J | 4K・DLP・レーザー | 240Hz級の演出・インタラクション用途に。 | 低遅延5×高フレーム。体験演出に強い。 | 約117.8万円 |
出典:Panasonic 公式商品情報(各モデルの仕様)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)/カタログ記載仕様。
モデル別 徹底解説
評価の算出根拠:メーカー公表データ(光出力・解像度・筐体)と設計要素、主要ECレビュー傾向を基準に5軸で比較。
PT-REQ12JL:4K高輝度の最上位
- 向く用途:大型会場・大画面演出/高精細常設
- 参考価格(執筆時点):約353.4万円
- 詳細レビュー:詳細レビュー(PT-REQ12JL)
PT-REQ10JL:4K×演出向けの主力
- 向く用途:演出・講演の両立/常設のコスト最適化
- 参考価格(執筆時点):約312.2万円
- 詳細レビュー:詳細レビュー(PT-REQ10JL)
PT-RQ7JL:機動力のある4K高精細
- 向く用途:可搬前提のイベント/中規模会場の高精細演出
- 参考価格(執筆時点):約247.8万円
- 詳細レビュー:詳細レビュー(PT-RQ7JL)
PT-RQ6JL:4K入門上位の王道
- 向く用途:中〜大型会場の常設/高精細投写の標準解
- 参考価格(執筆時点):約215.1万円
- 詳細レビュー:詳細レビュー(PT-RQ6JL)
PT-FRQ60J:4K/高フレーム×低遅延
- 向く用途:XR・インタラクティブ演出/高速コンテンツ投写
- 参考価格(執筆時点):約117.8万円
- 詳細レビュー:詳細レビュー(PT-FRQ60J)
用途別の選び方(早見)
| 用途 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 大型会場で高精細×高輝度 | PT-REQ12JL | 明るさ5×画質5。大画面でも情報量を高密度に維持。 |
| 演出と常設のバランス重視 | PT-REQ10JL | フラッグシップの画をコスト最適化。主力シーンを網羅。 |
| 可搬性も欲しい4K演出 | PT-RQ7JL | 機動力と高精細を両立。中規模イベントに好適。 |
| 常設の標準解として導入 | PT-RQ6JL | 運用性の高い王道構成。高精細常設の定番。 |
| XR/体験展示で低遅延重視 | PT-FRQ60J | 高フレーム×低遅延5。インタラクティブの追従性に優れる。 |
よくある質問
| 質問 | 答え |
|---|---|
| 4Kモデルの導入メリットは? | 高精細・大画面でも情報量を維持でき、演出・講演の可読性や没入感が向上します。 |
| XRやインタラクティブ向けはどれ? | PT-FRQ60Jが低遅延5・高フレーム入力対応で、体験型展示に適しています。 |
| 常設での標準的な選びは? | PT-RQ6JLが運用性と画質のバランスに優れ、常設の王道です。 |
| 高輝度重視で選ぶなら? | PT-REQ12JLが明るさ5で大型会場に最適。コスト最適ならPT-REQ10JLも有力です。 |
【独断と偏見】推し3選(4K DLPレーザー)
🏆 主力バランス:PT-REQ10JL
フラッグシップ画質×コスト最適の“現場の主役”。
🎖 低遅延特化:PT-FRQ60J
高フレーム×遅延5でXR/体験展示に強い。
🥇 超高輝度演出:PT-REQ12JL
明るさ5×画質5。大型会場の本命。

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