この記事でわかること
- PR-101ESS LPを火力/立上り/容量/使い勝手/静音の5軸で評価
- PR-101ESS 13A/PR-09EF LPとの違い(静音性・操作性・容量バランス)
- 「夜間調理・集合住宅」重視の小〜中容量帯に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事③(静音&取り回し重視|101シリーズ+09EF)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ パロマ 101シリーズ & 09EFおすすめ|静音&使い勝手で選ぶ小〜中容量
結論:“静かで扱いやすい”。PR-101ESS LPは夜間も気兼ねなく、日々の調理がスムーズになる
PR-101ESS LPは静音性と操作性を重視したESS系。中容量クラスとしての十分な火力と取り回しに、静かな運転音が加わり、夜間・集合住宅でも使いやすいのが強み。毎日のベーシック調理を中心に、音配慮とストレスの少ない操作感を求める人に向きます。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | PR-101ESS LP |
| タイプ | LPガス対応・小〜中容量(静音重視のESS系) |
| 想定ユーザー | 夜間調理が多い/集合住宅・家族と同室での使用/操作感を重視 |
| 主な特徴 | 静音設計/安定した火力制御/取り回しやすい操作系 |
| 参考価格(執筆時点) | 約5.9万円(※時期・店舗により変動します) |
購入・価格チェック
実用レビュー
① 火力:中容量帯らしい余裕で、日常メニューは不足なし
- 火力4評価。炒め・煮込みの基礎力があり、複数工程の並行でもペースを崩しにくい。
- 厚みのある食材は予熱と面積配分を意識すると安定しやすい。
② 立上り:ESSらしい穏当さ。急加速はしないが実用は速い
- 立上り3評価。DSS系ほどのキレはないが、温度の乗りが素直で扱いやすい。
- 短時間メニューは下拵えの並行で待ち時間を圧縮できる。
③ 容量:家庭の主力帯をカバー。置きやすさとの均衡が良い
- 容量3評価。日常量〜やや多めまでを現実的にカバー。
- 設置の自由度を保ちつつ、作り置き・同時調理も回しやすい。
④ 使い勝手:スイッチ類が分かりやすく、操作ミスが減る
- 使い勝手4評価。ESS系の操作フィールで、切替・微調整が直感的。
- 掃除やメンテの動線もシンプルで、日々の管理コストが低い。
⑤ 静音:夜間・集合住宅に向く“静かさ”が最大の価値
- 静音5評価。運転音・作動音ともに控えめで、家族や近隣への配慮がしやすい。
- 設置のクリアランスや水平取りを守ると、さらに体感ノイズが減る。
注意・割り切りポイント
- 立上りの速さはDSS系に劣る(→ PR-101DSS LP)。
- 高出力を優先するなら、18EF/360シリーズまとめも要比較。
比較:同帯パロマで検討(もっと詳しく)
| 項目 | PR-101ESS 13A | PR-09EF LP | PR-101ESS LP |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 同仕様の都市ガス向け | 小容量の静音エントリー | LP向け静音×操作性 |
| 向く人 | 都市ガス環境/静音重視 | 最小構成・価格重視 | LPで夜間調理が多い家庭 |
| 価格感 | 約5.2万円 | 約2.0万円 | 約5.9万円 |
口コミの傾向
「動作音が気にならず、夜でも安心して使える」
「操作が分かりやすく、家族もすぐ使いこなせた」
「立上りは十分。日常調理に困らない」
「DSSほどのスピード感はない」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:LP環境での静音重視/夜間・早朝の使用が多い/操作ミスを減らしたい
- 向かない人:最速の立上りを優先(→ PR-101DSS LP)/より高出力・大容量が必要(→ 18EF・360シリーズまとめ)


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