LG 86UT8000PJB レビュー|特長/注意点/おすすめ用途
この記事でわかること
- 86UT8000PJBを画質/明るさ/音質/機能性/コスパの5軸で評価
- 83〜86型まとめ(OLED C5/G5と液晶86の比較)における位置づけと選び方
- スポーツ・TV番組中心の家族視聴で“効く”ポイントと、映画派が知るべき注意点
※本記事はまとめ記事①(83〜86型|超大型)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ LG 83〜86型テレビおすすめ|有機EL C5/G5と液晶86UT8000を徹底比較【超大型】
結論:“サイズの正義”。86UT8000PJBは家族のTV視聴・スポーツ中継で満足度が高い大画面液晶
86UT8000PJBは86型・4K液晶(UTシリーズ)。画質やHDRピークは上位の有機ELに譲るものの、圧倒的サイズ×見やすい明るさでリビングの満足度を底上げします。webOSの使いやすさと主要アプリの快適さは健在。映画の“黒”を突き詰めるならOLEDですが、家族でワイワイ観る用途やスポーツなら本機のコスパが非常に高い選択です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | 86UT8000PJB |
| タイプ | 86型・4K液晶(直下型バックライト/倍速非対応) |
| 想定ユーザー | 家族でのテレビ番組/スポーツ視聴中心/明るいリビング |
| 主な特徴 | 大画面の迫力/見やすい明るさ/使いやすいwebOS/必要十分な基本音質 |
| 参考価格(執筆時点) | 約24.8万円 |
参考:LG 公開スペック(パネル方式・機能)/主要ECの商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 画質:解像感は十分。黒の深さより“サイズの迫力”で魅せる
- 4K解像度×大画面の恩恵で、TV番組やスポーツ中継の情報量がぐっと増します。
- 暗室映画での“漆黒”や階調は有機ELに劣るため、映画重視ならOLED系が本命。
- 地デジや配信のアップスケーリングは自然で、日常視聴の粗が目立ちにくい仕上がりです。
② 明るさ:リビングの環境光に強い。日中視聴が快適
- 直下型バックライトで見やすい明るさを確保。日中のカーテン開放でも十分視認できます。
- HDRピークは控えめながら、ニュースやスポーツの実用視聴では不満が出にくいです。
③ 音質:筐体容積の恩恵で“聞き取りやすい”中域
- 大画面筐体で音の広がりは良好。アナウンスや実況の明瞭さが確保されています。
- 映画の重低音や立体音響は外部サウンドバー併用で明確に底上げできます。
④ 機能性:webOSで主要アプリが快適。家族で使いやすい
- webOSのホーム画面は直感的で、配信アプリへのアクセスがスムーズ。
- ゲームは4K/60Hz中心で安定。競技系で120Hzを求める層は上位機に軍配。
⑤ コスパ:86型という“体験”を手の届く価格で
- 価格対効果はサイズ帯でもトップクラス。家族みんなが恩恵を感じやすい投資です。
- 映像美の究極よりも、大画面の没入と日常の使い勝手を重視する人にフィットします。
注意・割り切りポイント
- 黒の沈み・コントラストは有機ELに及ばない。暗室映画を最優先ならOLED C5/G5が適任。
- 倍速(120Hz)非対応。速いスポーツのヌケ感は上位機が有利。
- HDRのハイライトはピーク控えめ。映像の“ギラッ”とした輝度表現は過度に期待しない。
比較:同帯LG(83C5/83G5/86UT8000)
| 項目 | OLED83C5PJA | OLED83G5PJA | 86UT8000PJB |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 高輝度×高機能の本命OLED | 設置性と映像品位を極めた上位 | コスパ重視の超大型液晶 |
| 強み | 黒の深さ/HDRピーク/ゲーム機能 | 高輝度・質感・壁寄せ運用 | 圧倒的サイズ/明るい視聴 |
| 向く人 | 映画・ゲームを高品位で | 映像美と設置美を両立 | TV・スポーツ中心の家族視聴 |
| 参考価格 | 約64.8万円 | 約79.8万円 | 約24.8万円 |
口コミの傾向
「86型の迫力でスポーツ観戦が楽しい」
「明るい時間帯でも見やすい」
「webOSで配信アプリが使いやすい」
「映画の黒表現は有機ELに及ばない」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:家族でのTV番組・スポーツ視聴/明るいリビング/大画面の迫力をコスパ良く
- 向かない人:暗室映画で黒の沈みを最優先(→ OLED83C5PJA/OLED83G5PJA)/120Hzのゲーム重視


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