この記事でわかること
- KOS-1236を焼き味/速さ/ムラ/操作性/手入れの5軸で評価
- KOS-1237(現行4枚焼きマイコン上位)/KOS-1330(2枚焼きマイコン)/KOS-1301(プレート付き高火力)との違い
- 「ホットサンドをよく作る4枚焼きが欲しい/価格は抑えたい」人向けの選び方の要点
※本記事はハイグレード帯まとめ(マイコン&カーボン)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ コイズミ トースター ハイグレード比較|マイコン&カーボンヒーターのおすすめ4機種
結論:KOS-1237ほぼ同等の焼き上がりで、ホットサンド特化&価格重視ならKOS-1236
KOS-1236は4枚焼き・マイコン式オーブントースターで、火力と庫内サイズは現行上位のKOS-1237とほぼ同等の型落ちモデルです。ホットサンドメッシュが標準付属し、オートメニュー構成もホットサンド寄りに振られているのが特徴。最新のリベイク特化UIまでは要らないが、ホットサンドと4枚焼きトーストをコスパ良く楽しみたい人向きの1台です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | KOS-1236 |
| タイプ | 4枚焼き・マイコン式オーブントースター(上下ヒーター/カーボンヒーター採用) |
| 特徴 | 1225Wクラスの高火力/4枚同時焼き対応の広い庫内/ホットサンドメッシュ付属/オートメニュー搭載 |
| 立ち位置 | KOS-1237と火力・庫内はほぼ同等の型落ちマイコン機。ホットサンド重視&価格を抑えたい人向け。 |
| 参考価格(執筆時点) | 約1.0万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:コイズミ 公式商品情報(仕様・消費電力)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 焼き上がり(焼き味):4枚同時でも安定、特にホットサンドが得意
- 1225Wクラスのヒーターとマイコン制御で、トースト4枚を一度に焼いても表面サクッと・中ふんわりのバランスは上々です。
- 付属のホットサンドメッシュを使うと、耳までしっかり押さえたホットサンドがムラ少なく焼け、具入りトーストよりも失敗しにくい印象です。
② スピード:4枚焼きとしては十分キビキビ
- 高火力+余裕のある庫内で、予熱なしでも標準的な厚さの食パンなら短時間でこんがりまで持っていけます。
- 立ち上がりの速さも4枚焼きクラスとしては優秀で、忙しい朝でも「人数分一気焼き」で待ち時間をまとめて短縮できます。
③ ムラ:4枚ワイド庫内ゆえ、端の焼き加減は要観察
- 中央2枚は安定しやすい一方、端の1〜2枚は焼き色がわずかに淡く出ることがあるため、気になる場合は途中で前後を入れ替えると整えやすいです。
- ホットサンドメッシュ使用時はパンが一定位置に固定されるため、トースト単体よりも焼きムラは抑えやすい印象です。
④ 操作性:マイコン+専用ボタンで迷いにくい
- ボタンと表示でオートメニューを呼び出すマイコン式なので、タイマーと感覚頼みのダイヤル機よりも焼き加減を再現しやすくなっています。
- ホットサンドなど、よく使うメニューに合わせたキーを覚えておけば、ほぼワンタッチで同じ仕上がりを狙えるのがメリットです。
⑤ 手入れ:標準的だが、付属品が多いぶん一手間増える
- 庫内の基本構造は一般的な横型トースターと同程度で、パンくず皿や焼き網の掃除はとくに難しくありません。
- 一方でホットサンドメッシュなど付属品が増えるぶん洗い物はやや増えるため、日常的に使う人はシンク置き場も含めて考えておきたいところです。
注意・割り切りポイント
- 現行上位KOS-1237と比べると惣菜パンやリベイク周りの機能構成は一歩古めで、最新UIや細かなメニューを重視する人には物足りない可能性があります。
- ホットサンドをあまり作らず、2枚焼きで十分ならKOS-1330(2枚焼きマイコン)や、プレート調理重視ならKOS-1301も候補になります。
比較:KOS-1237/KOS-1330/KOS-1301とどっちを選ぶ?
| 項目 | KOS-1237 | KOS-1330 | KOS-1301 | KOS-1236 |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | 4枚焼き・マイコン系フラッグシップ(リベイク重視) | 2枚焼き・マイコン中上位(多機能コンパクト) | 2枚焼き・高火力プレート付き(ちょいオーブン寄り) | 4枚焼き・マイコン型落ち(ホットサンド寄り) |
| 焼き味 | センサー制御でトースト〜惣菜まで安定感が高い | 2枚焼き+カーボンでトーストの仕上がり良好 | 上面カーボン+高火力で香ばしさ重視 | 基本火力は1237同等で、ホットサンドの仕上がりに強み |
| 速さ | 4枚焼きとして十分速い | 1300W級で立ち上がりが早い | 1350Wで最速クラス | 4枚同時でも朝食用途には十分なスピード |
| ムラ | 温度センサーでムラを抑えやすい | 2枚焼き標準サイズで焼きムラ少なめ | プレート位置で調整が必要 | 4枚ワイドで端はやや淡めになりやすい |
| 操作性 | オートメニュー豊富でリベイクも選びやすい | ボタン操作で主なメニューを切り替え | ダイヤル中心でシンプル操作 | マイコン式でホットサンドなど定番メニューを呼び出しやすい |
| 手入れ | 標準的(付属品少なめ) | 標準的 | プレート2種ぶん手入れの手間増 | 庫内は標準的、ホットサンドメッシュの洗浄が一手間 |
| 価格感 | 約1.8万円 | 約1.0万円 | 約0.7万円 | 約1.0万円 |
| 向く人 | 惣菜パンや冷凍パンのリベイクまでこだわりたい | 4枚焼き不要で、多機能×コンパクトを重視 | トースト兼用でおかず調理まで広げたい | 4枚焼き×ホットサンド重視で、価格も抑えたい |
口コミの傾向
「ホットサンドが外カリ中とろでおいしく焼ける」
「4枚同時に焼けるので家族の朝食が一気に作れてラク」
「マイコン操作で焼き時間を毎回考えなくていい」
「扉やメッシュの手入れが少し面倒/デザインがやや古く感じる」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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