この記事でわかること
- NEXT G2 KCG-17(KAK)を味再現/静音/清掃/速度/多機能の5軸で評価
- NEXT G2(RB)/ナイスカットG KH-100との違い(静電気対策・静音性・均一性)
- ドリップ中心で“夜でも静かに・粉飛び少なく”使いたい人に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事①(家庭用|電動ミル&小型)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ カリタ 家庭用電動コーヒーミルおすすめ|NEXT G2/ナイスカットGほか徹底比較
店舗向けも検討中なら:カリタ 業務用コーヒーミルおすすめ|ハイカットミル/ニューカットミル/KDMを比較
結論:“粉が散りにくい静けさ”。NEXT G2は静電除去×低速回転で家庭用の完成度が高い
NEXT G2 KCG-17(KAK)は、静電気除去機構+低回転モーターで粉の付着・飛散を抑え、静音性と粒度の安定を両立した臼式電動ミル。ドリップ〜ペーパー中心の使い方で味の再現性5、静音5のバランスが光り、毎朝・夜間でも扱いやすい“家庭用の決定版”です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | NEXT G2 KCG-17(KAK) |
| タイプ | 臼式・低速回転(グラインド調整/粉受けカップ) |
| 想定ユーザー | ドリップ中心で静音・清掃性・粉の扱いやすさを重視 |
| 主な特徴 | 静電気除去機構/低回転で熱影響を抑制/安定した粒度再現 |
| 参考価格(執筆時点) | 約4.2万円 |
参考:カリタ 公式情報(機構・方式)/主要ECの商品掲載(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 味再現:低速+臼式で“熱を抑えた”安定抽出
- 低回転モーター×臼式により摩擦熱の影響が少なく、雑味の少ないクリーンな風味にまとまりやすい。
- 中細挽きの再現性が高く、ハンドドリップでの旨味の伸びが分かりやすい。
② 静音:早朝・夜間でも“家族にやさしい”作動音
- 動作音は家庭用臼式として静かで、集合住宅でも扱いやすい静音設計。
- 振動が少なく、設置面の共振も抑えやすいのが好印象。
③ 清掃:静電除去で粉残りを低減、手入れがスムーズ
- 静電気除去機構により、粉受けや吐出口への付着が減り、日々の掃除が短時間で済む。
- ブラシでの軽清掃で十分整いやすく、日常メンテの負担が小さい。
④ 速度:一度に多量を回す用途には非推奨
- 低回転ゆえの適正は家庭用バッチ。1〜2杯分のルーティンにちょうど良い。
- 来客時の大量挽きはやや時間がかかる点は理解しておきたい。
⑤ 多機能:必要十分。粉の扱いやすさを優先
- 粒度調整・静電対策・粉受けの基本機能が整い、運用のしやすさが強み。
- 袋詰め支援や安全機構などの“店頭機能”は非搭載(家庭用の割り切り)。
注意・割り切りポイント
- 処理速度はあくまで家庭用相応。大量挽き重視なら業務用ラインの検討を。
- 価格は入門機より高め。静音・静電対策・均一性を重視できる人向け。
比較:ナイスカットG/C-90とどっちを選ぶ?
| 項目 | ナイスカットG KH-100 | C-90 | NEXT G2 KCG-17(KAK) |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 実績ある標準臼式 | セラミック臼の中位 | 静電対策×低速の上位 |
| 強み | 耐久と均一性のバランス | 金属臭回避・扱いやすさ | 粉飛び抑制・静音・再現性 |
| 価格感 | 約3.5万円 | 約1.2万円 | 約4.2万円 |
口コミの傾向
「粉の飛び散りが少なく掃除が楽」
「動作音が静かで朝でも気にならない」
「中細挽きの粒が揃い、ドリップの味が安定」
「価格がやや高め」「大量挽きには不向き」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。

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