[レビュー]JBL S4700|15インチ(380mm)3ウェイで“量感×伸び”を狙うフロア型フラッグシップ

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この記事でわかること

※本記事はまとめ記事(ハイエンド|ホーン×大口径フロア/大型モニター)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ JBL ハイエンドおすすめ|ホーン×大口径フロア/大型モニターを徹底比較

結論:S4700は「Differential Drive×SonoGlass Bi-Radial horn」の3ウェイ。王道フロアの押し出しを狙いたい人向け

JBL S4700はSummit Seriesに属する3ウェイ・フロア型です。Differential Drive、SonoGlass Bi-Radial horn、Aqua-Plas coated titanium diaphragmを軸に、王道フロアらしい量感と押し出しを作りたい人に向きます。

周波数特性は38Hz–40kHz(-6dB)、感度は94dB(2.83V/1m)、公称インピーダンスは6Ω。一方で本体は54.5kgあり、公式ページは売切れ表示なので、導入時は搬入計画と在庫確認を先に進めたいモデルです。

JBL S4700図解

5軸評価(当サイト基準)

JBL S4700 評価(低音域5/解像度5/広がり5/駆動性2/設置性2) 低音域 解像度 広がり 駆動性 設置性

評価の算出根拠:メーカー公表データと設計要素、主要ECレビュー傾向を基準に5軸で比較。

購入・価格チェック

仕様と価格(要点)

※数値・仕様は、特記がない限りメーカー公表値(公式サイト/公式サポート)に基づきます。価格は主要EC掲載の実売目安(執筆時点、変動あり)です。

主要仕様(S4700)
項目 内容
型番 S4700
シリーズ Summit Series
公式ページ表示 売切れ
形式 3ウェイ・フロア型
主な搭載技術 Differential Drive/SonoGlass Bi-Radial horn/Aqua-Plas coated titanium diaphragm
周波数特性(-6dB) 38Hz–40kHz
感度(2.83V/1m) 94dB
公称インピーダンス 6Ω
クロスオーバー周波数 800Hz/12kHz
ポート single rear-firing tuned port
接続 バイワイヤ/バイアンプ対応
設置メモ 側壁から50cm以上が目安
外形寸法(H×W×D) 1,068×500×371mm
重量 54.5kg
価格 495,000円(税込)/ 1台
製品ページ JBL S4700 製品情報

実用レビュー

実用レビュー要点まとめ

① 低音域:Differential Driveで、量感と押し出しの土台を作る

  • 固有ポイント:Differential Drive(低域の立ち上がり)
  • Differential Driveは、量感だけでなく立ち上がりまで含めて低域の土台を作りたい人に効く固有アンカーです。
  • 低域の下限は38Hz(-6dB)。王道フロアらしい押し出しを優先したい人の入口になります。

② 解像度:Aqua-Plas coated titanium diaphragmが、中高域の見通しを支える

  • 固有ポイント:Aqua-Plas coated titanium diaphragm(見通しの要)
  • Aqua-Plas coated titanium diaphragmは、中高域の輪郭を整理したい人にとって見逃しにくい技術名です。
  • 広帯域な表記だけでなく、輪郭の出しやすさまで含めて評価したい人向けの構成です。

③ 広がり:SonoGlass Bi-Radial hornで、ホーンらしいスケールを作りやすい

  • 固有ポイント:SonoGlass Bi-Radial horn(音場の押し出し)
  • SonoGlass Bi-Radial hornが、前に出るエネルギー感とスケール感を作る核になります。
  • 背面ポートのフロア型なので、左右の間隔と後方スペースを確保できるほど音場がまとまりやすいタイプです。

④ 駆動性:94dBと6Ω。余裕のあるアンプで本領が出やすい

  • 固有ポイント:94dB(駆動の入口が見えやすい)
  • 感度は94dB(2.83V/1m)、公称インピーダンスは6Ω。音量だけでなく、低域の制動まで含めて余裕のあるアンプを組み合わせたいモデルです。
  • バイワイヤ/バイアンプ対応なので、後からシステムを広げたい人にも選びがいがあります。

⑤ 設置性:54.5kgと側壁50cmの条件を、先にクリアしたい

  • 固有ポイント:側壁50cm以上(設置条件の核)
  • 外形寸法は1,068×500×371mm、重量は54.5kg。搬入経路と床の扱いを先に確認したいサイズです。
  • 設置では側壁から50cm以上が手がかりになるので、置き場所の余裕まで含めて導入を考えたいモデルです。
注意・割り切りポイント

  • 幅500mm・重量54.5kgのクラス。搬入と設置計画で満足度が大きく変わります。
  • 背面ポートなので、壁との距離を詰めすぎると低域のまとまりが変わりやすいタイプです。
  • 公式ページは売切れ表示なので、新品は流通在庫ベースの確認が前提になります。

比較:S3900/4349/4367とどっちを選ぶ?

項目 S3900 4349 4367 S4700
シリーズ Summit Series Studio Monitor Series Studio Monitor Series Summit Series
形式/ウェイ フロア型/3ウェイ 大型ブックシェルフ/2ウェイ フロア型/2ウェイ フロア型/3ウェイ
ポート 背面 前面 前面 背面
周波数特性(-6dB下限) 33Hz 32Hz 30Hz 38Hz
感度(2.83V/1m) 92dB 91dB 94dB 94dB
公称インピーダンス 6Ω 8Ω 6Ω 6Ω
重量 39.0kg 37.7kg 54kg 54.5kg
価格目安 約39.6万円 約59.4万円 約105.6万円 約49.5万円

※表は横にスクロールできます。

※設置条件の目安では、S4700は側壁50cm、S3900は背面20cmが手がかりになります。

口コミ傾向(要約)

満足の声アイコン

王道フロアらしい量感と押し出しを評価する傾向

満足の声アイコン

ホーンらしいエネルギー感とスケールを好意的に見る声

満足の声アイコン

大編成やロックでの押し出しを楽しみやすいという傾向

不満の声アイコン

設置スペースと搬入の負担が導入ハードルになりやすい

※主要ECサイトのレビュー欄を参考に傾向を要約(個別の投稿は直接引用していません)。

まとめ:向く人/向かない人

  • 向く人:Differential DriveとSonoGlass Bi-Radial hornを軸に、王道フロアの押し出しを楽しみたい/94dB・6Ωを前提に余裕のあるアンプを組みたい/側壁から50cm取れる
  • 向かない人:導入の現実度を優先したい(→ S3900)/スタンド前提で8Ωや前面ポートを重視したい(→ 4349)

関連動画

JBL S4700を、動画でも解説しています。