この記事でわかること
- IFM-CLS-50をパワー/多機能/時短/静音/洗浄の5軸で評価
- イワタニ ミルサー5機種の横断比較(サイレント/クラッシュ/クラシック/フレッシュ)
- 「衛生重視×多用途」で選ぶ人に向けた要点と、他機種との住み分け
※本記事はまとめ記事(主要5機種比較)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ イワタニ ミルサーおすすめ比較|サイレント・クラッシュ・クラシック・フレッシュの違いと選び方
結論:“レンジOK×煮沸消毒”で衛生も用途も広い。IFM-CLS-50は家庭用の“定番上位”
IFM-CLS-50は、耐熱ガラス容器をレンジ加熱でき、容器・カッターを丸ごと煮沸消毒まで対応。ミクロン容器やおろしカッターなど付属が充実し、出汁粉・ふりかけづくり〜離乳・介護食まで日々の用途を一台でカバー。静音は標準ながら、衛生性と多機能性を重視する家庭の“ちょうど良い上位解”です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | IFM-CLS-50(クラシックミルサーセット) |
| タイプ | 耐熱ガラス容器/ミル・ジュース対応 |
| 主な付属 | ミクロン容器(微粉用)/おろしカッター/ガラス容器(大小) |
| 主な特徴 | レンジ加熱可(容器ごと)/煮沸消毒対応/分解清掃しやすい |
| 参考価格(執筆時点) | 約2.4万円(参考価格・執筆時点) |
評価の前提:公式仕様(耐熱ガラス・煮沸可)と付属構成、主要ECにおける価格レンジ・レビュー傾向をもとに整理。
購入・価格チェック
実用レビュー
① パワー:日常使いに十分。香辛料や乾物の粉砕が安定
- 乾物・スパイス・ナッツの粉砕は均一で、だまになりにくい。ジュース用のやわらか食材は余裕。
- ミクロン容器を使うと、出汁粉・ふりかけ・粉茶の微粒化がスムーズ。
② 多機能:付属充実で“これ一式”が完結
- おろしカッターで大根おろし・とろろも手早く。料理の下ごしらえが広くカバーできる。
- 容器は大小そろい、量に合わせて無駄なく使い分けできる。
③ 時短:容器ごとレンジOKで工程を短縮
- 耐熱ガラス容器をレンジ加熱できるため、刻む→加熱→仕上げが容器のまま完結。
- 温かいポタージュや介護食のとろみ付けなど、行き来の手間が少ないのが実用的。
④ 静音:動作音は標準クラス
- 短時間運転が基本のため、音の負担は許容範囲。夜間に配慮するなら短いパルス運転が無難。
- 設置面を安定させると、振動の伝わりは抑えやすい。
⑤ 洗浄:煮沸消毒対応で衛生管理がしやすい
- 容器・カッターの煮沸消毒に対応し、離乳・介護食でも安心。におい移りも抑えやすい。
- パッキン類は分解清掃が簡単で、日々の手入れがシンプル。
注意・割り切りポイント
- 静音最優先ならIFM-S30G(サイレントミルサー)が適。
- 氷や硬い食材を頻繁に砕く用途が中心なら、IFM-CR22G(クラッシュミルサー)も比較を。
比較:同帯のイワタニ機種とどっちを選ぶ?
| 項目 | IFM-S30G | IFM-CR22G | IFM-FR22 | IFM-FR10-R | IFM-CLS-50 |
|---|---|---|---|---|---|
| 特徴 | 静音特化(約55dB) | パワー特化(氷・ナッツ) | 標準機・日常向け | 入門機・手軽 | 多機能×衛生(煮沸) |
| 用途感 | 夜間も使いやすい | 硬い食材の粉砕に強い | 毎日ジュース向け | まず一本 | 下ごしらえ〜介護食まで広い |
| 価格感 | 約2.4万円 | 約1.0万円 | 約1.2万円 | 約1.0万円 | 約2.4万円 |
口コミの傾向
「煮沸までできて衛生的」
「付属が充実して用途が広い」
「レンジ加熱OKで工程が減る」
「価格はやや高め」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:衛生重視(煮沸・耐熱)/下ごしらえ〜微粉まで幅広く使いたい/離乳・介護食づくりにも使う
- 向かない人:静音最優先(→ IFM-S30G)/氷の粉砕重視(→ IFM-CR22G)/価格重視(→ IFM-FR22/IFM-FR10-R)


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