この記事でわかること
- 7〜14kgクラスのハイアール縦型洗濯機(インバーター搭載)の違いと選び方
- 洗浄力・乾燥力・時短性・省エネ・静音性の5軸で見た「フラッグシップ寄り」モデルの立ち位置
- 用途別おすすめ:7〜8kg(2〜3人)/9〜10kg(ファミリー向け中核)/14kg(大家族・店舗向け)
- あわせて読む:5〜7kgコンパクト帯 → 一人暮らし〜2人暮らし向けまとめ
失敗しない選び方(要点)
| 観点 | 見るポイント | 理由 |
|---|---|---|
| 容量 | 7〜8kg/9〜10kg/14kgのどれが必要か | 毎日の洗濯回数や「毛布・シーツを一気に洗えるか」が決まる |
| インバーター | 全モデルインバーター搭載かを前提に、静音・省エネの差を見る | 電気代と夜間運転のしやすさに直結する |
| 自動投入 | XD80A/XD90A/XD100Aの自動投入の有無 | 「毎回の洗剤計量」をなくしたいかどうかで必要性が変わる |
| 乾燥機能 | 風乾燥のみか、3kg乾燥まで欲しいか | 夜干し・部屋干し中心か、乾燥まで1台で完結したいかが分かれる |
| 設置性 | 本体幅・奥行き・高さ/防水パン寸法/搬入経路 | 特に10kg以上・14kgは「置けるかどうか」が最大のハードルになる |
主要モデル比較(7〜14kg:インバーター縦型)
モデル名をクリックすると詳細レビューへ。
| モデル | 構成 | 主要特徴 | 強み | 参考価格(執筆時点) |
|---|---|---|---|---|
| JW-UD70B | 7kg・インバーター | 「二人〜小さなファミリー」向けの基準7kg。 | 高濃度洗浄と静音・省エネを両立した“インバーター入門”。 | 約6.0万円(参考価格・執筆時点) |
| JW-UD80B | 8kg・インバーター | UD70Bの容量アップ版。 | まとめ洗い・部活着に“あと一歩の余裕”を足した現実的大容量。 | 約7.0万円(参考価格・執筆時点) |
| JW-XD80A | 8kg洗濯・3kg乾燥・自動投入 | 縦型洗濯乾燥機。“ほぼ全自動”の家事削減モデル。 | 洗濯〜乾燥まで1台完結で、共働き世帯の時短に強い。 | 約9.5万円(参考価格・執筆時点) |
| JW-XD90A | 9kg・インバーター・自動投入 | 乾燥は簡易寄りの「洗い特化」モデル。 | 大容量洗濯+自動投入で、乾燥は浴室乾燥やガス乾燥機に任せる前提。 | 約10.5万円(参考価格・執筆時点) |
| JW-XD100A | 10kg・インバーター・自動投入 | 縦型フラッグシップ候補。 | 10kg×自動投入×高静音で、5人以上ファミリーの主力機になりやすい。 | 約11.5万円(参考価格・執筆時点) |
| JW-GD140A | 14kg・インバーター | “ランドリー拠点”級の超大容量。 | 毛布・シーツ・大判タオルを「ドサッと一気」に洗える特殊ポジション。 | 約12.5万円(参考価格・執筆時点) |
出典:ハイアール 公式商品情報(各モデルの仕様)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)/カタログ記載寸法。
モデル別 徹底解説
評価の算出根拠:メーカー公表データ(消費電力量・運転音・容量)と設計要素、主要ECレビュー傾向を基準に「洗浄力/乾燥力/時短性/省エネ/静音性」を5軸で比較。
JW-UD70B:7kgで静音・省エネの“インバーター入門”
- 向く人:7kgで足りる二人暮らし〜小さなファミリー/静音・省エネを重視しつつ価格も抑えたい人
- 向かない人:毛布2枚以上のまとめ洗いや、本格的な乾燥機能まで1台に求めたい人
- 参考価格(執筆時点):約6.0万円(参考価格・執筆時点)
- 詳細レビュー:詳細レビュー(JW-UD70B)
JW-UD80B:8kgで“あと一歩の余裕”を足せる現実的大容量
- 向く人:タオルやシーツが多い家庭/7kgだと「少し足りないかも」と感じる二人〜三人暮らし
- 向かない人:静音性を最優先したいワンルームや、洗濯物が常に少量で8kgまで使い切らない人
- 参考価格(執筆時点):約7.0万円(参考価格・執筆時点)
- 詳細レビュー:詳細レビュー(JW-UD80B)
JW-XD80A:8kg洗濯×3kg乾燥×自動投入の“ほぼ全自動”モデル
- 向く人:洗濯〜乾燥までボタン1つで回したい共働き・子育て世帯/部屋干し・夜干しメインの家庭
- 向かない人:乾燥はほぼ使わず、洗濯容量を優先したい人や、ランニングコストを最小限に抑えたい人
- 参考価格(執筆時点):約9.5万円(参考価格・執筆時点)
- 詳細レビュー:詳細レビュー(JW-XD80A)
JW-XD90A:9kgインバーター×自動投入で洗濯メインを強化
- 向く人:4人以上の家庭で毎日しっかり洗濯したい人/乾燥は浴室乾燥やガス乾燥機に任せ、洗いと省エネを重視する人
- 向かない人:洗濯容量より「乾燥まで縦型1台で完結したい」ニーズが強い人(その場合はJW-XD80A寄り)
- 参考価格(執筆時点):約10.5万円(参考価格・執筆時点)
- 詳細レビュー:詳細レビュー(JW-XD90A)
JW-XD100A:10kg×自動投入×高静音の縦型フラッグシップ候補
- 向く人:5人以上のファミリーや二世帯で「とにかく一度に大量に回したい」人/夜間・在宅ワーク中の静かな運転も重視する人
- 向かない人:設置スペースや防水パンが小さく、10kgクラスの本体サイズが物理的に置きにくい家庭
- 参考価格(執筆時点):約11.5万円(参考価格・執筆時点)
- 詳細レビュー:詳細レビュー(JW-XD100A)
JW-GD140A:14kgで毛布・シーツを一気に洗える大容量モデル
- 向く人:毛布・シーツ・タオル類を「1回で片づけたい」大家族/小規模店舗・施設など洗濯頻度が高い現場
- 向かない人:標準的な防水パンや狭い脱衣所で、搬入・設置スペースに余裕がない家庭(事前採寸が必須)
- 参考価格(執筆時点):約12.5万円(参考価格・執筆時点)
- 詳細レビュー:詳細レビュー(JW-GD140A)
シリーズ内の比較ポイント(UD/XD/GD)
- 容量と自動投入:「7〜8kg+自動投入なし」がUD、「8〜10kg+自動投入あり」がXD、「14kgで自動投入なしの特大容量」がGDという棲み分けです。
- 乾燥機能:本格3kg乾燥が欲しいならXD80A一択、乾燥は別設備に任せて洗濯容量と省エネを重視するならXD90A/XD100A/GD140Aが候補になります。
- 向く人像:「二人〜小さなファミリーでコスパ重視」はUD70B/UD80B、「4〜5人以上で洗濯メインを強化」はXD90A/XD100A、「毎日ランドリー級の量を回す」はGD140Aが狙い目です。
用途別の選び方(早見)
| 用途 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 二人暮らしで静音・省エネ重視 | JW-UD70B | 7kgインバーターで夜間運転もしやすく、毎日洗濯+週末まとめ洗いのどちらにも対応しやすい。 |
| タオル・部活着が多い3人前後の家庭 | JW-UD80B | 8kgの「あと一歩の余裕」が生まれるため、洗濯回数を減らしやすい現実的な大容量。 |
| 乾燥まで1台でほぼ完結させたい | JW-XD80A | 8kg洗濯+3kg乾燥+自動投入で、共働きや子育て世帯の家事時間を大きく削減できる。 |
| 4〜5人家族で洗濯メインを強化 | JW-XD90A / JW-XD100A | 自動投入付き9〜10kgインバーターで、大量の洗濯物を省エネ・高洗浄力で回したい家庭向け。 |
| 毛布・シーツをまとめて一気に洗いたい | JW-GD140A | 14kgクラスで「大家族のランドリー拠点」として使える超大容量。ただし設置スペースの事前確認は必須。 |
| そもそも7〜14kgでは大きすぎる | コンパクト帯まとめ | 一人暮らし〜2人暮らし中心なら、5〜7kgクラスのコンパクト縦型の方が設置しやすく初期費用も抑えられます。 |
よくある質問
| 質問 | 答え |
|---|---|
| インバーター洗濯機のメリットは? | モーターの回転をきめ細かく制御できるため、電気代を抑えつつ静かに洗える点がメリットです。 |
| 自動投入はあった方が良いですか? | 毎日の洗濯回数が多い家庭では、洗剤計量の手間や入れ忘れが減るため、自動投入付き(XDシリーズ)がおすすめです。 |
| 縦型の乾燥機能はどの程度使えますか? | JW-XD80Aの3kg乾燥は日常着の乾燥に実用的ですが、タオル大量乾燥や布団乾燥はガス乾燥機や浴室乾燥との併用が現実的です。 |
| 7〜8kgと9〜10kgで迷ったら? | 「2〜3人暮らしで毎日洗う」なら7〜8kg、「4人以上・部活着やシーツが多い」なら9〜10kgを選ぶと、洗濯回数を減らしやすくなります。 |
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