この記事でわかることGR-Y510FZの実力を保冷性/省エネ/静音性/設置性/使い勝手の5軸で解説
- GR-Y510FK(509L)との違い(保冷性の伸び・価格差)
- 「500L級で収納に余裕がほしい」「省エネは最優先」という人向けの選び方
※本記事はまとめ記事(461〜551L|6ドア・フレンチ)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ 東芝 冷蔵庫 461〜551L フレンチドア比較|6ドアの中大容量おすすめ
結論:“500L級の本命”。GR-Y510FZは省エネ5×収納◎×日常静かで、家族の中心機に
GR-Y510FZは508L・6ドア・フレンチドア(観音開き)。評価は保冷5/省エネ5/静音4/設置3/使い勝手5で、電気代を抑えつつ大容量を活かしたい4〜5人家族の“ちょうど良い”に刺さります。参考価格は約218,000円(執筆時点)で、同クラスの標準機より少し上乗せすれば省エネ最高評価が狙えるのが魅力。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | GR-Y510FZ |
| タイプ | 508L・6ドア・フレンチドア(観音開き)/上段:冷蔵(観音)/中段:野菜室/下段:冷凍 |
| 想定ユーザー | 4〜5人家族/週1〜2回のまとめ買い/電気代を長期で抑えたい |
| 主な特徴 | 観音で冷気ロス低減/省エネ最高評価「5」/大容量でも見通しの良い棚構成 |
| 参考価格(執筆時点) | 約218,000円(※時期・店舗により変動します) |
購入・価格チェック
実用レビュー
① 保冷性:500L級らしい余裕。観音で“片開け”→冷気ロス減
- 観音ドアは左右どちらかだけ開けられ、冷気の逃げを抑制。大容量でも温度復帰は安定しやすい印象。
- ガラス棚+広いドアポケットで、作り置き/ドリンクの定位置化がスムーズ。
② 省エネ:最高評価「5」。長期の電気代で差が出る
- 日々の開閉や庫内状況に合わせた運転制御で省エネ性能はシリーズ内トップクラス。
- 同サイズのGR-Y510FKも「5」だが、FZは保冷面でも“5”まで伸びるのが強み。
③ 静音性:生活音に溶け込む“4”。リビング一体でも使いやすい
- 通常運転音は穏やかで、テレビや会話に紛れるレベル。
- 最静音を求めるなら上位XFS系(静音5)が候補。
④ 設置性:500L級ゆえ“3”。搬入経路と放熱クリアランスは要確認
- 観音で開閉半径は小さめだが、本体サイズは大きい。搬入導線・階段・エレベータ寸法は事前にチェック。
- 上面・左右の放熱スペースは据付条件に合わせて確保を。余裕は静音安定にも寄与。
⑤ 使い勝手:独立野菜室×引き出し冷凍=“家族の定位置管理”が整う
- 中段独立野菜室は出し入れ頻度の高い葉物・根菜に好相性。
- 下段引き出し式の冷凍室は立て収納・仕切り運用がしやすく、週次の作り置き/冷食ストックに強い。
注意・割り切りポイント最上の外装質感や最静音を狙うならXFS系へ。
- 初期費用を抑えたいなら460FK(462L)や510FK(509L)も検討。
比較:GR-Y510FK(509L)とどっちを選ぶ?
| 項目 | GR-Y510FZ(508L) | GR-Y510FK(509L) |
|---|---|---|
| 位置づけ | 省エネ最重視+保冷強化のバランス機 | 価格寄りの実用重視(省エネ5) |
| 保冷/省エネ | 5/5 | 4/5 |
| 静音/設置/使い勝手 | 4/3/5 | 4/3/5 |
| 価格感(執筆時点) | 約218,000円 | 約208,000円 |
| 選び分け | 電気代と保冷性能を重視 | 初期費用を少し抑えたい |


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