この記事でわかること
- MR-WZ50Mの実力を冷却・保鮮/省エネ/静音/設置性/お手入れ・使い勝手の5軸で評価
- MR-MZ49M(485L)/MR-JW50M(495L)との違い(質感・静音・価格の釣り合い)
- “静かな大型”“デザイン良し”を手頃に叶える選び方
※本記事はまとめ記事④(485〜700L|フレンチ中心)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ 幅スリムで大容量|三菱の大型フレンチ 485〜700L比較
結論:“静音と質感”で選ぶならWZ50Mが正解。家電感の少ない大型495L
MR-WZ50Mは、495L・フレンチ6ドアのWZ系スタンダード。外装や庫内の質感、運転音の穏やかさが魅力で、見た目と静かさを重視する3〜4人家族に好適です。
評価は冷却=5/省エネ=5/静音=4/設置=4/お手入れ=4。同容量の中で価格はやや高めですが、毎日の体験価値(音・触感・見栄え)まで含めて満足度が高いモデルです。
仕様早見表
項目 | 内容 |
---|---|
型番 | MR-WZ50M |
タイプ | フレンチドア・495L(6ドア)/冷蔵・チルド・野菜室・冷凍 |
想定ユーザー | 3〜4人家族/LDK設置で静音重視/デザイン・質感を大切にする |
特徴 | 静音バランス良好/上質感ある外装と庫内/使いやすいレイアウト |
参考価格(執筆時点) | 約264,850円(実勢/ヤマダウェブコム相場) |
購入・価格チェック
実用レビュー
① 冷却・保鮮:高い基礎性能+温度復帰の速さ
- まとめ買い投入後の庫内温度復帰が速めで、作り置きの風味を保ちやすい。
- チルドは肉・魚の下味保存に使いやすく、平日夜の調理効率アップに寄与。
② 省エネ性:大型でも負担感の少ない運用コスト
- 日常の開閉に追従しつつ無駄な立ち上げを抑える運転制御で年間電気代を低位に維持。
- 長期利用でのトータルコストもWZ系らしく優秀。
③ 静音性:LDK向けの落ち着いた動作音
- コンプレッサー音は低めで、テレビ視聴・就寝時でも気になりにくい。
- 自動製氷や霜取りの瞬間音はあるが、全体として穏やかな部類。
④ 設置性:フレンチで前方スペース最小化。標準幅で扱いやすい
- 左右扉の半開き運用により、壁際や通路狭めのキッチンでも干渉しにくい。
- 搬入経路の曲がり角・天吊り戸・上部クリアランスは念入りに採寸を。
⑤ お手入れ・使い勝手:質感+見通しの良い庫内
- ガラス棚は一拭きで清潔。照明の当たり方も良く、食品在庫が把握しやすい。
- 野菜室は根菜/葉物/ボトルの仕切り運用がしやすいレイアウト。
注意・割り切りポイント
- 価格は同容量の中ではやや高め(そのぶん静音・質感にリターン)。
- 「価格優先+装備は必要十分」であれば、JW50Mも堅実。
比較:MZ49M/JW50Mとどっちを選ぶ?
項目 | MR-MZ49M | MR-JW50M | MR-WZ50M |
---|---|---|---|
容量/開き | 485L/フレンチ | 495L/フレンチ | 495L/フレンチ |
価格(参考) | 約15.9万円 | 約21.1万円 | 約26.5万円 |
強み | 設置幅やや有利、価格が安い | 装備と価格の均衡/コスパ | 静音・外観・質感が一段上 |
おすすめ層 | とにかく価格と設置幅優先 | 大型入門の“無難解” | LDKの静かさ・見た目を重視 |
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