この記事でわかること
- MR-MD45Mを冷却・保鮮/省エネ/静音/設置性/お手入れ・使い勝手の5軸で総合評価
- MR-N40M(403L・4ドア)/MR-BD46M(455L・5ドア)/MR-WXD47LM(470L・フレンチ)との違い
- 「片開き派で大容量冷凍×省エネ」を両立したい3〜4人家族に向く理由
※本記事はまとめ記事③(400〜470L|ファミリー向け)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ 3〜4人家族に|三菱400〜470Lの定番3〜6ドア比較
結論:片開きの操作感で“冷凍たっぷり&省エネ”を取りたい人の本命
MR-MD45Mは451L・右開きの片開き上位モデル。三菱らしいキレの良い冷却と、まとめ買い・下味冷凍に役立つ大容量の冷凍室が魅力です。
総合力は冷却=5/省エネ=5/静音=4/設置=3/お手入れ=4。フレンチより本体幅の融通は利きやすい一方、片開きゆえにドア前の可動域は広めに必要です。設置スペースが確保できる家庭なら、価格と性能のバランスに優れた“堅実な主力”といえます。
仕様早見表
項目 | 内容 |
---|---|
型番 | MR-MD45M |
タイプ | 片開き・451L(右開き)/冷蔵・チルド・野菜室・冷凍 |
想定ユーザー | 3〜4人家族/冷凍ストック多め/片開き操作が好み |
特徴 | 大容量冷凍×高省エネ/区画の見通し良いガラストレー |
参考価格(執筆時点) | 約186,000円(価格.com) |
購入・価格チェック
実用レビュー
① 冷却・保鮮:庫内温度が安定。肉・魚・作り置きの管理が得意
- 詰め込み時でも冷えムラを抑える制御が優秀。チルド周りの鮮度維持が堅実。
- 冷凍は深めトレーで下味冷凍/パン/アイスの仕分けがしやすい。
② 省エネ性:インバーターが使用状況に追従。日常運用で差が出る
- 開閉頻度が高い家庭でも、賢く出力を抑える高効率運転で電力をセーブ。
- 省エネ評価はクラス上位。ランニングコストを抑えたい家庭向け。
③ 静音性:LDK置きでも気になりにくい
- コンプレッサー音は低音寄りでテレビ・会話の妨げになりにくい。
- 霜取り音は微小に感じる場面があるが、総じて良好。
④ 設置性:片開きは正面スペースが必要
- 本体幅はフレンチより有利な場面もあるが、ドアの可動域は広めに必要。
- 搬入経路・曲がり角・天井高・左右の壁干渉を事前採寸。
⑤ お手入れ・使い勝手:ガラストレー×透明バスケットで“見える収納”
- ガラス棚は液だれをひと拭きでOK。庫内灯も明るく在庫が見やすい。
- 野菜室は葉物/根菜/ボトルの住み分けがしやすい深さ設計。
注意・割り切りポイント
- キッチン通路が狭い/前方に壁・家具がある場合は、フレンチ(観音)の方が開けやすい可能性。
- ドアの開き方向は右開き固定。動線に合うか要確認。
比較:MR-N40M/MR-BD46M/MR-WXD47LMとの違い
項目 | MR-MD45M | MR-N40M | MR-BD46M | MR-WXD47LM |
---|---|---|---|---|
容量/開き | 451L/片開き(右) | 403L/片開き(右) | 455L/片開き(右) | 470L/フレンチ |
強み | 冷凍大容量×省エネ | 価格×設置バランス | 区画分けしやすい5ドア | 半開口で省スペース開閉 |
設置性 | 可動域広めに必要 | やや置きやすい | 可動域は広め | 本体ワイドだが半開で有利 |
静音性 | ◎(良好) | ◎(良好) | ◎(良好) | ◎(良好) |
参考価格 | 約18.6万円 | 約15.2万円 | 約16.5万円 | 約21.2万円 |
こんな人に | 片開き派で省エネ重視 | まずは置きやすさ優先 | 庫内区画を細かく分けたい | 通路が狭く半開口が便利 |
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:3〜4人家族/冷凍ストック多め/片開きの操作感が好き/ランニングコストを抑えたい
- 向かない人:ドア前スペースが狭い(→ MR-WXD47LM)/価格を抑えて設置優先(→ MR-N40M)
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