この記事でわかること
- AQR-26R2を保冷性/省エネ/静音性/設置性/使い勝手の5軸で評価
- AQR-20R(200L)/AQR-S26R(260L・スリム)との違い(庫内容量・静音性・設置性のバランス)
- 「まとめ買い×自炊」重視の1〜2人暮らしに向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事②(200〜270L|少し余裕の2ドア中型)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ AQUA 冷蔵庫 200〜270L 2ドアおすすめ|買い置きもこなす中型モデル
結論:“まとめ買いに強い”定番。AQR-26R2は冷蔵室の使いやすさで日常がラクになる
AQR-26R2は260L・2ドア・右開き。同帯の中でも冷蔵室の広さと見通しが魅力で、作り置き容器や飲料の縦置きがしやすい設計です。指標バランスは保冷4/省エネ4/静音3/設置3/使い勝手4。スリム最優先ではないものの、まとめ買いの頻度が高い1〜2人暮らしの“ちょうど良い容量”として有力です。
仕様と価格(要点)
項目 | 内容 |
---|---|
型番 | AQR-26R2 |
タイプ | 260L・2ドア・右開き(冷蔵/冷凍) |
想定ユーザー | 一人暮らし〜2人暮らし/まとめ買い・作り置き多め |
主な特徴 | 冷蔵室が広く大ボトルや保存容器が収めやすい/見通しの良い棚構成 |
参考価格(執筆時点) | 約7.8万円 |
購入・価格チェック
実用レビュー
① 保冷性:冷蔵室の“面積勝ち”で温度復帰が速い
- 冷蔵室が横方向に余裕があり、トレイの抜き差しや鍋ごと冷やす運用がしやすい。食材の密集を避けやすく温度復帰が速い印象。
- ドアポケットは大ボトルの縦置きが可能。飲料と調味料の住み分けで開閉時間を短縮できます。
② 省エネ:日常使いでムダを抑える“標準優秀”
- 中型2ドアの中では効率の良い標準クラス。まとめ買い後でも冷蔵主体なら電力の増加は緩やか。
- 詰め込みを避け、風の通り道を確保すれば、さらに省エネに寄与。
③ 静音性:リビング隣接でも気になりにくい“標準3”
- コンプレッサ音は通常時おだやか。静かさ最重視ではないが、ワンルームでも配置と放熱クリアランス次第で気になりにくい。
- 霜取り・始動時の一時的な作動音は許容範囲。
④ 設置性:スリム最優先ではないが現実的に“置ける”
- 本体幅はスリム特化機よりやや余裕が必要。とはいえ中型帯としては搬入しやすいサイズ感。
- 上面・側面の放熱スペースを確保すれば、静音・省エネともにメリットが出やすい。
⑤ 使い勝手:作り置きが回る“見える化”レイアウト
- 棚の見通しが良く、在庫の重複買いが減る。容器のスタッキングも安定。
- 冷凍室は日常のパン・冷凍食材ストックに十分。週末まとめ買いと平日自炊を両立しやすい。
注意・割り切りポイント
- 最スリム志向ではないため、設置スペースの採寸は必須。幅優先ならAQR-S26Rも検討。
- 静音は標準クラス。寝室隣など静寂最優先の設置では配慮が必要。
比較:AQR-20R/AQR-S26Rとどっちを選ぶ?
項目 | AQR-20R(200L) | AQR-S26R(260L) | AQR-26R2(260L) |
---|---|---|---|
位置づけ | 中型入口の省エネ寄り | スリムで設置しやすい | 冷蔵室広めのバランス型 |
向く人 | 電気代と設置性を優先 | 間口が狭い/省スペース最優先 | まとめ買い多め・冷蔵スペース重視 |
価格感 | 約6.5万円 | 約7.5万円 | 約7.8万円 |
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