この記事でわかること
- Casserolle YGC-800を火力/多機能/手入れ/収納/大人数の5軸で評価
- YGB-W131(26cm・1300Wの主力)/デキタテポット YMCP-S650(5WAY)との違い(自動調理寄り・放置調理のしやすさ)
- 「煮込み・低温調理・湯せん」など、手間を減らしたい日常調理に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事④(グリル鍋・電気鍋)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ 山善 グリル鍋・電気鍋おすすめ|2WAY〜多機能ポットを比較【一台多役】
結論:“ほったらかしに強い”。Casserolle YGC-800は低温〜煮込みの自動化で毎日がラクになる
Casserolle YGC-800は多機能クッカー寄りの電気鍋。煮込みや低温調理などの“放置で仕上がる料理”が得意で、日々の主菜づくりの省手間化に効きます。火力は標準的ながら、温調とタイマーの使い勝手がよく、炊き込み・スープ・サラダチキンなどを失敗しにくいのが魅力。一台多役でキッチンの稼働率を高めたい人にちょうど良い選択です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | Casserolle YGC-800 |
| タイプ | 多機能クッカー寄りの電気鍋(煮る/低温/温め) |
| 想定ユーザー | 日々の主菜を省手間で安定させたい一人〜3人まで |
| 主な特徴 | 低温調理・煮込み・保温に強い/タイマーで放置調理/扱いやすいサイズ |
| 参考価格(執筆時点) | 約0.6万円 |
出典:主要EC商品ページ(仕様・価格レンジの確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 火力:日常調理に十分。厚め食材は“時間でカバー”
- 出力は標準的なクラス。スープ・煮込み・炊き込みなら余裕あり。
- 厚切り肉や根菜たっぷりの煮物は、加熱時間をやや長めに見ると失敗しにくい。
② 多機能:低温調理とタイマーで“放置調理が主役”
- 低温調理・煮込み・保温が安定し、サラダチキン/チャーシュー/出汁取りが簡単。
- タイマーと温度管理で“ながら家事”がしやすく、帰宅後の段取りがスムーズ。
③ 手入れ:分解点数は適正。日常の洗いはラク
- 鍋パーツは取り回しやすいサイズで洗いやすい。パッキン周りは定期的な乾燥がコツ。
- 匂い移りを避けたい場合は、使用後の即洗い+しっかり乾燥で清潔を維持。
④ 収納:据え置きでもOK。棚にも収めやすい中型
- 本体は中型サイズで、キッチン棚やワゴンに収まりやすい。
- 付属品はひとまとめ保管がコツ。箱またはストレージボックスを併用すると取り出しが速い。
⑤ 大人数:3人前後までが適正。作り置きで拡張
- 一度の調理量は2〜3人を想定。作り置きと併用すれば来客対応もしやすい。
- 鍋ものの席調理よりも、キッチンで仕込んで食卓への流れが得意。
注意・割り切りポイント
- 焼き目重視の直火的な“強い焼き”は不得手。焼目付けはフライパン併用が確実。
- 匂いの強い料理は内鍋の即洗いでケア。におい残り対策にクエン酸洗いも有効。
比較(同帯・山善):YGB-W131/YMCP-S650とどっちを選ぶ?
| 項目 | YGB-W131 | デキタテポット YMCP-S650 | Casserolle YGC-800 |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 26cm×1300Wの主力グリル鍋 | 刻む・煮る・混ぜるの5WAY | 低温・煮込みの“放置調理”寄り |
| 得意分野 | 焼く+鍋の2WAY万能 | 下ごしらえ〜調理の一台完結 | 温調×タイマーの安定調理 |
| 向く人 | 家族のメイン鍋を一台で | 下ごしらえの手間も減らしたい | 作り置き・低温調理を習慣化 |
| 参考価格 | 約1.3万円 | 約0.5万円 | 約0.6万円 |
口コミの傾向
「低温調理が安定して失敗しない」
「煮込みの味しみが良く、放置で仕上がる」
「サイズが扱いやすく片付けやすい」
「強い焼き目を付ける用途には向かない」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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