この記事でわかること
- AFM-170を風量/到達距離/省エネ/使い勝手/静音の5軸で評価
- AFT-325(卓上ミニタワー)/AFR-175(レトロ)/AFT-636R(タワー据置)との違い(設置自由度・静音・到達距離)
- 寝室・キッチン・在宅ワークのピンポイント送風に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事③(タワー/卓上・クリップ/レトロ)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ アピックス タワーファン&卓上ファンおすすめ|省スペース×静音モデル比較
結論:“置き場所に困らない静音サブ”。AFM-170は2WAY設置×左右自動で小空間の快適度が上がる
AFM-170は卓上/クリップの2WAY扇風機。左右自動首振りと上下角度調整で“ちょうど良い向き”に当てやすく、低騒音で眠りや作業を邪魔しにくいのが魅力です。到達距離は控えめながら、小空間のスポット送風やキッチンの熱こもり解消に最適。据え置きスペースのない場所で真価を発揮します。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | AFM-170 |
| タイプ | 卓上・クリップ 2WAY扇風機(左右自動首振り/上下角度調整) |
| 想定シーン | 寝室の微風送風/キッチンの熱逃がし/デスクの局所冷却/子ども部屋のやさしい風 |
| 主な特徴 | クリップ固定または卓上設置/静音寄りの微風運転/扱いやすい操作系 |
| 参考価格(執筆時点) | 約0.5万円 |
価格は時期・店舗で変動します。最新情報は販売ページをご確認ください。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 風量:近距離の“涼スポット”づくりに最適
- 小型ゆえのマイルドな風で、顔まわりや手元の局所冷却に向く。
- 強風常用は得意ではないが、扇子代わりの連続風として快適。
② 到達距離:広い部屋のメイン送風には不向き
- 到達は短め。1〜2m圏の定位置送風を想定すると満足度が高い。
- 部屋全体の撹拌はサーキュレーター系が有利(→ 循環モデルまとめ)。
③ 省エネ:小消費電力で“つけっぱなし”にしやすい
- 微風中心の設計で日常使いの電力負担が少ない。
- エアコンの補助に回すと体感温度を下げやすく、空調効率にも好影響。
④ 使い勝手:2WAY設置×左右自動で“当てやすい”
- クリップ/卓上の切り替えで置き場所を選ばない。棚板・キッチンの柱・ベッドフレームに固定しやすい。
- 左右自動首振り+上下角度調整で、長時間でも一点に当たりすぎない。
⑤ 静音:寝室・在宅ワークで使いやすい
- 低〜中風量は動作音が控えめ。就寝時や通話中でも使いやすい。
- 設置面との共振を避けるため、クリップの固定面は平滑・剛性のある場所がベター。
注意・割り切りポイント
- 到達距離は短め。部屋全体の撹拌は不得手。
- 強風時はそれなりに音が出る。静音重視なら微風〜中風運用が基本。
- クリップの挟み幅・設置面の厚みは事前確認を。
- リモコン非搭載。手元操作前提で選びたい。
比較(同帯アピックス)
| 項目 | AFT-325(卓上タワー) | AFR-175(レトロ) | AFT-636R(据置タワー) | AFM-170(本機) |
|---|---|---|---|---|
| 設置性 | 卓上限定・超スリム | 卓上メイン | 床置きの省スペース | 卓上/クリップの2WAY |
| 到達距離 | 短 | 中 | 中 | 短 |
| 静音 | 高 | 中 | 高 | 高 |
| 向く人 | デスク専用で省スペース最優先 | 雰囲気重視でもしっかり送風 | ワンルームの床置き省スペース | 設置の自由度と静音を両立 |
口コミの傾向
「低速が静かで寝室でも気にならない」
「クリップで置き場所を選ばず便利」
「左右自動首振りで当たりっぱなしにならない」
「遠くまでは届かない。近距離用と割り切りが必要」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:寝室・デスク・キッチンでのスポット送風/設置スペースが限られる環境/静音重視で微風運用したい
- 向かない人:部屋全体の撹拌が目的(→ サーキュレーターまとめ)/床置きで到達距離も重視(→ タワー系まとめ)


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