[レビュー]TOSHIBA ZABOON AW-12VP4|乾燥力特化の12kgクラス・ハイパワーモデル

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この記事でわかること

※本記事はまとめ記事①(10〜12kg ZABOON上位|共働き・大家族向けフラッグシップ帯)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ TOSHIBA ZABOON 10〜12kg大容量おすすめ|共働き・大家族向け縦型洗濯機を比較

結論:「干す手間を減らす」が最優先なら、AW-12VP4は12kg帯で有力な選択肢

AW-12VP412kg洗い・縦型の洗濯乾燥機で、同容量帯の中でも乾燥力を重視したハイパワーモデルです。洗浄力はZABOONらしく高水準をキープしつつ、厚手衣類やタオルまで「干さずに仕上げたい」ニーズに応える設計。
一方で、省エネ性と静音性はフラッグシップ機より一歩控えめなので、電気代や運転音を最優先する人は上位のAW-12DPB5も候補になります。「多少のランニングコストより、乾燥まで一気に終わるラクさ」を重視する共働き家庭・大家族向けの一台です。

仕様と価格(要点)

主要仕様と参考価格(執筆時点)
項目 内容
型番 AW-12VP4
ブランド/シリーズ TOSHIBA ZABOON(縦型洗濯乾燥機)
タイプ 洗濯12kg/乾燥機能付き・縦型
想定ユーザー 3〜5人の共働き家庭/まとめ洗い+乾燥まで一気に済ませたい人
主な特徴 大容量12kg洗い/パワフルな乾燥機能/時短コースは標準的/省エネ・静音性は中庸
比較のポイント AW-12DP4より乾燥力重視/AW-12DPB5より価格を抑えやすい
参考価格(執筆時点) 約17.0万円(※時期・店舗により変動します)

出典:TOSHIBA 公式商品情報(AW-12VP4|仕様・消費電力量・運転音)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。

購入・価格チェック

AW-12VP4 評価(洗浄力4/乾燥力5/時短性3/省エネ3/静音性3) 洗浄力 乾燥力 時短性 省エネ 静音性

評価の算出根拠:メーカー公表データ(消費電力量・運転音)と設計要素、主要ECレビュー傾向を基準に5軸で比較。

実用レビュー

① 洗浄力:12kgでも洗いムラを抑えた“まとめ洗い向き”

  • ZABOONらしい強い水流と立体的な撹拌で、12kgの大容量でも汚れが集まりやすい部分をしっかり動かせます。
  • 泥汚れや皮脂汚れなど日常生活レベルの汚れには十分対応でき、まとめ洗い中心の家庭でも洗い直しは少ない印象です。
  • 一方で、最上位のAW-12DPB5と比べると、細かいコースバリエーションや微妙な洗い分けはややシンプルです。

② 乾燥力:厚手タオルやパーカーも“干さずに済ませたい人”向け

  • 乾燥力は12kg帯の中でもトップクラスで、タオルやトレーナー類もふんわりめに仕上がりやすいバランスです。
  • しっかり乾燥させたい洗濯物が多い日でも、浴室乾燥や部屋干しに頼る頻度をかなり減らせるため、共働き家庭の家事時間を圧縮しやすくなります。
  • ただし、乾燥をフル活用すると電気代と本体の発熱はそれなりにあるため、就寝時間帯の長時間運転は避けるなど、使い方の工夫は必要です。

③ 時短性:標準〜お急ぎまで“必要十分”。多彩さは最上位に一歩ゆずる

  • 標準コースに加えてお急ぎ洗濯や洗濯〜乾燥の時短コースも備えており、平日運用には十分なラインナップです。
  • ただし、超短時間の部分洗いや細かい衣類別コースなど、きめ細かい時短ニーズには最上位機ほどは応えないため、使い方がシンプルな家庭向きです。
  • 「毎日とにかく最速で回したい」よりも、週末のまとめ洗い+乾燥でラクしたいスタイルにフィットします。

④ 省エネ:乾燥を多用すると電気代はそれなり。運転時間と回数の管理がカギ

  • インバータ制御で洗い〜脱水までの電力効率は悪くないものの、乾燥をフル活用すると電気代はそれなりにかかります。
  • 「まとめ洗い+まとめ乾燥」スタイルに寄せることで、1回あたりの電力コストを抑えやすく、結果的に家計へのインパクトをコントロールしやすくなります。
  • 省エネを最優先するなら、乾燥頻度を絞るか、ワンランク上の省エネ性能を持つAW-12DPB5も比較検討すると選びやすくなります。

⑤ 静音性:ZABOONの中では“中庸”。夜間運転は時間帯を選びたい

  • 洗い工程の音は大容量縦型として標準的で、日中のリビング使用なら気になりにくいレベルです。
  • 脱水〜乾燥にかけては風とモーター音が続くため、寝室のすぐ隣や深夜帯の長時間運転では気になる人も出やすい印象です。
  • 集合住宅での夜間使用が多いなら、洗濯のみ夜に回し、乾燥は日中にするなど、運転時間帯を工夫するとストレスを減らせます。
注意・割り切りポイント

  • 乾燥力を優先した設計のため、省エネ性と静音性はフラッグシップ機より一歩控えめ。電気代・運転音を最優先する人は要注意。
  • 本体サイズは12kgクラス相応で、防水パンや搬入経路の採寸は必須。特に玄関・廊下の幅を事前にチェックしておきたいところです。
  • 価格重視であれば、乾燥力と機能を少し抑えたAW-12DP4のほうがコスパは取りやすいケースもあります。

比較:AW-12DP4/AW-12DPB5とどっちを選ぶ?

項目 AW-12DP4 AW-12DPB5 AW-12VP4
位置づけ 12kg洗濯乾燥のコスパ重視モデル 12kgクラスのフラッグシップ 乾燥力特化のハイパワーモデル
特徴 洗浄・乾燥ともに十分で、価格とのバランスが良い 洗浄力・乾燥力・省エネのバランスが最上位 厚手までしっかり乾かしたい人向けの乾燥重視設計
向く人 12kgが欲しいが、価格も抑えたい 洗浄〜乾燥まで全部ハイレベルにこだわる 干す手間を最優先で減らしたい共働き家庭
洗浄力/乾燥力 4/4(バランス型) 5/5(最上位クラス) 4/5(乾燥力重視)
価格感(参考) 約18.0万円 約23.0万円 約17.0万円

口コミの傾向

満足の声アイコン

「タオルや厚手の服までしっかり乾いて、干す量がかなり減った」

満足の声アイコン

「12kgあるので週末のまとめ洗いが一気に終わるのがラク」

満足の声アイコン

「雨の日も乾燥まで任せられるので、部屋干し臭の悩みが減った」

不満の声アイコン

「乾燥を長時間使うと電気代と運転音がそれなりに気になる」

※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。

まとめ:向く人/向かない人

  • 向く人:3〜5人の共働き家庭/洗濯〜乾燥まで一気に終わらせたい/雨の日や花粉の時期も部屋干しを減らしたい
  • 向かない人:電気代や静音性を最優先したい(→ AW-12DPB5)/価格重視で12kgが欲しい(→ AW-12DP4)人

※価格は時期・店舗で変動します。最新価格はリンク先でご確認ください。

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