この記事でわかること
- JRI-G180を旨味/時短/多機能/手入れ/保温性の5軸で評価
- 1升“ご泡火・圧力IH”上位(まとめ⑭)内のJPI-X180/JRI-A180との違い(強火時短・味の濃さ・多機能性)
- 作り置き・イベント・大盛り炊飯に強い“高速・高火力”の選び方
※本記事はまとめ記事⑭(1升“ご泡火・圧力IH”上位)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ タイガー 1升“ご泡火・圧力IH”おすすめ|濃厚炊きの上位帯
結論:“強火×泡の濃厚炊き”。JRI-G180は大量炊きでも甘み・弾力を確保し、時短力が高い
JRI-G180は1升(1.8L)・圧力IH・ご泡火炊き。大火力と泡立ち制御で、甘み・粘りの強い濃厚炊きを短時間に実現します。イベントや作り置きなどの“大量炊き”でも粒感が潰れにくく、硬さ調整や早炊きも実用的。旨味5/時短5の高バランスで、毎日炊き〜週末まとめ炊きのどちらにも噛み合います。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | JRI-G180 |
| タイプ | 1升(1.8L)/圧力IH・ご泡火炊き |
| 想定ユーザー | 作り置き・イベント・大盛り炊飯/短時間で美味しく炊きたい |
| 主な特徴 | 強火×泡の濃厚炊き/高速炊飯に強い/粒立ちと弾力の両立 |
| 参考価格(執筆時点) | 約3.2万円(参考価格) |
出典:タイガー 公式商品情報(ご泡火炊き・圧力IHの記載)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 旨味:泡立ち制御で甘みと弾力を強調
- ご泡火炊きが沸騰時の泡をコントロールし、粒の外側を崩しにくく内側の水和を促進。結果として粘り・甘みの“濃さ”が出やすい。
- 1升でも芯残りが起きにくい火力余裕。冷めても甘みが感じやすく、おにぎり・弁当でも満足度が高い。
② 時短:大火力×圧力で“早くおいしく”
- 高速・早炊き系メニューの出来がよく、平日帰宅後の炊飯でも食感を犠牲にしにくい。
- まとめ炊き時も火力の頭打ち感が少ないため、複数回転が現実的。イベントや作り置きに適する。
③ 多機能:毎日使いの“外せない”を網羅
- 白米の炊き分けに加え、無洗米・早炊き・おかゆなど標準メニューが揃う。
- “濃いめ/やわらかめ”の調整で家族の好みに合わせやすい。多機能4相当の充実度。
④ 手入れ:パーツは標準的、日常清掃で十分
- 内ぶたの着脱洗いでニオイ残りを抑制。点数は多くないが、大型ゆえの乾燥スペース確保は意識したい。
- 本体フチは拭き取りやすい形状。週末に釜の外側・ヒーター周りの拭き掃除をルーティン化すると清潔を保ちやすい。
⑤ 保温性:1升の保温も安定、長時間は再加熱推奨
- 断熱とヒーター制御で保温中のパサつきを抑制。12時間程度の一般的な保温では味の落ち込みが少ない。
- 長時間は再加熱・小分け冷凍との併用が安心。まとめ炊き派でも運用しやすい。
比較:JPI-X180/JRI-A180とどっちを選ぶ?
| 項目 | JPI-X180 | JRI-A180 | JRI-G180 |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 多機能・フラッグシップ圧力IH | 濃厚炊きの実力派 | 強火×泡の高速・高火力 |
| 向く人 | 炊き分けやメニュー重視 | 価格と味のバランス重視 | 大量炊きでも短時間で美味しく |
| 価格感 | 約4.0万円 | 約3.3万円 | 約3.2万円 |
口コミの傾向
「1升でも早く炊けて助かる」
「粒が立って冷めても甘い」
「大人数の食事でも安定して美味しい」
「サイズが大きく置き場所に悩む」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:作り置き・イベント・大盛り炊飯/短時間で“濃い旨さ”を求める/冷めても美味しいご飯が欲しい
- 向かない人:設置スペースが限られる(→ 5.5合“ご泡火・圧力IH”(まとめ⑤))/多機能最優先(→ JPI-X180)


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