この記事でわかること
- RR-100MTT LPを火力/立上り/容量/使い勝手/静音の5軸で評価
- RR-100MTT 13Aとの違い(ガス種の選び方・設置可否)と、RR-15VNS3 LP(1.5升・直火)との迷いどころ
- 「1升×シンプル操作」を求める家庭・小規模現場に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事④(MTT/VNS3|小型メカ式・直火)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ リンナイ MTT/VNS3おすすめ|小型メカ式&直火タイプを比較(5.5合〜1.5升)
結論:“シンプルで頑丈”。RR-100MTT LPは1升×メカ式で、毎日の炊き上がりが安定する
RR-100MTT LPは1升・メカ式(LPガス)のベーシックモデル。凝ったメニューよりも直感操作で確実に炊ける安心感が魅力です。保守性に優れ、長く使いたい家庭や小規模な現場での“定番の一台”。同容量帯の中では静音も良好で、日常のまとめ炊きにちょうど良い実力です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | RR-100MTT LP |
| タイプ | 1升・LPガス・メカ式(シンプル操作のベーシック) |
| 想定ユーザー | 耐久性重視の家庭/小規模現場の毎日炊き/電気炊飯器からの置き換え |
| 主な特徴 | 直感操作のメカ式/壊れにくい堅牢構造/安定した炊き上がり |
| 参考価格(執筆時点) | 約13.3万円(参考価格・執筆時点) |
価格目安は主要ECの販売レンジを参照。ガス種はLPで統一。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 火力:安定志向のベーシック出力
- 1升クラスとして過不足ない火力で、白米の粒立ちが安定。
- 急速よりもムラの少ない仕上がりを重視する人に合う設計。
② 立上り:メカ式らしい素直な挙動
- VQT系ほどの速さはないが、毎日使いに十分な立ち上がり。
- 予熱〜沸騰までの挙動が読みやすく、段取りが組みやすい。
③ 容量:1升で“日常+まとめ炊き”に余裕
- 一度に炊ける量が多く、冷凍ストック前提の炊き分けにも対応。
- 家族の来客や弁当用の週末まとめ炊きでも頼れる。
④ 使い勝手:直感操作でミスが少ない
- メカ式ノブ中心のシンプル操作で、誰でも扱いやすい。
- 複雑なメニューを使わない人ほど、日々の時短と安心感を得やすい。
⑤ 静音:家庭向けに十分“穏やか”
- 運転音は控えめで、炊飯中の生活ノイズに紛れる程度。
- 設置面の水平確保で、作動音・振動の体感をさらに低減できる。
注意・割り切りポイント
- 細かなメニュー(玄米特化や多彩なコース)は非搭載。シンプル操作を重視する人向け。
- より立上り重視ならVQTシリーズ、直火の大盛対応ならRR-15VNS3 LPも検討。
比較:同帯のリンナイとどっちを選ぶ?
| 項目 | RR-100VQ LP(1升) | RR-15VNS3 LP(1.5升) | RR-100MTT LP(1升) |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 家庭用スタンダード | 直火タイプ(小規模店) | メカ式ベーシック |
| 強み | 安定した日常炊飯/扱いやすい | 直火ならではの力強さ/大盛対応 | 壊れにくさ/直感操作 |
| 立上り | やや速い(4) | 標準(3) | 標準(3) |
| 価格感 | 約4.7万円 | 約8.0万円 | 約13.3万円 |
口コミの傾向
「シンプル操作で家族でも使いやすい」
「1升でまとめ炊きがはかどる」
「メカ式で長く使えそう」
「多彩なメニューはない」
※主要ECサイトのレビュー傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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