この記事でわかること
- KG366Jを味再現/静音/清掃/速度/多機能の5軸で評価
- 日常使いでムラを抑えたい人に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事01(デロンギ コーヒーグラインダー)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ デロンギ コーヒーグラインダーおすすめ比較|KG521J・KG366J・KG79J・KG200JNの違い
結論:“家庭用の基準値”。KG366Jは味の安定と扱いやすさのバランスが良い
KG366Jはコーン式の中位モデル。粒度の揃いやすさと使い勝手の針路が明快で、ドリップ〜フレンチプレス中心の家庭用にちょうど良い選択肢です。高機能表示や高精度微調整は上位に譲るものの、日々の一杯を安定化する実力を備えます。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | KG366J |
| タイプ | コーン式(粒度調整・タイマー) |
| 想定ユーザー | 日常のドリップ中心/味の安定と手入れのしやすさをバランス重視 |
| 主な特徴 | コーン式でムラを抑制/日常的な静音性は標準/分解清掃は手順明快 |
| 参考価格(執筆時点) | 約1.4万円 |
出典:デロンギ 公式商品情報/主要ECの販売価格レンジをもとに作成。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 味再現:コーン式の安定感で“日常の一杯”が揃う
- コーン式の低速粉砕で微粉・粗粉の偏りを抑制。中細挽き〜中挽きでドリップのバランスが取りやすい。
- 微調整の細かさは上位に及ばないが、家庭の定番レシピなら十分に再現しやすい。
② 静音:早朝・夜でも使いやすい“標準静音”
- 耳障りな高音は少なめで、会話やテレビの妨げになりにくい動作音。
- 豆量を詰め込みすぎず、置き台の共振対策をすると体感ノイズが下がる。
③ 清掃:分解手順が明快。ブラシで日常ケアが完結
- ホッパー・粉受けが取り外しやすく、日々のブラッシングで清潔を保てる。
- 油分が多い豆を続ける際は、定期的に内部の粉残りをチェックしたい。
④ 速度:家事の流れを崩さない“ちょうど良い”スピード
- コーン式としては平均的な挽き上がり時間。1〜2杯分なら待ち時間は短め。
- 連続運転は熱の影響を避けるため、小分け運用が推奨。
⑤ 多機能:必要十分の調整とタイマーで迷わない
- 粒度段階+タイマーで再現性を確保。上位の表示機能はないが、操作が直感的。
- 豆量が変わると抽出も変わるため、分量メモを作ると再現が安定。
注意・割り切りポイント
- 極細挽きでの調整幅は上位機より狭め。エスプレッソ中心なら上位の選択肢も検討。
- 粉受けや内部に少量の残粉は出るため、使用後のひと掃きをルーティン化したい。
比較:同帯のデロンギでどれを選ぶ?
| 項目 | KG521J(上位コーン式) | KG79J(うす式) | KG366J(中位コーン式) |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 味再現と表示機能を強化 | 価格重視の入門定番 | 味と扱いやすさの中庸 |
| 向く人 | 微調整で味を詰めたい | “挽きたて”を試したい | 日常の安定感を重視 |
| 価格感 | 約2.3万円 | 約0.8万円 | 約1.4万円 |
口コミの傾向
「ドリップの味が安定してきた」
「音は想像より控えめで使いやすい」
「掃除が簡単で続けやすい」
「極細挽きの自由度は物足りない」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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