この記事でわかること
- KG79Jを味再現/静音/清掃/速度/多機能の5軸で評価
- KG521J(上位コーン式)/KG366J(中位コーン式)/KG200JN(カッター式)との違い(味の狙いやすさ・手入れ・スピード)
- “まずは手頃に挽きたて”を試したい人に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事①(デロンギ コーヒーグラインダー比較)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ デロンギ コーヒーグラインダーおすすめ比較|KG521J・KG366J・KG79J・KG200JNの違い
結論:“コスパで挽きたて入門”。KG79Jは基本の粗さ調整で日常コーヒーを底上げ
KG79Jはうす式(フラット刃)の入門定番。豆ごとの芯は捉えつつも、味の追い込みはコーン式に譲るバランスです。動作音・清掃性は標準的、価格優先で“粉から卒業”したい人にとって現実解。ドリップ中心に日々の一杯を安定化したい層に向きます。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | KG79J |
| タイプ | うす式・電動(フラット刃/粗さ段階調整) |
| 想定ユーザー | まずは“挽きたて”を手頃に導入/ドリップ中心のデイリー用途 |
| 主な特徴 | 基本的な粒度調整/コンパクト設計/価格と扱いやすさのバランス |
| 参考価格(執筆時点) | 約0.8万円 |
出典:デロンギ 公式商品情報(仕様)/主要ECの商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 味再現:ドリップの日常使いで“安定”を得る
- うす式らしい均一感はほどほど。微粉は出るが、粉挽き購入より抽出の再現性は向上。
- 中細挽き〜中挽きのデイリー領域が狙いやすい。深煎りのコク重視にマッチ。
② 静音:動作音は標準。朝の使用も気兼ねしにくい
- モーター音は一般的な家電レベル。甲高く響きにくく、短時間運転で気になりにくい。
- 安定した設置で振動を抑えると、体感ノイズが減る。
③ 清掃:ブラシでの定期ケアで十分回せる
- 粉受け・ホッパーが扱いやすい形状。使用後のブラッシングで日常清掃は完結。
- 微粉付着はあるため、週1の入念ケアで香味の鈍りを防げる。
④ 速度:急がない日常ペース。1〜2杯なら実用十分
- 挽き速度は控えめ。朝の1〜2杯を回す運用にちょうど良い。
- 多杯抽出や短時間連続使用は上位機やカッター式が有利。
⑤ 多機能:段階調整中心。まずは“必要十分”
- 液晶やドーズは非搭載。シンプル操作で迷いにくい構成。
- 抽出器具が固定なら、再現性のベース作りに向く。
比較:同価格帯のデロンギとどっちを選ぶ?
| 項目 | KG200JN(カッター式) | KG79J(うす式) | KG366J(中位コーン式) |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 手軽・高速 | 入門定番・コスパ | 味と扱いやすさの両立 |
| 強み | 速度・清掃性 | 価格と基本性能のバランス | 味の追い込み・均一性 |
| 向く人 | とにかく早く簡単に | まずは挽きたてを日常化 | 味最優先の家庭用本命 |
口コミの傾向
「価格のわりに満足。粉より香りが段違い」
「操作が簡単で毎朝の習慣にしやすい」
「微粉が多め。もっと細かく味を詰めたい」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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