メリタ バリオE CG-124 レビュー|40段階コニカルで味再現を極める上位ミル

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この記事でわかること

結論:“40段階×コニカル”。CG-124は味再現と調整幅で、家庭用の本命になり得る

メリタ バリオ-E CG-124コニカルカッター/40段階の本格派。均一性と微調整に強く、ハンドドリップ〜エスプレッソまで守備範囲が広い。ホッパー約220g、処理能力約0.8〜1.1g/秒で家庭用としての取り回しも良好。味づくりを詰めたい人の最適解です。

仕様と価格(要点)

主要仕様と参考価格(執筆時点)
項目 内容
型番 バリオ-E CG-124
方式 コニカルカッター(円錐形刃)
挽き目 40段階の微調整
ホッパー容量 220g
処理能力 0.8〜1.1g/秒
想定ユーザー 自宅エスプレッソ〜ハンドドリップまで広く対応したい人/均一性と再現性を重視
参考価格(執筆時点) 約3.7万円

出典:メリタ公式商品情報(仕様・容量・段数)/主要ECの価格レンジ(参考価格の確認)。

購入・価格チェック


バリオ-E CG-124



メリタ バリオ-E CG-124

メリタ バリオ-E CG-124 評価(味再現5/静音3/清掃3/速度3/多機能5) 味再現 静音 清掃 速度 多機能

評価の算出根拠:公式仕様(方式・段数・処理能力)と主要ECレビュー傾向を基準に5軸で評価。

実用レビュー

① 味再現:コニカル×40段で“粒度の揃い”と再現性が高い

  • コニカルカッターにより粒度の分布がまとまり、抽出のブレが少ない。ペーパードリップはもちろん、エスプレッソ域の微調整も現実的。
  • 段階が細かいので豆やレシピごとの狙いのTDS/抽出時間に合わせやすい。

② 静音:家庭用としては中庸。時間帯配慮で気にならない

  • 動作音は一般的な家庭用電動ミルの範囲。朝の短時間使用でも配慮すれば許容度は高い。
  • 設置面に振動吸収マットを敷くと、高音の響きが軽減されやすい。

③ 清掃:ブラシ必須。定期的な粉払いで良好を維持

  • バurr系ゆえ粉溜まりのケアは必要。付属ブラシやブロワで定期メンテを。
  • ホッパーは外して油分や微粉を除去すると風味持続に寄与。

④ 速度:0.8〜1.1g/秒で安定。家庭用途では十分

  • 1杯分(15〜18g)なら十数秒前後で完了。連続使用も安定しやすい。
  • 極細挽きではやや時間は延びるが、発熱抑制と均一性のバランスが良い。

⑤ 多機能:40段階+実用容量で“運用の自由度”が高い

  • 40段階の幅が大きく、豆・抽出器具を跨いだ再現性が取りやすい。
  • ホッパー約220gで、日常ローテの豆をまとめて管理しやすい。
注意・割り切りポイント

  • プロペラ式に比べて清掃の手間は増える。定期メンテ前提で選ぶと満足度が高い。
  • 動作音は完全無音ではない。早朝使用は設置面や時間帯の配慮でカバー。

比較:同帯のメリタ電動ミルとどっちを選ぶ?

項目 ECG71-1B(フラット) ECG64-1L(プロペラ) CG-124(コニカル)
位置づけ バランス型・杯数指定 入門・手軽 上位・均一性重視
挽き目 17段階 時間調整(目安) 40段階
ホッパー 約200g 約70g 約220g
向く人 毎朝のルーチン時短 まず“挽きたて”体験 味の作り込み最優先
参考価格 約0.7万円 約0.3万円 約3.7万円

口コミの傾向

満足の声アイコン

「挽き目の均一性が高く、ドリップの味が安定」

満足の声アイコン

「細かい段階調整で豆ごとに追い込みやすい」

不満の声アイコン

「清掃は定期的に時間を取りたい」

※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。

まとめ:向く人/向かない人

  • 向く人:エスプレッソ〜ドリップの両立/味再現と微調整を重視/同じ味を安定して再現したい
  • 向かない人:清掃手間を最小化したい(→ ECG64-1L)/価格重視で時短優先(→ ECG71-1B

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