この記事でわかること
- SB-111を焼き質/メニュー/速さ/こね力/静音の5軸で評価
- SHB-712(2斤・メニュー豊富/マナーモード)との違い(容量同等でも操作性・静音配慮・価格の差)
- 「まずは2斤でコスパ重視」の入門最適解と、買う前に知っておきたい注意点
※本記事はまとめ記事①(全モデル比較)の特化レビューです。全体の位置づけと比較は下記から。
→ シロカ ホームベーカリーおすすめ全比較|SB-2D151/SHB-712/SB-1D251/SB-1D151/SB-111を徹底レビュー
結論:2斤×低コストで“まず一台”。SB-111は日常の食パンづくりに十分な基本性能
SB-111は2斤・17メニューのベーシック機。派手な高機能はないものの、食パン/早焼き/生地づくり/ジャムなど必要十分をカバー。こね力は2斤クラス相応で安定し、音は標準的。価格重視で“家族量の食パンを毎日回す”用途に噛み合います。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | SB-111 |
| タイプ | 2斤対応・ホームベーカリー(食パン/早焼き/生地/ジャム ほか) |
| 主な特徴 | シンプル17メニュー/2斤のこね力で日常パンづくりに十分/基本操作がわかりやすい |
| 比較の要点 | メニュー充実や静音配慮を求めるならSHB-712、速さ重視はSB-1D251(47分) |
| 参考価格(執筆時点) | 約1.2万円 |
価格レンジは主要ECの販売価格を確認し、記事時点の目安を表記しています(実売は変動します)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 焼き質:日常食パンなら十分。焦げ・膨らみは安定しやすい
- 標準の食パン〜早焼きまで、2斤ならではの体積でも膨らみは安定。表面の焼き色ムラも実用上は気になりにくい。
- プレミアム系(高加水やクラスト表現)を突き詰めるなら、SB-2D151(高加水パン対応)が有利。
② メニュー:17メニューのベーシック構成
- 食パン/早焼き/ソフト/フランス風/生地づくり/ジャムなど、普段使いに必要な範囲を網羅。
- 甘酒や細かなアレンジメニューを求めるなら、SB-1D151(20メニュー)やSHB-712(29メニュー)が選択肢。
③ 速さ:一斤系“最速”には及ばない。朝イチ狙いは予約活用
- 47分級の超早焼きではないため、完成までの所要は長め。夜セット→朝焼き上がりの予約運用が現実的。
- スピード重視ならSB-1D251(47分)やSB-2D151(58分)が適任。
④ こね力:2斤生地をしっかり捏ねる余裕
- 2斤機らしい余裕のモーター駆動で、生地づくり(ピザ・ベーグル等)でも扱いやすい。
- 高加水・ハード系の“攻めた配合”は、SB-2D151がより適性。
⑤ 静音:標準的。夜間運転は置き場所に配慮
- こね時の機械音・振動はクラス標準。集合住宅では防振マット併用が安心。
- 操作音やブザーの抑制は非搭載。静音配慮重視はSHB-712(マナーモード)が有利。
注意・割り切りポイント
- メニューは17に留まるため、多機能アレンジ重視の人は上位機が向く。
- 速さは平凡。朝焼き上げたい場合は予約タイマー前提で運用を。
- 置き場所は振動対策(厚めのマット)で安定。夜間のこね工程に配慮。
比較:同じ2斤のSHB-712とどっちを選ぶ?
| 項目 | SHB-712(2斤) | SB-111(2斤) |
|---|---|---|
| メニュー数 | 29(甘酒/アレンジ豊富) | 17(基本重視) |
| 静音配慮 | マナーモード(操作音・ブザー消音) | なし(標準) |
| 価格感 | 約1.6万円 | 約1.2万円 |
| 向く人 | 静音・多機能を求める家族 | コスパ重視で毎日食パン |
口コミの傾向
「2斤でコスパが良い。毎日の食パンが安定」
「生地コースが便利。ピザやベーグルにも活躍」
「操作がシンプルで家族も使える」
「メニューは必要最低限。早焼きの速さは物足りない」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別投稿の直接引用は行っていません)。

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