この記事でわかること
- IHT-S201を音質/立体感/低音/接続/操作性の5軸で評価
- IHT-S301(上向きスピーカー・2.0.2ch)との違い(立体感重視か、低音重視か)
- テレビの聞き取りやすさを手軽に底上げしたい入門〜中級層に向く理由
※本記事はまとめ記事01(IHT-S301/IHT-S201)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ アイリスオーヤマ サウンドバーおすすめ比較|IHT-S301とIHT-S201をプロが評価
結論:“低音の厚み”でテレビ音を底上げ。IHT-S201は2.1chの手軽さと価格バランスが魅力
IHT-S201は2.1ch・サブウーファー内蔵のサウンドバー。テレビのセリフ帯を太くしつつ、ニュース〜バラエティ〜映画まで低音の物足りなさを補うのが得意です。HDMI ARC中心のシンプル接続で電源連動・音量連動もしやすく、設置も省スペース。立体感を高めたいならIHT-S301、手軽に低音を強化したいならIHT-S201が目安です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | IHT-S201 |
| タイプ | 2.1ch・サブウーファー内蔵(サウンドバー) |
| 主な特徴 | 内蔵ウーファーで重低音を強化/映画・音楽の迫力を底上げ/セリフ帯の聞き取り改善 |
| 接続まわり | HDMI ARC(CEC連動)/光デジタル/AUX/Bluetooth |
| 想定ユーザー | テレビの低音不足を簡単に解消したい/省スペース・シンプル操作重視 |
| 参考価格(執筆時点) | 約1.8万円 |
購入・価格チェック
実用レビュー
① 音質:セリフが聞き取りやすく、テレビ視聴がラクになる
- 2.1ch構成で中低域の量感が増し、ニュースやドラマの声の輪郭がはっきり。
- 高域は刺激控えめで、長時間視聴でも聴き疲れしにくいチューニング。
② 立体感:包囲感は“控えめ”。音の厚みで没入感を稼ぐ
- 仮想サラウンドは最小限。上向きスピーカー搭載のIHT-S301ほどの広がりは狙わず、音の密度で満足度を高める設計。
- リビングの壁・天井の条件に左右されにくく、間取りを選びにくいのは利点。
③ 低音:サブウーファー内蔵で“物足りない”を素早く解決
- 爆発・エンジン音・ベースラインの沈み込みがしっかり。テレビ単体で不足しがちな帯域を補強。
- 夜間は低音を控える音量・サブウーファーレベルのバランス調整が有効。
④ 接続:HDMI ARC中心でシンプル。必要最小限の端子構成
- HDMI ARCでテレビの電源・音量と連動。日常の操作はテレビのリモコンだけで完結しやすい。
- 光デジタル/AUX/Bluetoothにも対応。多入力やUSB再生など拡張は控えめで割り切り型。
⑤ 操作性:わかりやすいリモコンとプリセットで迷わない
- 音場モードや低音レベルをボタンで直感操作。表示もシンプルで家族でも扱いやすい。
- テレビ視聴中心なら、標準モード+低音控えめがバランス良好。映画は低音を1段上げるのが目安。
注意・割り切りポイント
- 立体的な広がりは控えめ。没入感を最重視するなら→ IHT-S301も要比較。
- 接続はARC中心で端子数は最小限。複数機器の切替をサウンドバーで行いたい人には不向き。
- 低音の出方は設置面からの振動に影響。棚置き時はインシュレーターなどで共振対策を。
比較:IHT-S301とどっちを選ぶ?
| 項目 | IHT-S301 | IHT-S201 |
|---|---|---|
| 位置づけ | 上向きスピーカーで立体感重視の2.0.2ch | サブウーファー内蔵で低音重視の2.1ch |
| 強み | 広がり・包囲感/豊富な入出力 | 重心の低い迫力/シンプル接続 |
| 向く人 | 映画やアニメで没入感を高めたい | テレビの低音不足を手早く解決したい |
| 参考価格 | 約2.8万円 | 約1.8万円 |
口コミの傾向
「テレビの音が太くなり、セリフが聞き取りやすい」
「設置と接続が簡単。電源連動で家族も迷わない」
「小音量でも低音がしっかり感じられる」
「立体感は控えめ。映画はもう少し広がりが欲しい」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:テレビの低音不足を手早く補強/シンプル接続・家族で使いやすい操作性重視/省スペース設置
- 向かない人:立体感を最優先(→ IHT-S301)/多入力・拡張性を求める


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