[レビュー]TCL S45H|2.0chの一体型

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この記事でわかること

※本記事はまとめ記事(TCL サウンドバーおすすめ比較)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ TCL サウンドバーおすすめ比較|S55H・S45H・S522W・TS6100の違いと選び方

結論:“省スペースの最適解”。S45Hは2.0一体型でもAtmos対応+音場補正で、テレビ標準音を手早くアップデート

TCL S45H2.0chのオールインワンDolby Atmos(ダウンミックス)DTS Virtual:Xで立体感を補い、AI Sonic(自動音場補正)で置き場所に合わせて最適化。HDMI eARCTCL Homeアプリ対応で接続・操作もスマート。サブウーファーなしのため低音は控えめですが、テレビの聞き取りやすさ改善が主眼なら十分納得の仕上がりです。

仕様と価格(要点)

主要仕様と参考価格(執筆時点)
項目 内容
型番 S45H
チャンネル 2.0ch・オールインワン(サブウーファー非同梱)
対応音声 Dolby Atmos(ダウンミックス)/DTS Virtual:X
最適化機能 AI Sonic(自動音場補正)/サウンドモード各種
接続 HDMI eARC/光デジタル/Bluetooth/USB/アプリ(TCL Home)
想定用途 リビング・寝室のテレビ音質向上/省スペース設置
参考価格(執筆時点) 約1.6万円(※時期・店舗により変動します)

出典:TCL 公式商品情報/主要ECの商品ページをもとに要点を要約。

購入・価格チェック

TCL S45H 評価(音質3/立体感3/低音2/接続5/操作性4) 音質 立体感 低音 接続 操作性

評価の算出根拠:メーカー公表スペックと設計要素、主要ECレビュー傾向を基準に5軸で比較。

実用レビュー

① 音質:人の声が明瞭。ニュース〜ドラマの“聞き取り”改善

  • 2.0ch一体型でも、中高域のクリアさは良好。セリフの明瞭感がテレビ内蔵スピーカーから一段アップします。
  • AI Sonicにより、設置位置の反射・距離を自動補正。マンションの壁近設置でもバランスが取りやすい印象。

② 立体感:バーチャルでも“包まれ感”をプラス

  • Dolby Atmos(ダウンミックス)DTS Virtual:Xに対応。高さ方向の誇張は控えめながら、横方向の広がりは体感できます。
  • 天井スピーカーは非搭載。没入型映画は控えめ評価ですが、普段使いでは十分な空間拡張です。

③ 低音:量感は穏やか。夜間視聴と相性良し

  • サブウーファー非同梱のため重低音は出し過ぎない設計。賃貸や夜間視聴でも扱いやすい鳴り方です。
  • アクションやライブは低音ブーストで補えるが、物理サブの迫力は望まない前提が妥当です。

④ 接続:eARC×マルチ入力で“迷わない”

  • HDMI eARCにより、テレビとの連携が快適。電源連動・音量連動も安定しやすい構成です。
  • 光デジタル/USB/Bluetoothも搭載。ゲーム機やストリーミングの切替もスムーズ。

⑤ 操作性:アプリ+自動補正で初期設定が簡単

  • TCL Homeアプリから音場モードや音量微調整。リモコンだけより細かな追い込みが可能。
  • AI Sonicのワンタップ調整で、設置直後から破綻のないバランスに。
注意・割り切りポイント

  • 低音量感は控えめ。映画や音楽で迫力最優先なら、S55H(2.1ch+ワイヤレスサブ)も検討を。
  • Atmosはバーチャル再現のため、天井方向の定位は限定的。
  • テレビ側がARCでも動作はするが、eARC対応テレビだと連携面がより安定。

比較:同帯のTCLとどっちを選ぶ?

項目 S55H S522W TS6100 S45H
チャンネル 2.1ch(サブ同梱) 2.1ch(サブ同梱) 2.0ch 2.0ch
立体音響 Dolby Atmos/DTS Virtual:X 非対応 Dolby Digital Dolby Atmos(ダウンミックス)/DTS Virtual:X
接続 HDMI eARC/光/USB/BT/アプリ HDMI ARC/光/USB/BT HDMI ARC/光/USB/BT HDMI eARC/光/USB/BT/アプリ
強み 機能総合力と低音 価格対低音の迫力 シンプルで手軽 省スペースで底上げ+操作性
価格感 約2.1万円 約2.6万円 約1.2万円 約1.6万円

口コミの傾向

満足の声アイコン

「セリフがはっきりしてテレビが聞きやすくなった」

満足の声アイコン

「設定が簡単。アプリで微調整できて便利」

満足の声アイコン

「省スペースで置きやすい」

不満の声アイコン

「低音は控えめ。迫力重視には物足りない」

※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。

まとめ:向く人/向かない人

  • 向く人:省スペース設置/ニュースやドラマの聞き取り改善/設定の手軽さを優先
  • 向かない人:重低音の迫力を最優先(→ S55HS522W)/最安重視(→ TS6100

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