この記事でわかること
- N20 PRO PLUSを吸引力/自動収集/水拭き/賢さ/静音の5軸で評価
- N30 PRO OMNI/N30 PLUSとの違い(自動収集の手離れ/水拭きの簡便さ/賢さのアプローチ)
- 「まずは“捨てる手間”をなくす」人に向けた、Plus=自動収集帯の選び方
※本記事はまとめ記事③(Nシリーズ|自動収集とコスパ重視)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ ECOVACS DEEBOT Nシリーズおすすめ|自動ゴミ収集(Plus)と低価格OMNIを比較【コスパ重視】
結論:N20 PRO PLUSは“自動収集でラクする”入門の最適解。拭きは簡易でOKならコスパ良好
ECOVACS DEEBOT N20 PRO PLUSは、自動ゴミ収集(Plus)対応で日々のダスト捨てを大幅に削減。吸引は標準〜やや強めで毛ゴミにも一定の実力、拭きは簡易モッピングに割り切った構成です。まずは手入れを減らしたい人に向き、N30 PRO OMNIのようなフル自動ステーションまで要らない場合の実用的な落としどころです。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | N20 PRO PLUS |
| タイプ | 自動ゴミ収集(Plus)+吸引/簡易水拭き |
| 想定ユーザー | 捨てる手間を減らしたい/拭きは簡易でOK/コスパ重視で入門したい |
| 主な特徴 | Auto-Emptyでダスト処理を省力化/規則走行でムラを抑制/静音寄りのバランス |
| 参考価格(執筆時点) | 約6.5万円 |
価格は時期・店舗で変動します。最新価格は各ECページでご確認ください。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 吸引力:標準〜やや強め。毛ゴミや砂粒の回収に安定感
- フローリングと短毛カーペットで効率良く回収。日常の食べこぼしや砂粒は一往復で概ね取り切る印象。
- ペットの抜け毛もまとまりやすく、ダストボックスが詰まりにくい構造で扱いやすい。
② 自動収集:捨てる手間が一気に減る“Plusの価値”
- Auto-Emptyで回収後にドックが吸い上げ。数週間〜1か月単位までゴミ捨て間隔を延長しやすい。
- ダストバッグは手を汚さず交換でき、アレルゲン対策の面でもメリット。
③ 水拭き:日常の皮脂汚れや軽い足跡に有効(簡易)
- 軽い皮脂・薄い水跡に効果的。固着汚れは濡らしておくなど事前の一工夫があるとベター。
- モップの洗浄・乾燥は手動管理のため、週末まとめて手入れの運用が現実的。
④ 賢さ:規則走行でムラを抑制。マップ管理はシンプル
- 規則走行中心でカバー率を確保。段差や配線周りは事前の床整理で引っかかりを減らせる。
- 部屋分け・立入禁止などの基本操作はアプリで可能。高度なAI回避は非搭載の割り切り。
⑤ 静音:日常使用は落ち着いたノイズ。夜間の運転も現実的
- 通常吸引は静かめで、テレビや会話を妨げにくい。ドックの収集時だけ音量増は許容範囲。
- 床材とモード次第で騒音感は変化。スケジュール運転で来客・在宅時間を避けると快適。
注意・割り切りポイント
- 水拭きは簡易。モップ洗浄・乾燥の完全自動化を求めるならN30 PRO OMNIも検討。
- AI障害物回避は非搭載。配線や細小物は事前に片付ける運用が前提。
比較:N30 PRO OMNI/N30 PLUSとどっちを選ぶ?
| 項目 | N30 PRO OMNI | N30 PLUS | N20 PRO PLUS |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 低価格OMNI(拭きの自動洗浄あり) | ベーシック+自動収集 | 自動収集重視の入門バランス |
| 手入れ頻度 | 低い(拭きまで自動) | 低い(吸引ゴミ) | 低い(吸引ゴミ) |
| 水拭き | ◯(実用的) | △(簡易) | △(簡易) |
| 価格感 | 約8.8万円 | 約6.9万円 | 約6.5万円 |
口コミの傾向
「ゴミ捨てが月1回程度で済む」
「吸引は十分、日常汚れは問題なし」
「動作音が控えめでスケジュール運転しやすい」
「水拭きは簡易。自動洗浄や乾燥が欲しい」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:ゴミ捨て頻度を減らしたい/フローリング中心/水拭きは“軽めでOK”/コスパ優先
- 向かない人:拭きまでフル自動にしたい(→ N30 PRO OMNI)/配線や小物が散らかりやすい環境(AI回避重視帯を検討)


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