この記事でわかること
- ECOVACS DEEBOT T80 OMNIを吸引力/自動収集/水拭き/賢さ/静音の5軸で評価
- T50 OMNI/T30 PRO OMNIとの違い(全自動性・回避精度・静音の仕上がり)
- “手入れ頻度を最小化しつつ仕上がりも妥協したくない”人に向くポイント
※本記事はまとめ記事②(Tシリーズ|中位OMNI/COMBO)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ ECOVACS DEEBOT Tシリーズおすすめ|中位OMNI/COMBOの機能と価格を徹底比較
結論:“フル自動×高精度回避”。T80 OMNIは日々のケアを極力ゼロに近づける上位Tの本命
ECOVACS DEEBOT T80 OMNIはフル自動ステーション(洗浄・乾燥・自動収集)と高精度マッピング/回避を凝縮した上位T。毛ゴミ混在の床でも吸引力が乗り、モップの自動洗浄・温風乾燥でニオイ・雑菌ケアまで手離れ良好。毎日の吸引+拭きまで“任せっぱなし”を狙う家庭で、時間コストと仕上がりの両立が期待できます。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | ECOVACS DEEBOT T80 OMNI |
| タイプ | 全自動OMNIステーション(自動収集/モップ洗浄・温風乾燥)+吸引・水拭きハイブリッド |
| 想定ユーザー | 共働き/ペット家庭/毛ゴミ+皮脂汚れを日次でリセットしたい人 |
| 主な特徴 | 強力吸引/自動収集5/自動洗浄・乾燥5/高精度マッピング・回避/夜間も使いやすい静音設計 |
| 参考価格(執筆時点) | 約17.8万円 |
参考価格は主要ECの価格レンジをもとに一義値化。時期・店舗で変動します。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 吸引力:毛ゴミ混在の床でも“取り切る”安心感
- 高静圧×最適化ブラシで毛・粉じんの両方を回収。ラグ端でも押し出しが少なく、集じん効率が高い印象。
- 壁際はエッジ走行で取り残しを抑制。ペットの抜け毛が多い季節も日常の清潔感を維持。
② 自動収集:ステーション一体で“捨てる手間”を最小化
- 自動ゴミ収集(5)でダストボックス開閉頻度を大幅削減。ニオイ漏れも抑えやすい構造。
- 集じん経路の詰まりにくさが良好。長期でもメンテナンス負担が軽いのが実用的。
③ 水拭き:自動洗浄・温風乾燥まで完結
- 自動洗浄+温風乾燥(5)でモップの雑菌・ニオイ対策がルーティン化。皮脂汚れの再付着を抑えやすい。
- 床材に合わせた水量制御で、フローリングの残水を低減。朝運転→出勤中に乾燥までが定番に。
④ 賢さ:高精度マッピングと回避で“止まらない運用”
- LiDAR+物体認識の回避力でコード・スリッパなどの引っかかり頻度が低い。清掃のやり直しが減る。
- 間取り学習が速く、ゾーン清掃/進入禁止の精度も高め。夜間の単独運転も安心。
⑤ 静音:日常会話と両立する“落ち着き”
- 清掃時の作動音はクラス標準〜良好。在宅ワークの通話と両立できる出力帯が使いやすい。
- ステーション動作音は短時間で終了。スケジュール設定で生活リズムに合わせやすい。
注意・割り切りポイント
- 本体・ステーションともに設置占有が大きめ。吸水・排水の動線と壁際クリアランスを事前確認。
- 静音性は良好だが、最大吸引/収集時は音量が上がる。時間帯をスケジュールで最適化する運用が前提。
比較:同帯のECOVACS DEEBOTとどっちを選ぶ?
| 項目 | T50 OMNI | T30 PRO OMNI | T80 OMNI |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 日常最適のバランスOMNI | コンパクト×高機能 | プレミアム機能凝縮の上位T |
| 評価(吸引/収集/拭き/賢さ/静音) | 4/5/4/4/4 | 4/5/4/4/3 | 5/5/5/5/4 |
| 向く人 | 価格と実用のバランス | 設置性重視で“ほぼ手放し” | 手離れと仕上がりを最優先 |
| 参考価格 | 約12.5万円 | 約10.8万円 | 約17.8万円 |
口コミの傾向
「モップの自動洗浄・乾燥までやってくれて手入れがラク」
「マッピングが速く、障害物回避で止まりにくい」
「吸引力が高く毛ゴミも良く取れる」
「ステーションが大きく設置スペースに悩む」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:清掃の自動化を徹底したい/毛ゴミ+皮脂汚れの同時対策/在宅・外出に合わせて静かに運用したい
- 向かない人:設置スペースが極小(→ T30 PRO OMNI)/価格最優先(→ T50 OMNI)


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