この記事でわかること
- MR-WZ61Mの実力を冷却・保鮮/省エネ/静音/設置性/お手入れの5軸で評価
- MZ60M(602L)/WZ55M(547L)/WXD70M(700L)との違い
- LDK設置向けの静音性と、電気代を抑えたい家庭への適合度
※本記事はまとめ記事④(485〜700L|フレンチ中心)の特化レビューです。全体比較は下記に集約。
→ 幅スリムで大容量|三菱の大型フレンチ 485〜700L比較
結論:「静かで賢い」大容量。家族の動線を邪魔しない“上位解”
MR-WZ61Mは608L・6ドアのフレンチ。評価は冷却=5/省エネ=5/静音=4/設置=3/お手入れ=4。
とくに省エネ最適化と静音チューニングが効いており、LDK一体型の住環境でも動作音が気になりにくいのが強み。週1〜2回のまとめ買い・作り置きスタイルに余裕をもって対応します。
仕様早見表
項目 | 内容 |
---|---|
型番 | MR-WZ61M |
タイプ | 608L・フレンチドア(6ドア) |
想定ユーザー | 4〜5人家族/LDK設置で静音重視/週1〜2回のまとめ買い |
主な特徴 | 上位クラスの省エネ・静音/大容量でも見通し良い庫内レイアウト |
参考価格(執筆時点) | 約355,500円(ビックカメラ相場) |
購入・価格チェック
実用レビュー
① 冷却・保鮮:庫内容量の“余力”で温度復帰が速い
- 608Lのキャパと気流制御で、大量投入後も庫内温度が早く安定。チルド・野菜室の鮮度も良好。
- 大皿・背の高いボトルの収まりがよく、作り置き容器のスタッキングがしやすい棚構成。
② 省エネ性:大容量でも“実感の電気代”が穏やか
- 運転最適化が効き、日々の使用での省エネ性が高い印象。長期運用の家計負担を抑えたい家庭に合う。
③ 静音性:LDKでも気になりにくい
- コンプレッサーや製氷時の音が耳障りになりづらい設定。深夜の自動運転でもテレビ音量を上げる必要はほぼなし。
④ 設置性:フレンチで前方空間は省スペース、搬入は要チェック
- フレンチドアで通路側の張り出しが小さく開閉しやすい。
- ただし本体は大柄。玄関幅・廊下の曲がり角・設置奥行を事前採寸しておくと安心。
⑤ お手入れ・使い勝手:見通し◎で在庫管理がラク
- ガラス棚×明るい庫内照明で視認性が高い。食品ロスの抑制に寄与。
- 下段冷凍は引き出しの滑走が軽く、下ごしらえ食材/冷凍パンの出し入れがスムーズ。
注意・割り切りポイント
- 設置性スコアは3。搬入に不安があるなら一回り小さいWZ55M(547L)や、厚み控えめのMZ54M(540L)も候補。
- とにかく容量最優先ならWXD70M(700L)。価格重視の600L級ならMZ60M(602L)が狙い目。
比較:MZ60M/WZ55M/WXD70Mとどう選ぶ?
項目 | MR-MZ60M | MR-WZ55M | MR-WXD70M | MR-WZ61M |
---|---|---|---|---|
容量/開き | 602L/フレンチ | 547L/フレンチ | 700L/フレンチ | 608L/フレンチ |
評価(冷却/省エネ/静音/設置/お手入れ) | 5/5/4/3/4 | 5/5/4/4/4 | 5/5/4/3/4 | 5/5/4/3/4 |
強み | 容量×価格のバランス | 設置しやすいサイズ感 | 最上位の大容量・高質感 | 静音・省エネの上位最適化 |
おすすめ層 | 価格重視の600L級 | 間取り制約がある家庭 | 容量最優先/プレミア志向 | LDKで静かに使いたい家庭 |
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