この記事でわかること
- MR-WXD70Mの強みを冷却・保鮮/省エネ/静音/設置性/お手入れの5軸で評価
- WZ61M(608L)/MZ60M(602L)/WZ55M(547L)との違い
- 700Lゆえの圧倒的収納力と、大家族・作り置き派にハマる運用ポイント
※本記事はまとめ記事④(485〜700L|フレンチ中心)の特化レビューです。全体比較は下記に集約。
→ 幅スリムで大容量|三菱の大型フレンチ 485〜700L比較
結論:700Lの余裕×プレミアム装備。家事効率を“面”で底上げ
MR-WXD70Mは700L・6ドアのプレミアムフレンチ。評価は冷却=5/省エネ=5/静音=4/設置=3/お手入れ=4。
週1回の大型まとめ買い+作り置き大量仕込みを想定したときに、庫内の“段取り力”が段違い。食材が散らばらず、在庫管理と調理前準備の時短にしっかり効きます。
仕様早見表
項目 | 内容 |
---|---|
型番 | MR-WXD70M |
タイプ | 700L・プレミアムフレンチ(6ドア) |
想定ユーザー | 5〜6人家族/作り置き・冷凍ストック大量運用/来客・パーティ多め |
主な特徴 | 最上位級の容量×保鮮×省エネバランス/大鍋・ホテルパン対応の広い棚面 |
参考価格(執筆時点) | 約367,170円(ビックカメラ楽天市場店) |
購入・価格チェック
実用レビュー
① 冷却・保鮮:700Lでも温度復帰が速い“安心の余力”
- まとめ買い直後の大量投入でも庫内温度の立ち上がりが俊敏。鮮度保持ユニットの働きも相まって、肉・魚・作り置きの持ちが良い印象。
- 棚面が広く、大鍋・おせち重箱・ホテルパンなど“面で置きたい容器”もそのまま収まります。
② 省エネ性:プレミアム機でも“実働消費”は穏やか
- 搭載センサーと運転最適化で、大容量と省エネの両立。昼夜の負荷変動に合わせた賢い制御で電気代インパクトを抑えます。
③ 静音性:リビング一体でも生活音に埋もれる
- 冷却負荷が高まるシーンでも耳障りなコンプレッサー音が出にくい。製氷時の動作音も上位機らしく上品。
④ 設置性:フレンチの利点は大。搬入経路は必ず採寸
- フレンチ開きで前方クリアランスが少なくて済むため、対面キッチンでも通行がしやすい。
- とはいえ本体は最大級。玄関幅・廊下・曲がり角・設置奥行の事前チェックはマストです(スコア=3)。
⑤ お手入れ・使い勝手:見通し良好、動線短縮に効く
- ガラス棚&明るい照明で在庫の死角が少ない。ラベリング運用とも相性◎。
- 冷凍は引き出しストロークが長く、下ごしらえ食材・パン・アイスの“住所分け”が簡単。
注意・割り切りポイント
- サイズ由来で設置性は3。経路が厳しければWZ61M(608L)やMZ60M(602L)も検討。
- 価格はプレミアム帯。本体価格より“運用価値”(調理・買い物の時短、食品ロス減)まで含めて判断できる家庭におすすめ。
比較:WZ61M/MZ60M/WZ55Mとどう選ぶ?
項目 | MR-WZ61M | MR-MZ60M | MR-WZ55M | MR-WXD70M |
---|---|---|---|---|
容量/開き | 608L/フレンチ | 602L/フレンチ | 547L/フレンチ | 700L/フレンチ |
評価(冷却/省エネ/静音/設置/お手入れ) | 5/5/4/3/4 | 5/5/4/3/4 | 5/5/4/4/4 | 5/5/4/3/4 |
強み | 静音・省エネの上位最適化 | 価格バランスの良い600L級 | 設置しやすいサイズ感 | 圧倒的大容量と上質な使用感 |
おすすめ層 | LDK静音重視の4〜5人家族 | コスパ重視の買い置き派 | 間取り制約がある家庭 | 5〜6人家族/来客多め/作り置き大量運用 |
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:5〜6人家族/週末の大量買い・仕込み/来客が多い/冷凍ストック運用が主戦力
- 向かない人:搬入経路がタイト(→ WZ61M・MZ60Mへ)。
価格重視(→ MZ49M(485L)も候補)。
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