この記事でわかること
- NA-FA10H5-Nを洗浄力/時短性/省エネ/静音性/使い勝手の5軸で評価
- NA-FA7H5(7kg)/NA-FA8H5(8kg)/NA-FA7H3(7kg・旧世代)/NA-FA10H3(10kg・旧世代)との違い(容量・時短性・省エネ・価格バランス)
- 「10kgの大容量×泡洗浄は欲しいが、自動投入の価格アップは抑えたい」人に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事②(FA Hシリーズ|7〜10kg 泡洗浄・自動投入なし)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ Panasonic 縦型洗濯機 FA Hシリーズおすすめ|スゴ落ち泡洗浄で選ぶ7〜10kg中位モデル
結論:NA-FA10H5-Nは「10kg×スゴ落ち泡洗浄」を、自動投入なしで手頃に狙える大容量モデル
NA-FA10H5-Nは10kg・スゴ落ち泡洗浄・自動投入なしの縦型全自動洗濯機です。大容量槽と泡洗浄でまとめ洗い・大物洗いに強く、自動投入を省いた分だけFA Kシリーズより価格を抑えられるポジション。家族3〜5人規模で週末にどっさり洗う家庭や、布団カバー・シーツも自宅で洗いたい人が、「洗浄力と容量を優先しつつ、コストはほどほど」に選びやすい機種です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | NA-FA10H5-N |
| タイプ | 縦型全自動洗濯機/10kg(スゴ落ち泡洗浄・自動投入なし) |
| 想定ユーザー | 3〜5人家族/まとめ洗い・大物洗いが多い/自動投入より本体価格を優先 |
| 主な特徴 | スゴ落ち泡洗浄+大容量槽/パワフル立体水流/多コース・時短コース搭載/風呂水ポンプ対応 |
| 参考価格(執筆時点) | 約115,000円(※時期・店舗により変動します) |
出典:Panasonic 公式商品情報(NA-FA10H5-N|仕様・消費電力量)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)/カタログ記載寸法・質量。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 洗浄力:10kgでも泡が行き渡る“スゴ落ち泡洗浄”で、まとめ洗いに強い
- スゴ落ち泡洗浄+パワフル立体水流で、10kg満量でも洗剤液が衣類全体に行き渡りやすい構成です。泥汚れの多い子ども服やスポーツウェアを混ぜても、標準コースでしっかり汚れを落とせるバランス。
- 大物向けのコースでは、布団カバーやシーツなども絡まりを抑えながら洗える印象で、「洗濯機を2回に分けないと回せない」というストレスを減らしやすいです。
② 時短性:“1回でまとめて洗える”こと自体が時短に。日常コースは標準的
- FA Kシリーズほど攻めた時短コースではないものの、7kg・8kg機では2回必要な量を1回で回せる点が実質的な時短につながります。特に週末に家族全員分を一気に洗う家庭ほどメリットを感じやすいです。
- 標準コース/お急ぎコースともに「特別速い」というより中庸寄り。毎日2〜3回まわす家庭より、「1〜2回をしっかり洗う」スタイルに合います。
③ 省エネ:10kgとしては素直な水・電気の使い方。週末まとめ洗い派に有利
- 新世代H5だけあって、旧世代H3より消費電力量・使用水量のバランスは改善されています。一方で、10kgクラスなので1回あたりの水量はどうしても多めです。
- 「毎日少しずつ」より、ある程度の量をまとめて洗う使い方の方がトータル省エネになりやすい構成。週末に数回まとめて回す家庭ほど光熱費のメリットを感じやすいモデルです。
④ 静音性:インバーター搭載で“10kgなり”の音。夜間は使い方次第
- インバーター制御で洗い〜すすぎの運転音は比較的マイルドですが、脱水時は10kgゆえの振動・動作音がしっかり出ます。防振ゴムや設置床の強度で体感が変わりやすい機種です。
- 集合住宅での深夜運転は少し気を使うレベル。就寝前〜早朝を避け、日中〜夕方中心で使う家庭であれば、大きな問題になりにくい印象です。
⑤ 使い勝手:自動投入なしでも“10kgの余裕”が日々のストレスを減らす
- トップの操作パネルはシンプルで見やすく、標準・お急ぎ・毛布など基本コースが揃っているので迷いにくい構成です。自動投入はありませんが、洗剤量を自分で調整したい人にはむしろ合うという声も想像しやすいポジションです。
- 10kg槽の余裕で、洗濯カゴ1杯分+タオル類を一緒に放り込める感覚があり、「今日は洗濯物が多すぎて残った」という状況を減らしやすいのがいちばんの使い勝手メリットです。
注意・割り切りポイント
- 液体洗剤・柔軟剤の自動投入は非搭載です。計量の手間も減らしたいなら、自動投入付きのFA Kシリーズ(8〜10kg)も検討候補になります。
- 10kgクラスのため、設置スペース(幅・奥行・防水パンサイズ)や搬入経路の事前確認は必須です。スペースがタイトな場合は、7kg・8kgクラスのNA-FA7H5/NA-FA8H5が現実的な選択肢になります。
比較:NA-FA7H5/NA-FA8H5/NA-FA10H3とどっちを選ぶ?
| 項目 | NA-FA7H5(7kg) | NA-FA8H5(8kg) | NA-FA10H3(10kg・旧世代) | NA-FA10H5-N(10kg) |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | 泡洗浄エントリーの7kg | ファミリー向け8kg定番 | 旧世代の大容量泡洗浄 | 自動投入なしで10kg×泡洗浄を新世代で |
| 洗浄力 | ◎ 泡洗浄で7kgをしっかり洗う | ◎ 泥汚れに強く日常メイン機向き | ◎ 泡洗浄だが時短・制御は控えめ | ◎ 10kg満量でも泡が行き渡りやすい |
| 時短性 | ◯ 標準的な時短コース | ◯ 7kg機より余裕があり実質時短 | △ H5より所要時間長め | ◯ 「1回で済む」ことが時短になる |
| 省エネ | ◯ 7kgとしてバランス良好 | ◯ H5世代で効率改善 | △ 旧世代で電気・水はやや多め | ◯ 10kgとしては素直。まとめ洗い向き |
| 使い勝手 | ◯ 単身〜2人暮らし向け | ◎ 3〜4人家族のメインにちょうど良い | ◯ 価格重視なら有力 | ◎ 3〜5人家族の大容量担当。自動投入不要派に |
| 価格感 | 約80,000円 | 約90,000円 | 約100,000円 | 約115,000円 |
| 向く人 | 一人〜2人暮らし/容量控えめでOK | 3〜4人家族/自動投入不要で泡洗浄重視 | 10kgが必要だが予算優先 | 3〜5人家族/10kg×泡洗浄を新世代で取りたい人 |
口コミの傾向
「10kgで一気に洗えるので、洗濯回数が減って助かる」
「泡洗浄で汚れ落ちが良く、子どもの服も安心して任せられる」
「操作がシンプルで家族みんなが使いやすい」
「自動投入があれば完璧だった。次はKシリーズも検討したい」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:3〜5人家族で洗濯物が多い/布団カバーや大物も自宅で洗いたい/自動投入より容量と価格のバランスを重視する
- 向かない人:洗剤・柔軟剤の自動投入まで欲しい(→ 自動投入付きのFA Kシリーズ)/毎日こまめに洗い、そこまで大容量を必要としない(→ NA-FA8H5(8kg))
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