この記事でわかること
- RK890EJPを旨味/時短/多機能/手入れ/保温性の5軸で評価
- RK882(5.5合)/RK880CJP(5.5合)/RK8818JP(3.5合)/RK910(エッセンシャル 5.5合)との違い(3DIH・遠赤保温・厚釜の優位)
※本記事はまとめ記事①(ザ・ライス|遠赤外線×高火力IH)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ T-fal「ザ・ライス」炊飯器おすすめ|遠赤外線×高火力IHの全モデル比較【5.5合/3.5合】
結論:白米日常炊きの完成度が高い。“粒立ちとハリ”を安定させたいならRK890EJP
RK890EJPは5.5合・3DIH×遠赤×厚釜(約3mm)の上位モデル。厚釜で熱をしっかり受け止めるうえ、高火力3DIHが釜全体をムラなく加熱。さらに遠赤保温で炊き上がり直後の艶やかな食感を保ちやすく、白米主体の家庭で“迷ったらコレ”と言える安定解です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | RK890EJP |
| タイプ | 5.5合炊き/3DIH/遠赤外線加熱/厚釜(約3mm) |
| 想定ユーザー | 白米の食味重視/毎日炊く家庭/まとめ炊き+保温を使い分けたい人 |
| 主な特徴 | 高火力3DIH/遠赤保温でしっとり感維持/洗いやすい内ぶた・釜コート/炊き分け充実 |
| 参考価格(執筆時点) | 約3.4万円 |
出典:T-fal 公式商品情報(ザ・ライス|仕様)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 旨味:3DIH×厚釜で芯まで加熱。粒立ちと艶が出る
- 3DIHが上下左右から均一加熱。厚釜(約3mm)が熱を蓄えて沸騰維持が安定し、甘みの引き出しが速い。
- 蒸らし後も米粒のハリが残りやすい傾向。冷めてもパサつきにくく、お弁当にも相性良好。
② 時短:高火力で早炊きの“落とし穴”を抑制
- 高出力IHで吸水〜立ち上がりが俊敏。早炊きでもべちゃつきが出にくい実用域の仕上がり。
- 予約炊飯の温度管理が巧みで、朝炊きでも炊き上がりの再現性が高い。
③ 多機能:白米の炊き分けから玄米・冷凍ごはんまで
- 白米炊き分け(かため・やわらかめ)や玄米・雑穀・冷凍ごはん向けモードがひと通り揃う。
- 保温連携の微調整がきき、まとめ炊き+冷凍派にも運用しやすい。
④ 手入れ:内ぶた・蒸気口・釜の丸洗いで“毎日回せる”
- 取り外し点数はシンプルで、内ぶた/蒸気口/内釜を丸洗い可能。コートでこびりつきにくい。
- 凹凸が少ない天面で拭き掃除が時短。週末のリセットも苦にならない。
⑤ 保温性:遠赤保温でしっとり感が続く
- 遠赤保温が水分の抜けを抑え、長時間でも黄ばみ・におい移りが出にくい。
- 保温あり/なしの使い分けで、電気代と食感のバランスを取りやすい。
注意・割り切りポイント
- 価格はスタンダード機よりやや上。3DIHや遠赤保温の“日常の差”に価値を置ける人向け。
- 多彩さ最優先ではない。基本の白米を高く仕上げる設計に重心がある。
比較:RK882/RK880CJPとどっちを選ぶ?
| 項目 | RK882(5.5合) | RK880CJP(5.5合) | RK890EJP(5.5合) |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 厚釜3mmのバランス機 | ベーシック入門上位 | 3DIH×遠赤×厚釜の上位 |
| 食味(旨味) | 4 | 4 | 5 |
| 時短 | 4 | 3 | 4 |
| 価格感 | 約2.9万円 | 約2.4万円 | 約3.4万円 |
口コミの傾向
「白米の粒立ちが良く、冷めてもおいしい」
「早炊きでもべちゃつかず実用的」
「内ぶたや釜が洗いやすく毎日続けられる」
「価格がもう少し安いと選びやすい」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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