この記事でわかること
- CY353AJPを仕上がり/自動/多機能/手入れ/容量の5軸で評価
- CY3511JP(コンパクト定番)/CY3518JP(新世代コンパクト)との違い(低温・発酵の可用性/操作性/日常運用のしやすさ)
- 「少量×多機能」重視の1〜2人暮らし〜小さめ世帯に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事④(ラクラ・クッカー|小型・コンパクト)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ T-fal ラクラ・クッカー小型おすすめ|ミニ&コンパクトを比較【一人暮らしに最適】
結論:コンパクトなのに“できること”が広い。CY353AJPは副菜〜下味作りの回転率を上げる
ラクラ・クッカー プラス コンパクト CY353AJPは、小型でも低温・発酵・保温までカバーする“プラス”系。基本の圧力調理に加え、作り置きの下味・ヨーグルト・パン生地まで一台でこなせるのが強み。1〜2人分中心のキッチンで置きやすく、毎日の副菜づくりの手間を減らす実用機です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | ラクラ・クッカー プラス コンパクト CY353AJP |
| タイプ | 小型電気圧力鍋(コンパクト) |
| 容量目安 | 約3L・2〜3人分(少量〜普段使いに最適) |
| 主な特徴 | 低温調理/発酵/圧力/保温の多機能/取り外しやすい部品で手入れ簡単 |
| 参考価格(執筆時点) | 約1.5万円 |
価格は時期・店舗で変動します。最新の在庫・価格はリンク先をご確認ください。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 仕上がり:煮崩れを抑えつつ味が入りやすい
- 圧力+保温の加減が扱いやすく、根菜・肉の“味しみ”が良好。副菜のまとめ作りで再現性が高い。
- 小型ゆえの熱の回りの早さで、短時間でも“芯まで温まる”印象。
② 自動:必要十分。ナビは最小限で迷いにくい
- 予約・保温・一部自動に対応し、迷いにくい操作系。工程ガイドは簡潔で日常運用に合う。
- 内蔵レシピの網羅性は上位ほどではないが、毎日の定番料理は十分カバー。
③ 多機能:低温・発酵まで“プラス”の強み
- 低温調理(下味・鶏ハム・ロースト)や、発酵(ヨーグルト・生地)に対応。作り置きの幅が広がる。
- 煮込み・蒸し・炒め下ごしらえまで一台化。コンロ占有を減らすサブ鍋として優秀。
④ 手入れ:外せる部品が少なく洗いやすい
- 内鍋コーティングでこびりつきにくい。パッキンや圧力ピン周りも外して洗え、日常清掃が簡単。
- 食洗機対応部品が中心で、帰宅後の片付け負担を軽減。
⑤ 容量:1〜2人分が最適解。作り置きは小分け運用に
- 2〜3人分・副菜複数にちょうどよい。カレー等の大量仕込みはやや不向き。
- 作り置きは小分け容器前提で回すと、庫内滞留を防ぎロスが出にくい。
注意・割り切りポイント
- 大鍋系(角煮を多量・週末大量カレー)は容量不足。大きめが必要なら上位帯(標準〜上位)も検討。
- 内蔵レシピの深さより毎日の回転率重視。細かな自動ナビを求めるならクックフォーミー系が合う。
比較:CY3518JP/CY3511JPとどっちを選ぶ?
| 項目 | CY3518JP | CY3511JP | CY353AJP |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 新世代コンパクト(操作性改善) | 小型の定番ベーシック | 多機能“プラス”の小型 |
| 強み | 表示・操作性が快適 | 価格・基本性能のバランス | 低温・発酵まで一台化 |
| 向く人 | 毎日運用のストレス軽減 | コスパ重視の入門 | 少量×機能の幅を重視 |
| 価格感 | 約1.4万円 | 約1.6万円 | 約1.5万円 |
口コミの傾向
「少量でもしっかり味が入る」
「低温・発酵まで使えて調理の幅が広がる」
「片付けが簡単で毎日回せる」
「大量調理には向かない」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:1〜2人暮らし中心/副菜や下味の回転率を上げたい/低温・発酵まで使いこなしたい
- 向かない人:大容量で一気に仕込みたい(→ クックフォーミー大容量帯)/内蔵レシピの細かなナビ重視(→ タッチ対応クックフォーミー)


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