この記事でわかること
- K-77XR80を画質/明るさ/音質/機能性/コスパの5軸で評価
- K-75XR90/K-75XR70/K-75XR50との違い(画作り・明るさ・価格バランス)
- “映画やドラマの質感重視”ד大画面没入”で選ぶポイント
※本記事はまとめ記事②(75インチ上位|XRハイグレード)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ SONY BRAVIA 75インチおすすめ|XR上位と価格バランスを比較【大画面リビング】
結論:広色域×コントラストで“映画が映える”。K-77XR80は質感重視の大画面志向に最適
K-77XR80は77型・4K液晶・XR世代のプレミアム帯。発色の厚みと締まったコントラストで映像の“質感”を高め、HDR映画やドラマで優位性を発揮します。HDMI 2.1(4K120/VRR)など機能も一通り揃い、映像重視のリビングシアターを77型の迫力で楽しみたい人に向きます。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | K-77XR80 |
| タイプ | 77型・4K液晶・XR世代(高画質処理/HDR対応) |
| 想定ユーザー | 映画・ドラマの質感重視/大画面の没入感を求めるリビングシアター志向 |
| 主な特徴 | 広色域・高コントラストの画作り/4K120・VRR対応/音響最適化 |
| 参考価格(執筆時点) | 約93.5万円 |
価格は時期・店舗で変動します。主要ECの価格レンジと公式情報を基に要点を整理しています。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 画質:広色域×コントラストで“黒が締まる”。映画の陰影が豊か
- 広色域と緻密な映像処理で、肌や金属・夜景の質感が自然。HDRのピークに頼らず階調の粘りで魅せるタイプ。
- 大画面でも輪郭のにじみが少なく、被写体の立体感が出やすい。暗部の潰れも適切にコントロール。
② 明るさ:リビング照明下でも十分。眩しさより“見やすさ”重視
- 直下型のメリットを活かして白飛び・黒つぶれを抑制。窓際でも日中視聴が破綻しにくい。
- ピーク重視の“ギラつき”より、階調維持の明るさ設計。長時間の映画視聴で目が疲れにくい。
③ 音質:画面と定位が合いやすく、セリフが聴き取りやすい
- 筐体最適化と処理でセリフの明瞭度が高い。ニュース・ドラマで効果的。
- 低域の量感は必要十分。映画派はサウンドバー追加で一段リッチに。
④ 機能性:4K120/VRR対応でゲームも万全。使い勝手は素直
- HDMI 2.1(4K120/VRR)対応。ゲームモードの遅延も良好で、映画・配信と両立できる。
- 音声アシスタント・主要配信アプリに対応。リモコン操作も直感的で家族利用に向く。
⑤ コスパ:性能相応。画質重視の77型に“価値”を見いだすなら本命
注意・割り切りポイント
- 設置要件が大きい(搬入経路・スタンド幅・壁からの距離・視聴距離)。事前の採寸と配置計画は必須。
- 映画に最適化された画作り。最大輝度の派手さを求める場合は上位機(明るさ特化)も比較を。
- サウンドの迫力強化は外部オーディオ併用でカバーすると満足度が高い。
比較:同帯のSONY上位とどっちを選ぶ?
| 項目 | K-75XR90(75型) | K-75XR70(75型) | K-75XR50(75型) | K-77XR80(77型) |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | 明るさ・駆動力を最重視の上位 | 高バランスの準上位 | 主要機能の価格重視 | 質感重視のプレミアム |
| 得意領域 | スポーツ/HDRのピーク | 映画・配信・ゲームの総合 | 導入しやすさ | 映画・ドラマの階調・色再現 |
| 価格感 | 約82.5万円 | 約55.0万円 | 約38.5万円 | 約93.5万円 |
口コミの傾向
「色の階調が豊かで映画がきれい」
「大画面でも精細感が高く没入できる」
「4K120やVRRでゲームも快適」
「価格と設置ハードルが高い」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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