この記事でわかること
- BWC-018Pを冷却力/容量/温度安定/利便性/静音の5軸で評価
- 上下で温度を分けられるデュアルゾーン(18本)の使いどころと設置のコツ
- ペルチェ式まとめ(8〜24本)内での位置づけと、BWC-018PS/BWC-024Pとの違い
※本記事はまとめ記事①(ペルチェ式|静音・省スペース)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ PlusQ ワインセラーおすすめ【ペルチェ式】|静音・省スペースの小〜中容量を比較
結論:“赤白分けて静かに保管”。BWC-018Pは18本×上下別温度で、リビングに置きやすい
BWC-018Pはペルチェ式・18本・上下2温度の縦型。運転音の小ささと設置しやすさに加え、赤ワイン/白ワインを分けた温度管理が可能です。冷却の立ち上がりや周囲温度の影響はコンプレッサー式ほど強くはないものの、日常飲みのストックを静かに整えるという目的には合致。来客や週末の楽しみ用に常時10〜18本を回す暮らしにハマります。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | PlusQ BWC-018P |
| タイプ | ペルチェ式/18本/縦型/上下デュアルゾーン |
| 想定ユーザー | リビング設置/赤白の温度分けで“飲み頃”を保ちたい/騒音を抑えたい |
| 主な特徴 | 上下で温度設定を独立/コンパクト設置/振動が少なく静音 |
| 参考価格(執筆時点) | 約3.5万円 |
出典:主要ECの商品ページ(容量・機能)/価格レンジの目安。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 冷却力:日常飲みの“飲み頃”帯を静かにキープ
- ペルチェ式のため急冷は不得手ですが、適正本数・適正配置であれば日常の飲み頃帯を静かに維持。
- 庫内は詰め込みすぎず前後に余白を作ると効率よく循環。到着後の初期冷却は時間に余裕を。
② 容量:18本で“日常+週末”の回転にちょうど良い
- 標準ボルドーで最大18本。日常用を下段、来客・熟成寄りを上段など用途分けがしやすい。
- 太めボトルは棚間を調整し、ラベル同士の干渉を避けると出し入れが快適。
③ 温度安定:上下デュアルで“赤白分け”が明快
- 上下で温度帯を独立設定でき、赤/白の飲み頃に寄せやすい。開閉の偏りがある場合は温度を微調整。
- 周囲温度の影響は受けやすいので、直射日光や熱源の近くを避ける設置が前提。
④ 利便性:前面操作+視認性で日々の運用がスムーズ
- 前面操作パネルで上下の温度を切り替え・設定しやすい。ドア越しの表示で管理が速い。
- 縦型で省スペースかつ、棚のレイアウトを合わせれば出し入れの導線が素直。
⑤ 静音:リビング・寝室脇にも置きやすい駆動音
- ペルチェ式の特性で振動が少なく静音。生活音の中に紛れる“控えめ”な印象。
- 水平設置と放熱クリアランスを確保すると、駆動音の質と安定がさらに良くなる。
注意・割り切りポイント
- 周囲温度が高い環境では冷却余力が小さく感じやすい。夏場は室温管理(直射回避・風通し)が有効。
- 短時間での急冷用途には不向き。来客直前は事前に冷やす、もしくは保冷ワインクーラーを併用。
比較:同帯PlusQ(デュアルか静音棚か、容量重視か)
| 項目 | BWC-018PS(18本) | BWC-024P(24本) | BWC-018P(18本) |
|---|---|---|---|
| 特徴 | 静音×木製棚で見栄え重視 | “静音×収納”のバランス型 | 上下デュアルで赤白分け |
| 評価(5軸) | 2/3/2/3/4 | 2/4/2/3/4 | 2/3/3/4/4 |
| おすすめ | リビング映え・棚の質感 | 本数多め・買い足し余裕 | 飲み分け・温度分け重視 |
| 参考価格 | 約2.6万円 | 約4.0万円 | 約3.5万円 |
口コミの傾向
「音が静かでリビングでも気にならない」
「上下で赤白を分けられて便利」
「設置が楽で省スペース」
「真夏は室温の影響を受けやすい」
※主要ECサイトのレビュー傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:赤白を分けて保管したい/静音を最優先/18本前後で回す日常運用
- 向かない人:急冷・高い温度安定を最優先(→ コンプレッサー式まとめ)/本数を多く持ちたい(→ BWC-024P)

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