この記事でわかること
- OLED48B4PJAを画質/明るさ/音質/機能性/コスパの5軸で評価
- 48〜50型まとめ(48C5/48C3/48B4/50UT)内での立ち位置と、用途別の選び方
- 「デスク置き・省スペース」×「映画・動画配信」に最適化したセットアップのコツ
※本記事はまとめ記事⑤(48〜50型|デスク置き・省スペース)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ LG 48〜50型テレビおすすめ|有機EL 48C5/C3/B4と液晶50UTの違いを解説
結論:“初めての有機EL48型”。OLED48B4PJAは黒の美しさと必要十分な機能で、映画主体の省スペースに刺さる
OLED48B4PJAは48型・有機EL。小型OLEDらしくピークは控えめながら、黒の沈みと近接視聴でのコントラスト感が魅力。120Hz/VRR/ALLMなどゲーム周りも実用域で、webOSの操作性も良好。デスク〜狭小リビングで映画・配信・ゲームをバランス良く楽しみたい人に有力です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | OLED48B4PJA |
| タイプ | 48V型・4K・有機EL(120Hz/HDR対応/スマートTV) |
| 想定ユーザー | デスク置き・省スペースのリビング/映画・配信中心+時々ゲーム |
| 主な特徴 | 有機ELの黒表現/120Hz+VRR/ALLM対応/低遅延ゲームモード/webOSの快適UI |
| 参考価格(執筆時点) | 約9.8万円 |
参考:メーカー公開仕様・主要ECの価格レンジをもとに整理(価格は時期・店舗で変動)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 画質:48型の近接視聴で“黒の深さ”が効く
- 有機ELの黒浮きのない暗部表現で、映画やドラマのコントラストが際立つ。
- 小型で視距離が詰まっても精細感が持続。アンチリフレクションの効きも良好。
② 明るさ:ピークは控えめ。暗め〜中照度で最適
- 48型OLED相応のピーク。夜の視聴や遮光カーテン環境でベスト。
- 日中の直射が差す明るい部屋なら、位置調整や照明コントロールで対策を。
③ 音質:筐体相応。近距離では十分、遠距離は外部活用
- ボイス帯域は明瞭。近接のデスク視聴では実用十分。
- 2.0ch相当で低域は控えめ。サウンドバー追加で没入感が伸びる。
④ 機能性:120Hz+VRR/ALLMで“ライト〜ミドルゲーマー”OK
- 120Hz/VRR/ALLM対応でコンソールとの相性良好。入力遅延も低水準。
- webOSのホームUIは軽快で、主要VODのカバーも広い。
⑤ コスパ:有機ELの入り口として強い
- 同帯のC系より価格優位。暗室映画メインなら満足度が高い。
- ゲーム機能も必要十分で、一本で完結しやすい立ち位置。
注意・割り切りポイント
- 小型OLEDの特性上、HDRピークは控えめ。明るいリビング常用ならサイズアップや配置工夫を。
- 音の厚みは物理的な限界がある。映画の迫力重視なら外部スピーカー前提が安心。
比較:同帯のLGとどっちを選ぶ?
| 項目 | OLED48C5PJA | OLED48C3PJA | OLED48B4PJA |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 高機能・上位“C” | 価格と性能のバランス | 価格重視の有機EL入門 |
| 明るさ | やや有利 | 同等〜やや有利 | 控えめ |
| ゲーム機能 | 充実 | 実用充足 | 必要十分 |
| コスパ | 中 | 高 | 高 |
口コミの傾向
「暗室での黒が圧倒的で映画が映える」
「デスク置きでも視認性が高く目が楽」
「ゲームの応答が速くて快適」
「日中の明るい部屋ではまぶしさと反射が気になる」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:省スペースの映画・配信重視/デスク視聴・近距離視聴/初めての有機ELでコスパ重視
- 向かない人:明るいリビング常用(→ OLED48C5PJA)/音の迫力最優先(→ サウンドバー併用)


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