この記事でわかること
- MR-MZ60Mの実力を冷却・保鮮/省エネ/静音/設置性/お手入れ・使い勝手の5軸で評価
- WZ61M(608L)・MZ54M(540L)・WXD70M(700L)との違い
- 週1〜2のまとめ買い・作り置きに強いレイアウト/ランニングコストの目安
※本記事はまとめ記事④(485〜700L|フレンチ中心)の特化レビューです。全体比較は下記に集約。
→ 幅スリムで大容量|三菱の大型フレンチ 485〜700L比較
結論:600L超の“ど真ん中”。冷却と省エネが強く、家族の作り置きを支える
MR-MZ60Mは602L・フレンチ6ドアの中核モデル。
評価は冷却=5/省エネ=5/静音=4/設置=3/お手入れ=4。容量に余力があり、まとめ買い直後の庫内温度復帰が速い一方、電気代は上位クラスでも抑え気味。
「たっぷり入るのに賢く省エネ」を重視する4〜5人家族の本命候補です。
仕様早見表
項目 | 内容 |
---|---|
型番 | MR-MZ60M |
タイプ | 602L・フレンチドア(6ドア) |
想定ユーザー | 4〜5人家族/週1〜2回のまとめ買い/作り置き・冷凍ストック多め |
主な特徴 | 冷却レスポンス良好/省エネ重視設計/見通しの良い庫内 |
参考価格(執筆時点) | 約253,754円(価格.com相場) |
購入・価格チェック
実用レビュー
① 冷却・保鮮:大量投入時に強い“温度復帰”
- 600L超の余力+効率的な気流で、週末のまとめ買い直後でも温度が安定。チルド・野菜室の鮮度維持も上々。
- ボトルや大皿が収まりやすく、作り置き容器のスタッキングがしやすい棚構成。
② 省エネ性:クラス上位の“家計フレンドリー”
- 運転最適化により、使用実感の電気代は穏やか。容量増によるランニングコストの跳ね上がりを感じにくい。
③ 静音性:LDKでの存在感は小さめ
- コンプレッサー音・製氷音ともに耳障りになりづらいレベル。夜間の自動運転でも気になりにくい。
④ 設置性:前方スペースは取りやすいが“搬入”は要採寸
- フレンチドアで扉の張り出しが小さく、通路が狭いキッチンでも開閉しやすい。
- ただし本体は大柄。玄関・廊下・曲がり角の幅を事前に確認しておくと安全。
⑤ お手入れ・使い勝手:見通し良く在庫管理がラク
- ガラス棚+明るい庫内灯で視認性が高い。食品ロスを抑えやすい。
- 冷凍引き出しの可動もスムーズで、下ごしらえ食材や冷凍パンの回転がしやすい。
注意・割り切りポイント
- 設置性スコアは3。間取りに制約がある場合は一回り小さいWZ50M(495L)やMZ54M(540L)も検討を。
- 音に最上級の配慮なら、静音寄りの上位系WZ61M(608L)も比較候補。
比較:WZ61M/MZ54M/WXD70Mとどう選ぶ?
項目 | MR-WZ61M | MR-MZ54M | MR-WXD70M | MR-MZ60M |
---|---|---|---|---|
容量/開き | 608L/フレンチ | 540L/フレンチ | 700L/フレンチ | 602L/フレンチ |
評価(冷却/省エネ/静音/設置/お手入れ) | 5/5/4/3/4 | 5/5/4/4/4 | 5/5/4/3/4 | 5/5/4/3/4 |
強み | 静音・省エネの上位 | 質感と省エネのバランス | 最上位の大容量・高質感 | 容量×省エネの中核バランス |
おすすめ層 | LDKでさらに静かに | 置きやすさ優先の大型入門 | 容量最優先・プレミア志向 | まとめ買い派の筆頭候補 |
コメント