この記事でわかること
- MLY-60Cを冷却力/容量/温度安定/利便性/静音の5軸で評価
- MB-6110CE(32本・1温度帯)/MS-312C(100本・2温度帯)との違い(設置性・収納本数・長期保存適性)
- 初めてのワインセラーや“寝かせ日本酒”に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事①(容量・温度帯で選ぶ3モデル比較)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ 三ツ星貿易 エクセレンスのおすすめワインセラー|容量・温度帯で選ぶ3モデル徹底比較
結論:“幅29.5cmスリム×静音”。MLY-60Cは小スペースで導入しやすい18本の入門機
MLY-60Cは18本収納・1温度帯のコンパクトワインセラー(ワインクーラー)。設置幅29.5cmで賃貸やキッチン横にも置きやすく、運転音は控えめ。日常の飲み頃キープや、日本酒の横寝かせ保管にも使いやすいバランスです。長期熟成や大量保管が主目的なら上位機を推奨ですが、まずは“正しい温度管理”を始めたい人にちょうど良い選択肢です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | エクセレンス MLY-60C |
| タイプ | 18本・1温度帯(ワインセラー/ワインクーラー) |
| 想定ユーザー | 賃貸や省スペース環境/まずは飲み頃温度の短〜中期保管/日本酒の横置き保管 |
| 主な特徴 | 幅29.5cmのスリム設置/静音寄りの運転/見やすい棚配置とシンプル操作 |
| 参考価格(執筆時点) | 約6.8万円 |
出典:三ツ星貿易 公式商品情報(仕様)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 冷却力:入門機として十分。飲み頃の維持がしやすい
- 1温度帯で白・スパークリングの“飲み頃”キープに好相性。庫内循環は素直で、詰め込みすぎなければ温度復帰は良好。
- 長期熟成を前提にした深い温度管理は上位機が有利。MS-312C(2温度)が向くケースも。
② 容量:18本。日常+少しのストックに最適
- 18本の最小限+αで、日常消費と来客用のバッファが両立。多品種を横持ちするより、定番の回転に向く。
- ボルドー標準主体の想定。太めボトルは棚段調整で対応しやすい。
③ 温度安定:1温度帯として素直。日本酒の横置き管理にも
- 運用温度は12℃前後を基点に調整。頻繁な開閉でも過度なブレが出にくい構成。
- 寝かせ日本酒の温度キープにも活用可。にごり・生酒は開閉頻度を抑えると安定。
④ 利便性:幅29.5cmスリムで“置き場所の自由度”が高い
- キッチン脇やカウンター下など、賃貸でも置きやすいフットプリント。搬入経路の余白も取りやすい。
- 表示・操作は直感的でシンプル。棚の出し入れもスムーズで、掃除が容易。
⑤ 静音:生活動線に馴染む“控えめな動作音”
- 通常運転は就寝時間帯でも気になりにくいレベル。床の共振対策(ゴム足や設置面の水平)でさらに良化。
- 周囲クリアランスを守ると、放熱効率が上がり運転サイクルが穏やかに。
比較:同帯の三ツ星貿易モデルとどっちを選ぶ?
| 項目 | MB-6110CE(32本・1温度) | MS-312C(100本・2温度) | MLY-60C(18本・1温度) |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 中容量の王道バランス | 長期保存向けフラッグシップ | スリムな入門機 |
| 向く人 | 普段飲み+来客の余裕を確保 | 赤白を最適温度で長期熟成 | まずは正しい温度管理を小スペースで |
| 価格感 | 約6.8万円 | 約18.8万円 | 約6.8万円 |
口コミの傾向
「幅が細くて置きやすい、音も静か」
「操作がシンプルで使い始めやすい」
「日本酒の温度管理にも活用できる」
「2温度にできない。赤白を分けたい人には不向き」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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