この記事でわかること
- MAGENTA PRESTIGE OVER ICE SUP051UGを味わい/速さ/手入れ/多機能/静音の5軸で評価
- 上位全自動|Accademia/MAGENTA上位の比較におけるOver Ice搭載の優位点
- 中位〜入門&セミオートまとめとの分岐(自動ミルクの要否・手入れ頻度の違い)
※本記事はまとめ記事①(上位全自動)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ Gaggia 全自動エスプレッソおすすめ【上位比較】|AccademiaとMAGENTA上位の違いを徹底解説
結論:“Over Ice”で冷たい一杯まで最適化。SUP051UGは自動ミルク×多メニューで通年に強い
MAGENTA PRESTIGE OVER ICE SUP051UGは、低温抽出×専用レシピにより氷に負けない濃度とアロマを確保。ミルクカラフェでラテもワンタッチ、ホット/アイスの両立で季節を問わず満足度が高い一台です。評価は味わい4/速さ4/手入れ4/多機能5/静音3。上位らしい完成度で、家族利用やデスクサイド運用にも噛み合います。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | MAGENTA PRESTIGE OVER ICE SUP051UG |
| タイプ | 全自動コーヒーマシン(エスプレッソ/ラテ/Over Iceメニュー) |
| 想定ユーザー | ワンタッチ重視/通年でアイス需要あり/家族でメニューを使い分けたい |
| 主な特徴 | Over Ice専用レシピ/自動ミルク(カラフェ)/着脱式抽出ユニット&自動洗浄 |
| 参考価格(執筆時点) | 約25.1万円 |
購入・価格チェック
実用レビュー
① 味わい:低温・濃度・香りで“氷に強い”
- Over Ice専用プロファイルは低温・短時間で抽出し、氷で薄まりにくい濃度とアロマを確保。
- 通常エスプレッソはセラミックグラインダーで過抽出を抑え、安定したコクと後味のクリーンさに寄与。
② 速さ:ワンタッチで再現性高い一杯
- ホット/アイスともに予熱〜抽出のテンポが一定。ボタン操作だけで日常の速度を確保。
- ユーザープロファイルで量・濃度の記憶が効き、家族利用でも迷いなく素早い。
③ 手入れ:自動洗浄×着脱ユニットで負担を均す
- ミルクカラフェの自動洗浄で日々のケアは短時間。配管洗いは定期的にまとめて実施。
- 抽出ユニットは工具不要で着脱。湯通し・タブレット洗浄も案内に沿って簡単。
④ 多機能:ラテ系とOver Iceで“通年フル装備”
- 自動ミルクでカプチーノやラテを一貫抽出。泡質は穏やかで飲みやすい傾向。
- アイスメニューは氷量前提の味づくりができ、夏の常用ドリンクとして完成度が高い。
⑤ 静音:運転音は標準的。設置で体感を下げる
- グラインドとポンプ音はリビング基準で許容。同居時間帯でも使いやすい。
- 台の共振対策(厚めマット)と背面クリアランスで体感ノイズを軽減。
注意・割り切りポイント
- 価格は上位帯。Over Iceと自動ミルクをしっかり使う前提で価値が生きる。
- ミルク経路は定期洗浄が必須。週次の洗浄モード+月次の分解洗いを目安に。
- 氷の量が少ないと想定濃度より強めに感じることあり。グラス容量と氷を固定化すると再現性が上がる。
比較:Accademia/MAGENTA PRESTIGEとどっちを選ぶ?
| 項目 | Accademia SUP038G | MAGENTA PRESTIGE SUP051U | OVER ICE SUP051UG |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 最上位・多機能5 | 上位バランス・多機能4 | 上位+Over Ice・多機能5 |
| 強み | メニュー幅・自動洗浄系の充実 | 価格と機能の均衡 | 低温抽出でアイス最適化 |
| 参考価格 | 約24.6万円 | 約18.5万円 | 約25.1万円 |
口コミの傾向
「アイスでも薄まらず香りが立つ」
「自動ミルクで毎朝の準備が速い」
「設定を覚えて家族で使い分けやすい」
「価格が高め。ミルク洗浄の手間もゼロではない」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:ホットもアイスも高頻度/自動ミルクで手離れ重視/家族でメニュー共有したい
- 向かない人:初期費用を最小化(→ MAGENTA PLUS)/自分の手で味を追い込みたい(→ CLASSIC evo pro)

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