この記事でわかること
- ECAM55085MSを味わい/速さ/手入れ/多機能/静音の5軸で評価
- ECAM45086T/ECAM45055G/ECAM46860Wとの違い(UI・ミルク・操作性)
- 「家族でレシピ共有」や「自動ミルクでのラテ常用」に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事①(全自動フラッグシップ)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ デロンギ全自動フラッグシップおすすめ|エレッタ/プリマドンナ上位を徹底比較
結論:“上質UIで迷わない”。ECAM55085MSは家族で使いやすい表示系と自動ミルクで、毎日の満足度が高い
プリマドンナ クラス ECAM55085MSは全自動コーヒーマシンの上位帯。見やすいカラー液晶とアイコンUI、ラテクレマシステムによる自動ミルク、ユーザープロファイル/My Menuで“家族それぞれの定番”を素早く再現できます。味づくりは安定志向で、抽出スピードも良好。来客対応や日常のルーティン化に強い一台です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | ECAM55085MS |
| タイプ | 全自動コーヒーマシン(豆挽き〜抽出/自動ミルク/カラー液晶) |
| 想定ユーザー | 家族でのレシピ共有/ラテ常用/来客対応をスマートにしたい人 |
| 主な特徴 | ユーザープロファイル/My Menu/ラテクレマ自動ミルク/ワンタッチ多彩メニュー |
| 参考価格(執筆時点) | 約22.0万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:デロンギ 公式商品情報(ECAM55085MS|機能・仕様)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 味わい:安定抽出で“誰が淹れても同じ味”に近づく
- 豆量/ミル設定/温度の調整幅が適切で、エスプレッソ〜カフェメニューまで再現性が高い。
- ラテクレマの泡はきめ細かく甘みが乗りやすい。ミルク比率の調整で個々の好みに寄せやすい。
② 速さ:待ち時間少なく、家族利用でも回転が良い
- 予熱〜抽出〜ミルクまでのシーケンスがスムーズ。朝の複数杯もテンポ良く回せる。
- ワンタッチメニューで操作短縮。来客時の提供スピードも十分。
③ 手入れ:日常ケアが短時間で回る設計
- ミルク回路は自動洗浄ルーティンで手間軽減。タンク部品も分解しやすい。
- 抽出ユニットの取り外し洗浄が可能。水受け・かすトレイはアクセス良好で時短。
④ 多機能:プロファイル×カラー液晶で迷わず使える
- ユーザープロファイル/My Menuにより家族それぞれの定番を保存。カラー液晶は視認性が高くガイダンスもわかりやすい。
- エスプレッソ/ロング/カプチーノなど多彩なメニューを網羅し、日替わりでも飽きにくい。
⑤ 静音:早朝・深夜でも扱いやすい“落ち着いた作動音”
- グラインド音は全自動相応だが動作全体の騒がしさは控えめ。LDKでも使いやすい。
- 設置面の水平と下地で振動を抑えると、さらに体感ノイズが低減。
注意・割り切りポイント
- 価格は上位帯らしく初期費用は高め。UI・自動ミルク・家族共有の使いやすさに価値を見いだせる人向け。
- 冷ミルクやTo Goまで必要ならECAM45086Tも検討。
比較:同帯の上位モデルとどっちを選ぶ?
| 項目 | ECAM45086T | ECAM45055G | ECAM46860W | ECAM55085MS |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | Wi‑Fi/冷温ミルク/To Go | 冷温ミルクの多機能高コスパ | 自動ミルクの王道 | 高級感×カラー液晶 |
| 向く人 | 全部入り・時短最優先 | 多機能と価格のバランス | 直感操作でラテ常用 | 家族のレシピ共有と操作性重視 |
| 価格感 | 約34.8万円 | 約24.6万円 | 約17.6万円 | 約22.0万円 |
口コミの傾向
「カラー液晶で操作がわかりやすい」
「ミルクの泡がきめ細かくラテが美味しい」
「家族でお気に入り設定を分けられて便利」
「本体価格が高い」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:家族でレシピ共有/ラテ常用/操作性と見やすさを重視
- 向かない人:初期費用を最優先(→ ECAM46860W/ECAM35055B)/冷ミルクやTo Go必須(→ ECAM45086T)


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