この記事でわかること
- ECAM45086Tを味わい/速さ/手入れ/多機能/静音の5軸で評価
- デロンギ全自動フラッグシップまとめ内の上位機と違い(Wi‑Fi連携・To Go・冷温ラテクレマの網羅性)
- 「家族で多彩メニュー×時短」重視に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事①(全自動フラッグシップ)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ デロンギ全自動フラッグシップおすすめ|エレッタ/プリマドンナ上位を徹底比較
結論:“全部入り”の完成形。ECAM45086Tは冷温ミルク×To Go×Wi‑Fiで家族のコーヒー時間を最速化
ECAM45086T(エレッタ エクスプロア Wi‑Fiモデル)は、冷/温のラテクレマとTo Go(タンブラー抽出)、Wi‑Fi連携まで備えたフラッグシップ。リビングで選んだレシピを即座に本体へ送り、一台でブラック〜ミルクの全方位を高水準にカバー。忙しい朝や家族での使い分けに圧倒的な時短効果を発揮します。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | ECAM45086T |
| タイプ | 全自動コーヒーマシン(豆挽き一体・自動ミルク・To Go対応) |
| 想定ユーザー | 家族利用/ラテ常用/朝の“時短”重視/タンブラーで持ち出しもしたい人 |
| 主な特徴 | 冷温ラテクレマ/Wi‑Fi連携でメニュー拡張/大画面UI/To Go抽出/自動洗浄 |
| 参考価格(執筆時点) | 約34.8万円 |
出典:デロンギ 公式商品情報/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 味わい:冷温ラテクレマで“季節を問わず最適”
- ラテクレマシステム(冷/温)でフォーム密度が安定。アイスはキリッと、ホットはなめらかで甘みが出やすい。
- 豆量・挽き目・温度のカスタム幅が広く、ブラック〜ラテまで再現性が高い。濃度の段階調整も実用的。
② 速さ:To Goで“準備〜持ち出し”が一発
- To Goモードでタンブラーに直接抽出。出勤前でもワンアクションで完結する時短性が光る。
- 予熱〜抽出〜自動洗浄まで流れが速く、家族の連続オーダーにも強い。
③ 手入れ:自動洗浄+タンク管理で“日課がラク”
- ミルク回路は使用後のオートクリーンが有効。タンク分解も直感的で乾かしやすい。
- 抽出ユニットは取り外し洗浄が可能。週1のリンスで清潔を保ちやすい。
④ 多機能:Wi‑Fi連携で“レシピが増え続ける”
- アプリ連携で新レシピの追加・カスタム保存が可能。家族の好みをプロファイルで管理できる。
- 大きめタッチUIで操作が明確。来客時でもメニュー到達が速い。
⑤ 静音:抽出は許容、挽き時は“短時間で済む”
- グラインド音は全自動相応で短時間。抽出音やスチームは控えめでLDKでも使いやすい。
- 早朝運用は豆量控えめ+アイスメニューで体感をさらに下げられる。
注意・割り切りポイント
- 本体価格は上位帯相応。冷温ミルク+To Go+Wi‑Fiを日常で使い切れるかが鍵。
- 設置は奥行と上面クリアランスの確保を。ミルク運用時は専用洗浄の習慣化が前提。
比較:同帯のデロンギ上位とどっちを選ぶ?
| 項目 | ECAM45055G | ECAM55085MS | ECAM45086T |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 冷温ミルク対応の上位定番 | 高級感×カラー液晶 | 冷温ミルク+To Go+Wi‑Fi |
| 向く人 | 多機能を手堅く、価格も抑えたい | 上質UIと家族共有のしやすさ | 時短と拡張性を最優先 |
| 参考価格 | 約24.6万円 | 約22.0万円 | 約34.8万円 |
口コミの傾向
「冷たいフォームミルクが簡単で美味しい」
「To Goで朝が本当に楽になった」
「アプリ連携でレシピ管理が便利」
「価格が高く、置き場所も要検討」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:家族で多彩メニューを使い分けたい/朝の時短とTo Go重視/アプリでレシピを拡張したい
- 向かない人:価格最優先(→ ECAM45055G)/冷温ミルク不要・設置性優先(→ ミドルレンジまとめ)


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