この記事でわかること
- 85U7Rを画質/明るさ/音質/機能性/コスパの5軸で評価
- 85U8R(上位)/98U6R(コスパ寄り)との違い(高輝度・ローカル調光・ゲーム機能の厚み)
- 「映画・配信+ゲーム」重視の大画面を“無理ない価格帯”で選ぶ要点
※本記事はまとめ記事①(100〜85型|大画面ハイエンド〜コスパ)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ Hisense 100〜85インチおすすめ比較|U9R/U8R/U7R/U7N/U6Rの大画面を選ぶ
結論:“大画面の定番中位”。85U7Rは映像・ゲームの要点を押さえ、価格と満足度のバランスが良い
85U7Rは4K液晶・直下型ローカル調光・大画面85型の中位モデル。高リフレッシュ入力(HDMI 2.1)/低遅延/VRRなどゲーム機能を実用域でカバーしつつ、リビングの明るい環境でも見やすい中〜高輝度と広色域で“日常〜エンタメ”を幅広く楽しめます。最上位のピークや特別なスピーカーは求めない代わりに、設置現実性とコスパを両立する“ちょうど良い”選択肢です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | Hisense 85U7R |
| タイプ | 85型・4K液晶・直下型ローカル調光(広色域/倍速・高リフレッシュ対応) |
| 想定ユーザー | 映画・配信+ゲームを大画面で満遍なく/明るいリビングでの視聴が多い |
| 主な特徴 | ローカル調光でコントラスト向上/HDMI 2.1・VRR・ALLM/低遅延ゲームモード/実用OSでの操作性 |
| 参考価格(執筆時点) | 約24.2万円 |
出典:Hisense 公式商品情報(パネル・調光・端子)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)/カタログ記載寸法。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 画質:直下型ローカル調光で“締まり”を確保
- ローカル調光により暗部の白浮きを抑え、配信〜映画までコントラスト感を安定して確保。
- 広色域+倍速の組み合わせで、色のりと動きの滑らかさは日常用途に十分。
② 明るさ:明るいリビングで映える中〜高輝度
- ピークは上位ほどではないが、日中のリビングでも見やすいレンジ。HDRのハイライトも良好。
- スポーツやバラエティで白飛び・黒つぶれを抑えやすいトーン設計。
③ 音質:標準クラス。映像没入はサウンドバー併用で最適化
- 大画面に対してのスピーカーは標準的。ニュース・配信は十分、映画は外部オーディオで底上げが有効。
- ARC/eARCでの接続が容易、設置後の拡張性は確保しやすい。
④ 機能性:HDMI 2.1/VRR/低遅延でゲームも快適
- HDMI 2.1入力・VRR・ALLM対応で、最新ゲーム機の高フレーム入力に実用対応。
- ゲームモード時の遅延は低めで操作の一体感が高い。OS操作も軽快。
⑤ コスパ:大画面×実用機能が“届く価格”
- 最上位のピークやサウンドは求めない代わりに、大画面・調光・ゲーム機能のバランスでコスパ良好。
- セール期の値動きも安定し、インチ単価が納得感のある水準。
注意・割り切りポイント
- ピーク輝度・暗部表現はU8R以上が優勢。映画重視で妥協したくない人は85U8Rも要検討。
- 内蔵スピーカーは標準域。映画や音楽ライブ中心ならサウンドバー併用を推奨。
比較:85U8R/98U6Rとどっちを選ぶ?
| 項目 | 85U8R(85型) | 98U6R(98型) | 85U7R(85型) |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 上位・高輝度×ローカル調光 | 入門寄り・サイズ重視 | 中位バランス・実用機能 |
| 得意分野 | HDRのピーク・色のリッチさ | 大画面没入・価格 | ゲーム機能とコスパの均衡 |
| 価格感 | 約32.0万円 | 約39.8万円 | 約24.2万円 |
口コミの傾向
「ゲームの遅延が少なく快適」
「明るい部屋でも見やすい」
「大画面でも価格とのバランスが良い」
「映画の暗部は上位機に及ばない」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:大画面で映画・配信・ゲームを満遍なく楽しみたい/HDMI 2.1・VRRなどのゲーム機能を重視/価格と満足度のバランスを重視
- 向かない人:ピーク輝度・黒の沈み込みを最優先(→ 85U8R)/音質に強いこだわり(→ サウンドバー併用を推奨)


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