この記事でわかること
- Dyson Cyclone DS20 (SV55 FF BK)を吸引力/軽さ/持続/取り回し/静音の5軸で評価
- PencilVac/Cyclone(中位帯まとめ)における立ち位置と、同帯のPencilVac Fluffycones (SV50 FC)/PencilVac Fluffy (SV50 FF)/Cyclone V10 Fluffy (SV12 FF LF)との違い
- 毛ゴミが多い家庭や広めの間取りでの使い勝手(スタミナ重視の選び方)
※本記事はまとめ記事②(PencilVac/Cyclone|中位)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ Dyson PencilVac/Cycloneおすすめ|中位スティックのコスパと使い勝手を比較
結論:「吸引×ロングラン」。Cyclone DS20は毛ゴミ多めの家で“頼れるメイン”になる
Dyson Cyclone DS20 (SV55 FF BK)は中位Cyclone帯の実用寄りモデル。吸引力4/持続5のバランスで、ペットやロングヘア由来の毛ゴミが多い環境でも一気に掃除を完了できます。軽さや静音は最上位ではない一方、スタミナと取り切りやすさを重視するなら“ちょうどいい主力機”です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | Dyson Cyclone DS20 (SV55 FF BK) |
| タイプ | コードレススティック掃除機(Cyclone系)/フローリング中心+毛ゴミ対応 |
| 想定ユーザー | 毛ゴミが多い家庭/広めの間取りで一気に掃除したい人/中位の実用重視 |
| 主な特徴 | しっかり吸引×長時間運転の実用設計/日常のメイン機として安定運用 |
| 参考価格(執筆時点) | 約8.8万円 |
価格は時期・店舗で変動します。最新の販売価格は下記リンク先をご確認ください。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 吸引力:毛ゴミを“まとめて絡め取り”やすい中位の強さ
- 吸引力4相当で、埃+毛ゴミが混在する床でもスッと集めやすい。ラグ上の絡みやすい繊維も取り残しが少ない印象。
- フローリング主体なら一往復で仕上がりやすいため、掃除時間の短縮に寄与。
② 軽さ:数値より“持ち替え回数が減る”メリット
- 軽さ3で最軽量級ではないが、押し引き時の抵抗が小さめ。部屋数を跨いでも疲れにくい。
- 上方向の取り回しはスリム系に劣るため、高所は短時間で区切るのが快適。
③ 持続:中位随一の“ロングラン”で一気掃除
- 持続5相当のスタミナ。間取りが広くても充電1回でまとめて掃除しやすい。
- 吸引モードの切替で日常は標準・汚れは強にでき、電池消耗をコントロールしやすい。
④ 取り回し:広い面積の直線掃除が得意
- 取り回し3。小回り重視よりも、直線的にサーっと掃く動線で真価を発揮。
- 家具脚まわりはヘッドをやや大きく旋回させると引っかかりにくい。
⑤ 静音:出力相応。集合住宅でも時間帯配慮で快適
- 静音3。標準モード中心ならテレビ併用も現実的、強モードは短時間集中がコツ。
- ヘッドの床当たりを一定に保つと、不要な共振音が出にくい。
注意・割り切りポイント
- 最軽量や低騒音を最優先するなら、超軽量スリム帯も候補。
- レーザーの可視化や水拭きヘッドなど最新ギミックは非搭載。機能より実用重視の人向け。
比較:同帯Dyson(PencilVac/Cyclone)のどれを選ぶ?
| 項目 | PencilVac Fluffycones (SV50 FC) | PencilVac Fluffy (SV50 FF) | Cyclone V10 Fluffy (SV12 FF LF) | Dyson Cyclone DS20 (SV55 FF BK) |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | 軽量×実用バッテリーの上位トリム | 価格重視の軽量中位 | 定番中位のバランス型 | 吸引しっかり+持続長めの実用派 |
| 向く人 | 軽さ最優先でも持続も欲しい | 価格と取り回し重視 | 定番の安心感を重視 | 毛ゴミ多め・一気に掃除したい |
| 価格感 | 約8.2万円 | 約7.5万円 | 約6.5万円 | 約8.8万円 |
口コミの傾向
「吸引が力強く、毛ゴミもよく取れる」
「バッテリーが長く、一気に掃除できる」
「日常のメイン機として安定している」
「最軽量ではなく、高所掃除はやや重さを感じる」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:毛ゴミが多い/広めの間取りを一気に掃除/実用持続を重視
- 向かない人:軽さ・静音を最優先(→ 超軽量スリムまとめ)/最新ギミック志向(→ V12/V12sまとめ)


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