この記事でわかること
- IRSD-17Aを保冷性/省エネ/静音性/設置性/使い勝手の5軸で評価
- IRSN-15B(150L)/IRSN-23B(230L)との違い(容量バランス・省エネ・静音)
- 「電気代と静音のバランス」重視の一人暮らし〜二人暮らしに向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事②(140〜200L|2ドア中型)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ アイリスオーヤマ 冷蔵庫 140〜200L 2ドアおすすめ|自炊派にうれしい買い置き対応中型モデルを比較
結論:“省エネ×静音のちょうど良さ”。IRSD-17Aは自炊派が選びやすい中型2ドアの本命
IRSD-17Aは170L・2ドア・右開き。同帯の中でも省エネ性と静音性のバランスがよく、一人暮らし〜二人暮らしの自炊派に噛み合います。庫内は見通しがよく、冷凍・冷蔵の比率も扱いやすい。電気代と設置性を両立した“失敗しにくい定番”です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | IRSD-17A |
| タイプ | 170L・2ドア・右開き(冷蔵/冷凍) |
| 想定ユーザー | 電気代と静音性を重視する一人暮らし〜二人暮らし/自炊・作り置き併用 |
| 主な特徴 | 省エネ設計/静音性良好/棚の見通しがよく在庫管理がしやすい |
| 参考価格(執筆時点) | 約5.8万円 |
出典:主要EC掲載情報(容量・寸法・消費電力量の傾向)/同帯モデル比較による位置づけ。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 保冷性:日常使用に十分な安定感
- 170L帯としては庫内の温度復帰が素直。作り置き容器を詰めすぎなければムラを感じにくい。
- ドアポケットの配置が現実的で、冷気の流れを妨げにくいレイアウト。
② 省エネ:電気代の読みやすさが魅力
- 同社2ドア標準クラスで省エネ評価は高め。日々のランニングコストを抑えたい人に向く。
- 冷凍食品の出し入れが多い日でも、効率よく温度復帰しやすい挙動。
③ 静音性:ワンルームやLDKでも気になりにくい
- 通常運転音は落ち着いたレベル。テレビ視聴・会話の邪魔になりにくい。
- 設置クリアランスを守ると、コンプレッサー音の伝わりがさらに低減。
④ 設置性:中型でも“置きやすい”スリム感
- キッチン動線を圧迫しにくい実用サイズ。搬入経路の曲がり角と上面放熱は要採寸。
- 左右・背面の放熱スペースを確保すると静音・省エネの両面でメリット。
⑤ 使い勝手:在庫が見渡しやすく整理しやすい
- 棚・ポケットのレイアウトが素直で、調味料や牛乳パックの収まりが良い。
- 冷凍室は仕切りで区分けしやすく、ストックの行方不明が減る。
注意・割り切りポイント
- 保冷の絶対値は大型より控えめ(スコア3)。大量の温かい鍋の急冷には不向き。
- 野菜室独立は非対応。野菜を多く持つなら3ドア帯の検討も。
比較:IRSN-15B/IRSN-23B/IRSN-27Aとどっちを選ぶ?
| 項目 | IRSN-15B(150L) | IRSN-23B(230L) | IRSN-27A(270L) | IRSD-17A(170L) |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | スリムで静か | 買い置きに強い | 静音×省エネの上位 | 省エネ重視の定番中型 |
| 向く人 | 省スペース優先 | まとめ買い多め | 二人暮らしの本命 | 電気代と静音の両立を狙う単身〜2人 |
| 価格感 | 約5.2万円 | 約6.8万円 | 約7.5万円 | 約5.8万円 |
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:電気代と静音のバランス重視/自炊・作り置き併用/ワンルーム〜2人暮らしのキッチン
- 向かない人:野菜室独立が必須(→ 300〜370L|3ドアまとめ)/大量買い置き中心(→ IRSN-23B)


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