この記事でわかること
- MR-WZ55Mの実力を冷却・保鮮/省エネ/静音/設置性/お手入れ・使い勝手の5軸で評価
- MR-JW55M(547L)・MR-MZ54M(540L)との違い(静音・外装質感・価格)
- LDK設置でも静かで、見た目も上質な“ちょっと良い”大型フレンチを選びたい人向けのポイント
※本記事はまとめ記事④(485〜700L|フレンチ中心)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ 幅スリムで大容量|三菱の大型フレンチ 485〜700L比較
結論:静音と質感まで欲しいなら“WZ55M”。価格とのバランスは上々
MR-WZ55Mは547L・フレンチ6ドアの上位寄りモデル。上質な外観と静かな動作が持ち味で、リビング一体型キッチンでも気になりにくい。
評価は冷却=5/省エネ=5/静音=4/設置=4/お手入れ=4。同容量のJW55Mよりも静音・質感で優位、MZ54Mより容量で優位。価格は中庸で、総合満足度が高い1台です。
仕様早見表
項目 | 内容 |
---|---|
型番 | MR-WZ55M |
タイプ | 547L・フレンチドア(6ドア) |
想定ユーザー | 4〜5人家族/LDK設置/静音・質感も重視 |
主な特徴 | 静音寄りチューニング/上質な外装仕上げ/見通しの良い庫内 |
参考価格(執筆時点) | 約255,200円(実勢/価格.com相場) |
購入・価格チェック
実用レビュー
① 冷却・保鮮:547Lの余力で“温度復帰が速い”
- まとめ買い直後も庫内温度が安定しやすく、生鮮・作り置きの鮮度キープが得意。
- チルド/野菜室の実効容積にも余裕があり、調味料や背の高いボトルのレイアウトが組みやすい。
② 省エネ性:大容量でも“家計フレンドリー”
- 庫内状況や開閉状況に応じた運転でムダな消費を抑制。長期の電気代視点でも扱いやすい。
③ 静音性:上位らしい抑え込み。LDKでも快適
- コンプレッサー・製氷時の作動音が控えめ。夜間でも存在感が薄い。
- 「音を最優先」ならさらに上位の質感モデルもあるが、WZ55Mで十分に静かという家庭が多いはず。
④ 設置性:フレンチで動線◎、ただし搬入採寸は必須
- 左右に分割して開けられるため、前方スペースの少ないキッチンでも扱いやすい。
- 本体が大柄なので、玄関〜廊下〜設置場所の曲がり角まで事前にチェック。
⑤ お手入れ・使い勝手:見通し良く在庫管理しやすい
- 明るい庫内灯とガラス棚で視認性が高い。食品ロスを抑制。
- 引き出しの動きも滑らかで、冷凍ストックの回転がしやすい。
比較:JW55M/MZ54M/WZ50Mとどう違う?
項目 | MR-JW55M | MR-MZ54M | MR-WZ50M | MR-WZ55M |
---|---|---|---|---|
容量/開き | 547L/フレンチ | 540L/フレンチ | 495L/フレンチ | 547L/フレンチ |
価格(参考) | 約26.8万円 | 約24.2万円 | 約26.5万円 | 約25.5万円 |
強み | 容量×実売の安さ | 質感と省エネのバランス | 設置しやすい外寸(やや小柄) | 静音・外装質感のバランス |
おすすめ層 | 「まず容量と価格」派 | コスパ良く上質に | 495Lで十分・設置制約あり | LDK設置で音と見た目も重視 |
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