この記事でわかること
- MR-CX37Mを冷却・保鮮/省エネ/静音/設置性/お手入れ・使い勝手の5軸で総合評価
- MR-CX33M・MR-CX27Mとの違い(容量・設置性・静音の差)
- 「冷蔵・冷凍どちらも大事」な2人暮らし〜小さめ家族に向く理由
※本記事はまとめ記事②(270〜330L|2人暮らし向け3ドア)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ 200〜330Lで迷ったら|三菱3ドアおすすめ【幅スリム中心】
結論:“365Lの余裕”で作り置きも冷凍も安心。中型3ドアの到達点
MR-CX37Mは365L・3ドアの右開きモデル。日常の食材+週末の作り置き・冷凍ストックまで一台で回せる余力が魅力です。冷却は力強く、静音も良好。設置は片開きゆえの配慮が必要ですが、「330Lでは少し足りない」層の最有力候補になります。
仕様早見表
項目 | 内容 |
---|---|
型番 | MR-CX37M |
タイプ | 3ドア・365L(冷蔵/野菜室/冷凍) |
開き方 | 右開き(片開き) |
想定ユーザー | 2人暮らし〜小さめ家族/作り置き・冷凍も重視 |
特徴 | 冷蔵・冷凍のバランス良/ガラストレーで清掃しやすい |
参考価格(執筆時点) | 約124,255円 |
購入・価格チェック
実用レビュー
① 冷却・保鮮:大皿+作り置き+飲料の“同居”に強い
- 上段は高さに余裕、ガラストレーで作り置き容器の平置きがしやすい。
- 冷凍室は深さと仕切りのバランスが良く、肉・魚・パンの仕分け冷凍が快適。
② 省エネ性:日常使いで無理なく省エネを維持
- 扉開閉が少ない生活パターンなら運転が穏やかで、年間消費電力のブレが少ない。
- 急冷・急凍の常用を避ければ、330L級と近い体感ランニングコスト。
③ 静音性:LDKで“気になりにくい”。夜間も穏やか
- コンプレッサー音は低めの帯域中心で、生活音に紛れやすい。
- 霜取り時の小音はゼロではないが、総じて良好な静音。
④ 設置性:右開き片開き。壁寄せ・通路幅の確認は必須
- 右側に扉可動域が必要。左壁寄せだと奥の棚に手が届きにくい点は要注意。
- 幅スリム特化のMR-CX27Mほどではないが、標準的キッチンには収めやすいサイズ感。
⑤ お手入れ・使い勝手:ガラストレー&見やすい野菜室
- 液だれはガラストレーでひと拭き完結。庫内灯も明るく、在庫の把握がしやすい。
- 野菜室は葉物/根菜/ボトルの住み分けがしやすく、迷子を防止。
注意・割り切りポイント
- 右開き固定。レイアウト次第では可動域がシビアになり得る。
- 見た目・静音をさらに重視するなら、質感高めのMR-CX33Mも検討余地。
比較:MR-CX33M/MR-CX27Mとの違い
項目 | MR-CX37M | MR-CX33M | MR-CX27M |
---|---|---|---|
容量/構成 | 365L/3ドア | 330L/3ドア | 272L/3ドア |
特徴 | 冷蔵・冷凍のバランス最良 | 質感・静音バランス良 | 幅スリムで設置有利 |
静音性 | ◎(良好) | ◎(良好) | ○(標準〜良好) |
価格帯(参考) | 約12.4万円 | 約12.4万円 | 約11.5万円 |
向き | 作り置き+冷凍も重視 | 見た目・静音も重視 | 設置幅最優先 |
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